“身体に優しいお菓子”のイメージが変わるかも!?白砂糖を使わない焼き菓子店『Teddy’s Bake Shop』の長井咲季さんが作る、ときめきがいっぱいのスイーツ。

クリームをサンドしたイチゴのケーキやカラフルにデコレーションされたキャロットケーキ、愛らしい表情を浮かべたクマのスコーンなど、まるで物語の中に出てきそうなかわいいルックスにときめく『Teddy’s Bake Shop』のお菓子たち。お店に並ぶお菓子のほとんどが、小麦などの食品を使わないグルテンフリーや動物由来の食品を使わないヴィーガンというから驚きです。グルテンフリーやヴィーガンというと、ナチュラルな見た目や味を想像する人が多いかもしれませんが、こちらのお菓子はとっても華やかで味の奥行きも抜群。食べた後の満足感もしっかり味わえます。今回は、店主の長井咲季さんにお菓子作りを始めたきっかけやこだわりなどを伺いました。身体に優しいうえにとってもかわいいスイーツは、きっと日々の暮らしに彩りを添えてくれるはず。気になる人はぜひ足を運んでみてください!

肌荒れやアレルギー症状をきっかけに、グルテンフリーのお菓子に興味を持ちました。私のお菓子作りの原点は、おばあちゃんの手作りお菓子。

まずは『Teddy’s Bake Shop』がどんなお店なのか教えてください。

白砂糖を使用しない焼き菓子の専門店です。白砂糖を食べ過ぎると急激に血糖値が上がると言われていて、私は代わりにきび糖やてんさい糖を使っています。できるだけ余計なものは使わず、小さいお子さまも安心して食べられるお菓子作りがテーマ。小麦粉の代わりに米粉を使ったグルテンフリーや、動物性の食品を使わないヴィーガンの商品も用意しています。

これまでの経歴を聞かせてください。

前職はヴィーガン&ベジタリアン系のカフェでケーキ作りを担当していて、それまではケーキ屋でパティシエとして働いていました。独立したのは2023年の10月です。

本町エリアを選んだのはどうしてですか?

ずっと大阪市内でお店をやりたいと思っていて。ある程度自分のペースでできる落ち着いた場所を探していたところ、たまたまこの物件に出合ったんです。近くに靱公園があって子ども連れも多いし、グルテンフリーやヴィーガンの食材に特化したスーパーもある。食材に気を遣っている方がたくさんいる地域なので、この場所にお店を出して良かったなと思っています。

グルテンフリーやヴィーガンなど、身体に優しいお菓子作りにお興味を持ったのは前職から?

前の職場で働く前から興味は持っていて。小麦粉って身体の許容量を超えるとアレルギー反応が出るらしく、私自身も小麦粉を食べすぎたり扱ったりしていると、肌や手が荒れることが多かったんです。そんな悩みもあって、グルテンフリーのお菓子を作りたいという思いがありました。

ご自身の悩みがきっかけになったんですね。子どもの頃からお菓子作りが好きだったんですか?

小さい頃おばあちゃんと一緒に住んでいて、よくお菓子を作ってくれていたんです。アップルパイ、スコーン、ドーナツ……、色々作って食べさせてくれていました。それに影響されて、自然とお菓子作りをするようになったんです。おばあちゃんを手伝ったり兄弟と一緒に作ったり。今思えばとても料理好きなおばあちゃんで、普段口にするものもできるだけ手作りにこだわっていましたね。

パティシエを目指そうと決めたのはいつですか?

中学生くらいの時には、将来パティシエになって自分の店を持ちたいと考えていて。特別な日に買う洗練されたケーキ屋さんというよりは、日常的に利用できるアットホームでかわいいお店を作りたいと思っていました。

お店をオープンする際、参考にしたものはありますか?

明確に参考にしたものはないんですが、小さい頃から海外の映画を観るのが好きだったので、影響を受けているのかなとは思います。子どもの頃から好きで繰り返し観ているのは、ディズニー映画や『ハリー・ポッター』シリーズ。あとは、『ビッグ・フィッシュ』、『シザーハンズ』、『ダージリン急行』も好きです。お店の中にも映画のポストカードを取り入れたコーナーを作っています。

『Teddy’s Bake Shop』という屋号の由来はありますか?

単純だけど、昔からテディベアが好きだったので。この屋号のおかげで、色んな人がテディベアをプレゼントしてくれるんです。店内の一角にコーナーを作って、テディベアをたくさん飾っています。

クマのマグカップを集めたコーナーもかわいいです。

マグカップは色んなところから掻き集めました。母がコレクションしていたアンやアンディのぬいぐるみもあって、ちょっとアメリカっぽい雰囲気にしています。インテリアは実家から持って来ているものも多いですね。

かわいくて身体に優しいお菓子になかなか出合えなくて。それなら自分で作っちゃおうと思ったんです。
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Profile

長井 咲季

大阪府出身。白砂糖を使わない焼き菓子の専門店『Teddy’s Bake Shop』の店主。子どもの頃からお菓子作りが大好きで、ケーキ店のパティシエなどを経て2023年に独立してオープン。グルテンフリーやヴィーガンのナチュラルなイメージを覆す、物語に出てくるようなかわいいお菓子に出合える。

Shop Data

Teddy’s Bake Shop

大阪府大阪市西区靱本町3-4-9
11:00〜18:00
不定休

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