この瞬間だけはワーキャー上等!よしもと漫才劇場発・6人組イケオジアイドルグループ<漫烈>の、芸人とアイドルの境界線。

普段は客席から静かに見守る、推し芸人のお笑いライブ。推しへの愛を思いきり表現したいけれど、マナー違反になってしまうしなかなかできない……。そんなファンたちのモヤモヤを解消するべく立ち上がったのが、「公認でキャーキャー言えるライブ」をコンセプトにしたよしもと漫才劇場発のおじさんアイドルグループ<漫烈>です。メンバーは、このプロジェクトの発起人であり、リーダーを務めるてち(黒帯・てらうち)、のりのん(ツートライブ・たかのり)、さっくん(祇園・櫻井健一朗)、HERO(デルマパンゲ・広木英介)、ヒガシティー(ダブルヒガシ・東良介)、ハマー(カベポスター・浜田順平)の6名。芸歴8年目以上の極メンバーの中から、隠れたイケオジ芸人がピックアップされています。昨年大晦日に開催された『大晦日大祭典2025』では、デビューシングル「A-11」を発表し、クールな歌とダンスで観客を魅了しました。今回は、2月13日(金)に大阪・難波のYES THEATERで開催された<漫烈>のイベントにMARZEL編集部が潜入。終演後のサイン会を終えた6人に集まってもらい、いろいろと話を聞いてきました。大いに盛り上がりを見せたイベントの模様と共にチェックしてください!
女の子たちの笑顔を見ていたら、疲れが吹き飛びました。温かく迎えてくれたお客さんに感謝です。

イベント後に開催された漫烈初のサイン会は、1時間半にもおよぶ大盛況!非常にお疲れの中、時間を取っていただきました。
※皆さんには、あくまでアイドルとして話を聞いています。芸人とアイドルの狭間でどんなスタンスを取るか悩んでいる様子にも注目しつつ、読んでみてください!
今日はお疲れのところ、時間を取っていただいてありがとうございます。皆さんビジュアルもばっちりキマっていて、想像以上にしっかりアイドルでした。早速ですが、イベントとサイン会を終えた感想を教えてください。
※のりのんは、終演後に別のお仕事があり後から合流してくださいました。

てち:1時間歌って踊って、疲れちゃうかなぁと思ったんですが、女の子たちの笑顔を見ていたら全然しんどくなくて、逆にパワーをもらいました。ずっとこんな感じでやっていきたいですね。
普段はなかなか経験することがないような、黄色い声援を浴びていかがでしたか?
てち:「キャー」っていう声援と同じくらい、俺も君たちのことを想っているよ。そんな風に心の中で応えていましたね。
ヒガシティー:……これ文字にしたらえぐいな。
一同:(笑)
ヒガシティーさんはいかがでしたか?

ヒガシティー:担当カラーのピンクのペンライトが客席で輝いてるのを見て、心が高揚しました。これだけみんなに応援してもらってんねんな、じゃあ恩返しせなあかんなと。僕のキラキラパワーで、みんなを笑顔にせなあかんと非常に思いました。
てち:ほんとヒガシティーは素直だね。
ヒガシティー:ありがとう、てち。
ヒガシティーさんは、イベント内で発表された人気ランキング(※)で1位を獲得されていましたね。
(※)漫烈人気ランキング
1位 ヒガシティー(189票)
2位 ハマー(158票)
3位 さっくん(81票)
4位 てち(74票)
5位 のりのん(73票)
6位 HERO(36票)
ヒガシティー:ありがたかったけど、ほんまになんでかわからないですね。前回も1位にしていただいて、引き続き1位としてやっていけたらなと思います。
「ねえ、笑って」という決め台詞にも歓声が起こっていました。
ヒガシティー:歓声と、謎の笑いがね。なんで笑われてるかはわかってないんですけど、なんか笑われていましたね。でも、みんなが喜んでくれるならそれでいいなと思います。
次はHEROさん、お願いします。

HERO:お客さんがそれぞれメンバーのうちわを作ってくれていて。サイン会の時に聞いてみたら、1枚作るのに2時間くらいかかっているらしいです。それってめっちゃ愛やなって。僕らに対する大きな愛を感じました。

ヒガシティー:HEROのファンは、特に一粒一粒がデカいですもんね。数はあれですけど粒がデカい。
HERO:一人ひとりがBIG LOVE。
一同:(笑)
HEROさんの決め台詞「ブレイクダウン」も、めっちゃ盛り上がってました。
さっくん:あのギャグね。
HERO:ギャグちゃうねん。カッコいいでやってるから。
すごくカッコよかったです。次はさっくんさんお願いします。
さっくん:えーと、さっくん的には〜……。
ハマー:一人称さっくんなんや(笑)
さっくん:やっぱり登場する時が1番不安なんですよ。自分が出た時にどんな反応があるんやろって。登場シーンでみんなが一言ずつコメントをするってなったんですけど、舞台に上がる直前まで頭の中が真っ白で、なんて言おうなんて言おうってずっと考えてたんですよね。だけどセンターに立って、みんなに歓迎してもらえてるって思った瞬間、なんか言葉が降りてきたんですよ。
ハマー:なんて言ったんでしたっけ?

さっくん:「お待たせしました、さっくんです」。
一同:(笑)
ヒガシティー:降りるやろそりゃ。それくらいは降りてくれよ。絶対その前に思いついてたやろ。
ハマー:絶対袖で考えてから出てきたでしょ。
さっくん:本当にまっさらな状態から出た言葉で、漫烈ってゼロイチを生んでくれるんやと。いや、漫烈やからこそ生まれたんかなと思いましたね。
ハマー:相方(祇園・木﨑太郎)のギャグを横領しただけでしょ。
さっくん:新しい発見でした。まだ知らない自分の一面に気付かせてくれる、そんなイベントでしたね。

よかったです。温かく迎えてくれるお客さんがあってこそですよね。
さっくん:ほんとにそう思いました。練習もしてきたけど、お客さんの前でやったダンスが1番よかったし。
ハマー:それはほんまにそう。
ヒガシティー:やっぱり応援してくれると気持ちが違いますね。
さっくん:お客さんの前で楽しくできたので、それもよかったですね。
ハマーさんはいかがですか?

ハマー:僕もさっくんと同じですね。舞台に出る前は不安やったんですが、先に出ていたてちとヒガシティーが「こっちに来ていいよ」っていう笑顔を向けてくれて、後ろに控えていたHERO、さっくん、のりのんが背中を押してくれました。さぁやるぞって気合いを入れて出て行くと、客席にいるみんなの笑顔や僕の担当カラーの紫のペンライトや服を着ている人が見えて。今まではオレンジやったけど、紫が1番好きな色になりましたね(落ち着いた小さい声で)。
ヒガシティー:だから声量とか伝わらんて。
ハマー:僕の言葉の後ろに「(落ち着いた声で)」って書いてもらっていいですか?
さっくん:「(小さい声で)」とかな。
ハマー:ライブ中にも言わせてもらいましたが、僕は皆さんやファンの方が築き上げてきた漫烈に途中から入らせてもらった身で、受け入れてもらえるかなって正直心配だったんです。だけど、「ハマーもいて大丈夫だよ」「パフォーマンス良かったよ」と声を掛けてくれたり温かい目線を向けてくれたりして、ようやく僕もメンバーの一員になれたんやと実感できました。あの漫烈の舞台に自分も立てるんだという感動もありましたね。
ヒガシティー:お前初期からおるやん。
さっくん:(ハマー加入前に)道頓堀シアターでライブ一回やってただけやねん。
HERO:1曲目からしっかり入ってるしな。
てち:でもやっぱり後から入ったやつ独特の心理というか、ハマーにしかわからん苦しみもあるもんな。
ハマー:これ言っちゃいますけど、見えないところで「大丈夫、大丈夫」っててちがずっと励ましてくれていて。「元からおった体でやってくれ。お前をメンバー扱いせえへんやつは俺が許さん」と。あの言葉が1番嬉しかったですね。
てち:ありがとう。ハマーは本当に強い漢です。
ハマー:やっぱりアイドルできるかなって不安やったんですけど。みんなの笑顔とか声援が、僕を今日アイドルにしてくれたように思いますね。……なあ、ヒガシティー。
ヒガシティー:ハマーとは同期同士で、今までずっと一緒にやってきたので。芸人としてもそうですが、アイドルとしてもこれから切磋琢磨していい関係でありたいなと思います。
ハマー:こいつが俺をここまで引っ張り上げてくれました。
さっくん:なんやねん。この薄ラリー長いぞ。
HERO:長いすね。
ヒガシティー:同期がいて心強いですね。
ハマー:ほんと同期で良かったです。

同期としての強い絆を感じました。この日を迎えるまでに感じた苦しみや葛藤など、もしあれば教えてください。
てち:みんなを代表して、僕からお話ししようかな。僕ら普段は漫才師なんですよ。漫才師とアイドルを両立させられるのか、これはすごく悩みましたね。
ハマー:なんか泣いちゃいそうですね、てちさん。


昨年12月31日に行われた『大晦日大祭典2025』でデビューシングル「A-11」をお披露目されていましたが、みんなで練習する時間がほとんど取れなかったとお聞きしています。

ヒガシティー:そもそも12月ってめっちゃ忙しいから、全員で集まる時間がほぼほぼ取れないんです。しかも大晦日のイベント準備や、漫烈メンバーに体調不良者が出たのもあって、合わせる時間が本当になかったです。みんな前日の夜中2時くらいまで練習したよね?
ハマー:遅くまで頑張ったよね。
HERO:しんどかったね。
ヒガシティー:1日働いた後に、夜中の2時くらいまで練習しました。本番も合間を見つけて、短い時間だけどみんなで合わせて。体力的にはすごくしんどかったけど、いざ舞台に上がって客席にいるみんなの笑顔を見た時、頑張ってよかったなって思ったね。
てち:僕が1番大変だったのが、やっぱり削る作業かな。みんな時間がない中でやってるから、このダンスは無理だとか、後半は覚えられないからゆっくり歩いて誤魔化そうとか。
さっくん:そんなん記事になってええわけないやん。
てち:まぁそういうのを全部採用したところは、今となっては英断だったと思うよね。
ハマー:あと、後ろを向いた時に相方がいるのも嫌だったよね。
一同:(笑)
HERO:それはあったね。
ハマー:ひな壇をはけさせてくれって打診したけど、それはダメだと拒否されたよね。
ヒガシティー:無理だったんだよね。
ハマー:だから急遽、イベントでカッコいい踊りをしてた後輩に途中から入ってもらってさ。
ヒガシティー:そうそう、僕らの弟分である漫烈ジュニアを投入したんだ。

さっくん:後輩をカーテンみたいにさせてもらったよね。
HERO:僕らのことができるだけ見えないように。
ハマー:あれはとても辛い時間だったね。
ジュニアが入ったことで舞台が一気に華やかになりましたが、そんな裏事情があったとは……。
てち:実は、ジュニアたちは僕らを相方から隠すカーテンだったんです。
とても重要な役割ですね。それぞれの相方の反応はいかがでしたか?
HERO:僕の相方(デルマパゲ・迫田篤)は、それぞれの相方を集めて「ライバルグループを作るわ」って言ってました。
ハマー:超燃えちゃってんじゃん。
てち:僕の相方(黒帯・大西進)は、「俺はしっかりお笑いやるわ。後輩に尊敬されたいから」って。
ハマー:進がそんなん言ってんの?照れてるだけでしょ。
ヒガシティー:そもそもこの活動って尊敬されないの?まぁあの人は照れ屋さんだもんね。
さっくん:うちは逆かな。俺の予想だけど、太郎(祇園・木﨑太郎)は、たぶんやりたかったと思うぜ。
てち:確かに、どちらかと言うとやりたいタイプだよね。
ヒガシティー:大東(ダブルヒガシ・大東翔生)は、「お前は割り切ってやってて偉いな」って、かなり理解を示してくれたよ。
さっくん:すごくいい関係性だね。
ハマー:大吾(カベポスター・永見大吾)は、「やるなら1位取れよ」っ言ってたよ。
HERO:意外とアツいんだね。
ハマー:やるからには1位を目指してほしいんだってさ。
ヒガシティー:それほんまに言うてた?言わなさそう。





漫烈
「公認でキャーキャー言えるライブ」をコンセプトに立ち上がった、大阪よしもと漫才劇場発・おじさん芸人6人組のアイドルグループ。2025年8月に結成。メンバーは、プロデューサー兼リーダーのてち(黒帯・てらうち)、のりのん(ツートライブ・たかのり)、さっくん(祇園・櫻井健一朗)、HERO(デルマパンゲ・広木英介)、ヒガシティー(ダブルヒガシ・東良介)、ハマー(カベポスター・浜田順平)。「全国の温泉を回りたい」という野望のもと、SMAPをイメージしたアイドルとして活動する。
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