現代のスマホライフを拡張する。<A SCENE>の古家さんが想い描く、最強の応援団としての役目と、あのガンダムコラボの話。


ルーツになってる存在はおじいちゃん。コラボする上で最強の応援団になりたいと言ったのも、僕を応援してくれてるおじいちゃんがいたからなんです。

一族最強のスペックから、音楽〜映画〜ファッション業界での話を伺ってきましたが、古家さんの人となりが見えてきた気がします。表現者でもあるし、繋がりの結び目を作るハブ役でもあるし、そう考えるとみんなに「こっちやでー!こっちおもしろいでー!」って矢印を作る人なのかなと。<A SCENE>では今後もいろんな仕掛けがあるとのことですが、そこで示す矢印の方向とは?コラボする上で大切にしてることとは、何でしょう?

最強の応援団になりたいって思ってます。自分の力といろんな繋がりを生かし、喜んでもらえるのは何か。そこを突き詰めて示していきたい。そして、その喜び方まで考えていきたいんですよ。

なるほど。その喜び方を考えるとは、どんなことですか?

例えばAさんに対して、こうすれば喜んでもらえるかな、というのはあくまでもスタートライン。そこでAさんに喜んでもらえると、その周囲にも喜びが派生するんじゃないかなとか。周囲が喜べば、その喜びはまたAさんにも返ってくるんじゃないかなって。

撮影中に取引先でもある南堀江の『THE GROUND depot.』へ。スタッフの角尾さんと、アイテムの動きについて話し込んでいました。

喜びを派生させ、循環させる。

それが最強だと思ってるので、そういうコラボを実現していきたいですね。

<A SCENE>というブランド名の通り、いろんな喜びの場面を作っていくと。

まさしくその通りです。喜んでもらえるための矢印は示しつつも、瞬間的に自分は点になり、どういう人やブランド、ショップなどを繋げていけばおもしろくなるかをとことん考える。そこで僕のおかんが適任なら、おかんをどう生かすかまた考えていく。マジでそのレベルで考えてますし、繋げて生かして最強の応援団になれたらなと。

そうやってコラボを考えてくれる人がいたら、タッグを組む相手の方もめちゃ心強いですよね。お母さんが適任になる日も、楽しみにしてます(笑)

あとは、売れることも大切ですが、コラボする上では認知されないのが一番ダメ。「そんなことしてたんや?」って言われるのは絶対に避けないといけないから、興味を持ってもらうためのビジュアル、プロモーションを考え抜くのは不可欠ですね。

先ほども「ファッションの外側にいる人たちにも喜んでもらえた」って話もしてましたもんね。認知される対象が広がったり、変わっていくことで、最強の応援団たる由縁にもなりますし。

そうなるとまた、繋がりも拡張していきますからね。だから、矢印を示し、点を打ち続けていくのみ!そこはこれからも大事にしていきたいと思ってます。<master-piece>の時はブランドの認知度もあり、自分のアイデアや繋がりを生かしながら実現できてる部分もありましたが、<A SCENE>の古家になった今、これからどんなことを表現していけるのか。実は、自分自身に一番興味を持ってる状況でもあるんですよ。

自分に一番ワクワクできるって、めちゃくちゃええ状況じゃないですか!

ウィメンズスマホケースブランドのパイオニアである<ajew>をつくり上げた社長の新井からも<A SCENE>のことは全て任せてもらってるので、スマホを使う人たちの生活を拡張できるガジェットアクセサリーブランドとして、これからもどんどん成長させていきたいですね。

こちらは『THE GROUND depot.』店長の北浜さん。<master-piece>時代に<nunc>を手がけてる頃からの付き合いで、<A SCENE>に移ってからもすごくお世話になってるそう。

ちなみに今後、タッグを組んでコラボしたい相手とは?もし話せる範囲で教えてもらえれば(笑)

カ◯ミケンさんとか、ア◯モスピンクさんとか…、今、いろんなプロジェクトが動いてるので楽しみにしておいてもらえれば(笑)。ただ、個人的には実現したいコラボは、まだまだめちゃくちゃあります。売上には全然ならないけど、その人だけの専用アイテムを作ったりとか。

お!そこはやっぱり人ありきなんですね。

ブランドやショップ、人、物、事など、コラボとしての見え方は様々ですが、タッグを組むのは人ですからね。最強の応援団としては、そんなコラボも実現できるとワクワクするだろうし、楽しいだろうなって。

それは究極のコラボですね。今後発表されるコラボも、楽しみにしてます!では最後に、先ほど僕の方で勝手に“矢印を作る人”と言っちゃいましたが、古家さん自身はどんな人でありたいと思ってますか?仕事もプライベートも含め、古家幸樹としてのあり方を聞かせてもらえれば!

これまで生きてきて会ったことのある中で、自分のルーツになってる存在はおじいちゃん。最後まで野球の指導者として人生を終え、自分を認めてくれた人だから、やっぱりリスペクトしてます。人にパワーを与えてくれる存在だったし、コラボする上で最強の応援団になりたいと言ったのも、おじいちゃんが僕を応援してくれてたからなんです。だから、おじいちゃんのように人に自信を与えられる存在になりたいなと。

古家さんの中では、とてつもなく偉大な存在なんですね。

実は、スマホケースの内側におじいちゃんの写真を忍ばせてるんですよ。普通のクリアなケースならすぐ見えちゃうんですが、それはちょっと恥ずかしいので、そんな時は<A SCENE>のスマホケースが役立ちます!

ちゃっかり宣伝も(笑)

まぁ、それはネタですが、たまに写真を見てると、「プロって何かな?」と考えさせられる時があるんですよ。人によっては「ちゃんとメシが食えてる」とか「名前が通ってる」とかいろいろあると思いますが、それだけではないなと。精神的な強さ、人としてのあり方、そんなことを考えたりして、今の自分はどうかなと見つめ直してます。僕は野球では何者にもなれなかったけど、何者かにはなるという心をおじいちゃんに植え付けられてきたので、そこは追求していきたい。でも、常に楽しむことは忘れないでいたい。ちょっと答えになってるかは分かりませんが、そんな古家幸樹でありたいなって思ってます!!


<古家さんのお気に入りのお店>

BOKU HA TANOSII(大阪市浪速区恵美須東)
4月6日にリニューアルオープンした、<THEモンゴリアンチョップス>が手がけるボクタノの旗艦店。<A SCENE>も取り扱ってもらってて、相変わらず楽しいが全開のショップです!

夢打庵(西宮市門戸荘)
僕が日本で一番美味しいと思うお蕎麦屋さんです。妻とよく一緒に行ってて、鴨南蛮は間違いない味わいなので、ぜひ!

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Profile

古家 幸樹

1987年生まれ、奈良県大和郡山市出身。アスリート家系のサラブレッドとして期待されるも、プロ野球選手になる夢を断念し、レゲエと映像制作に没頭。大学卒後は東京の大手映画会社を経て、<master-piece>を展開するMSPCに入社。2017年にバッグブランド<nunc>を立ち上げた後、2020年からは<master-piece>のディレクターに就任。同社を退職後、2023年8月に<A SCENE>のディレクターに就任し、リブランディングを図りながら様々なコラボを手がける。身長193cm、足のサイズは30cm。趣味は奥さんとの美術館巡りと、脳内リセットのために行うPlayStation4。

Instagram: @ascene_official
https://ascene.co.jp/

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