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祝、新コンビ＜レ・ヴァン＞結成！お笑い芸人九条ジョーとTMC イーグル野村が夜の街を駆ける、百花繚乱のナイトシューティング。

昨年10年続いたコンビを解散。ピン芸人として活動する傍ら、さらなる飛躍のため東京に拠点を移した九条ジョーさんが、今年5月2日に新コンビ＜レ・ヴァン＞を結成しました。MARZEL編集部としても今後の行方がとっても楽しみです！今回は、そんな九条さんと親交の深い＜THE モンゴリアンチョップス＞のイーグル野村がタッグを組んでお届けするファッションシューティングの第3弾。九条さん自身も思い入れのあるミナミの街を舞台に、エキサイティングな夜の撮影を行いました。どんなスタイリングも自分のものにする九条さんのパワーと、彼の体型や似合う洋服を把握したうえでバリエーション豊かな着こなしを提案してくれたイーグルさん。これは、圧倒的な存在感で闇夜を切り裂く2人を追った、とある夜の記録です。新コンビの結成秘話や撮影の感想などを伺ったインタビューと、気になる撮影の裏側を切り取ったフォトシューティングも近日公開予定なのでお楽しみに！

ミナミの夜にひと際映える、九条ジョー×イーグル野村の独麗司彩風娑唯迩（ドレスアップシャイニー）。

Jo Kujo × Eagle Nomura style_01味園ビルの創成期に想いを馳せて
夜の街にハマるモダンロカビリー

2人の背後にきらめく「ユニバース」の大きなネオン。こちらは大阪人にはお馴染み、1950年代に完成し、昭和を象徴するランドマークとして栄えてきた味園ビルだ。現在もミナミエリア随一のアングラカルチャーの発信地として注目を集める同ビルは、老朽化のため解体が検討されている。

そんなロケーションに合わせて九条がまとうのは、50年代のロカビリースタイルから着想を得たブラック×ピンク。レースシャツやスラックスを取り入れることで、さりげないエレガンスを感じさせる着こなしに。真っ赤なサイドゴアブーツが夜の闇に浮かび上がり、確固たる存在感を見せつける。

九条：ランチキ別注Needlesのレースシャツ￥23,100（LANTIKI centraaaaal KOBE）、A PUZZLING HOMEのシャツ￥26,400、IRENISAのスラックス￥46,200（aibn）、M’s Braqueのネックレス￥19,800（LANTIKI mericanwharf）、TMCのブーツ￥69,300（COSMO）、その他スタイリスト私物
イーグル：A PUZZLING HOMEのシャツ￥26,400、その他スタイリスト私物

Jo Kujo × Eagle Nomura style_02諧謔と狂気の狭間をさまよいながら
混沌とした世界を生きるコメディアン

怪しげな駐車場に我々を誘い込み、ふらふらと歩き始める九条。MA-1のディテールを散りばめたユニークなシャツと腰巻きにしたタイダイ染めのトップスが、カオスなムードをより一層引き立てる。サングラスの奥に隠れた瞳には、一体どんな世界が見えているのだろう。

そんな中、突如スタートしたソロステージ。軽快なステップでデタラメなダンスを披露したかと思えば、モニター越しに中指を立て、この世の全ての不条理にFUCKを告げる。これから先、何があっても“九条ジョー”を演じ続けると決めた孤高のカリスマ。奇想の先にある、輝かしい未来の実現を願う。

TAAKKのMA-1シャツ￥49,500（aibn）、Lamrofのカーディガン￥48,400、Engineered Garmentsのショーツ￥48,400（共にLANTIKI mericanwharf）、TMCのサングラス￥33,000（COSMO）、その他スタイリスト私物

Jo Kujo × Eagle Nomura style_03きらめきと透明感を味方につけた
夜のミナミに舞い降りたエンジェル

内に潜む狂気と悲哀を孕んだジョーカーのような出立ちから一転、純真無垢な表情を浮かべて花壇に腰かける九条。高校時代のイーグルの写真を遺影のごとく傍らに飾り、こちらをじっと見つめる彼は今、何を思うのか。

キラリと輝くラメ入りのメッシュタンクにシアーシャツを重ね、軽やかなリボンが揺れるニットビスチェをレイヤード。マリンアート界の巨匠・ラッセンのアートを落とし込んだイルカのショーツは、イーグルの故郷である石川県の港町を彷彿とさせるアクセント。彼自身の透明感とブロンドヘアも相まって、まるで本物のエンジェルのようだ。