BOKU HA TANOSIIと十四才が10周年!4月12日からスタートする『モンゴリEXPO’25/塩見万博』とは!?夢中のど真ん中にいる3人を、追いました。

<THEモンゴリアンチョップス>の活動理念である言葉を込めたブランド<BOKU HA TANOSII>と、日本の古着というジャンルを開拓したアメリカ村の人気店『十四才』が10周年を迎え、4月12日(土)からイベントを開催するそうです。その名は、『モンゴリEXPO’25/塩見万博』!別に万博にあやかってるわけじゃなく、タイトルにもちゃんとストーリーがあって、何よりこの両者がタッグを組むって絶対におもしろいはず。ってことで、<THEモンゴリアンチョップス>の安藤さんと山本さん、『十四才』の塩見さんにインタビュー!いつも変化球というか、魔球的なスタンスで僕らを驚かせてきてくれたわけですが、果たして今回はどんな内容なのか?気になるイベントのことをじっくりと伺いながら、これからのことについても語ってもらいました。まだまだ夢中のど真ん中にいる3人の動向、見逃さないでください!!
『モンゴリEXPO’25/塩見万博』は、それぞれの活動履歴と取り組みを発表する場。スペシャルなアイテムと展示品が並ぶ、僕らにとってのパビリオンです。

10周年おめでとうございます!まずは、4月12日(土)から開催される『モンゴリEXPO’25/塩見万博』について聞かせてください。大阪・関西万博は翌日から始まりますが、こっちの万博はイベントタイトルの通り、かなり濃くて楽しくなりそうだなと。
安藤:僕と山本は専門学校の同級生なんですが、2011年頃からプライベートワークでフリーペーパーを作ってたんです。その時の活動名が、THEモンゴリアンチョップス。お互いが会社に勤めながら仕事をしてるけど、どうにも発散できないモヤモヤとした何かをフリーペーパーに吐き出してたのが始まりでした。そんな表現活動を洋服へとシフトし、先に独立してた山本と2013年に立ち上げたのが<THEモンゴリアンチョップス>で、最初のコレクションタイトルが“モンゴリEXPO’14”だったんです。
山本:ブランドを立ち上げてから5年くらいはシーズンごとにルックを制作し、その時のテーマを言葉にして掲げてたんですが、展示会もやらなくなったので、広報的なことはインスタなどのSNSが中心になってました。でも、“モンゴリEXPO”をはじめ、僕らの活動を言葉にして伝えていくのも本来の姿。だからこそ、今回のタイトルは原点を見つめ直すことと、塩見さんへのビッグリスペクトを込めて名付けたものなんです。
塩見:うれしい話です。店を始めた時からずっと意識してるというか、気になって見てしまう存在でしたし、そんな2人と一緒にできるのはすごく光栄なことだなと。

タイトルにはそんな意図があったんですね。内容はどんな感じになるんですか?
安藤:『十四才』とコラボしたBOKUTANO on USEDやCOMUSUBI、それぞれのスペシャルなアイテムが並びます。売り物もありますが、展示的な要素も強くなるかなと。ちなみに塩見さん、全部の商品に値付けはします?
塩見:展示品に関しては、聞かれたら答えるくらいの感じですかね。10年の歩みを表現する機会なので、THE BLUE HEARTSや岡本太郎のアイテムも展示するつもりです。思い入れのあるものばかりで手放したくはないけど、値段を聞かれてその人が本気そうなら考えます。ちょっとめんどくさい感じですが、そんなスリルも楽しみたいですね(笑)
山本:塩見さんらしい(笑)。今回の『モンゴリEXPO’25/塩見万博』は、『十四才』と<BOKU HA TANOSII>の10周年の節目でありつつ、 僕らTHEモンゴリアンチョップスとしての活動の履歴も見てもらえるようなパビリオンになればと思ってます。
安藤:場所は僕らがやってる『COSMO』で、この日のために空間を仕上げるので楽しみにしておいてもらえれば!



3人の世界観が入り混じるから、どっからどう見てもやっぱり濃いですよね。今回のBOKUTANO on USEDもだいぶ攻めてる感じですし、COMUSUBIもめちゃ可愛いなと。
塩見:BOKUTANO on USEDのボディは、大量にストックしてる在庫の中から厳選してピックしました。まぁ、時事ネタも交えつつで。
安藤:パッと見るといつものロゴが刺繍されてるように思うんですが、実は1枚ずつ微妙に違うんですよ。ボディのプリントに合わせて色も変えてるし、生地の厚さもそれぞれ異なるから、けっこう手間はかけてます(笑)

山本:絶妙な位置にロゴが入ってるので、みなさんも気づいてもらえればというか、察してもらえれば。今回もギリギリのところを攻めてるので。そして、COMUSUBIの出来栄えも、かなりいい感じです。これも生地は塩見さんがストックしてるものからピックさせてもらったんですが、こんなにもあるのかと。正直、驚いたんですよ。
塩見:ちょうど2年前くらいにサコッシュを作ったことがあって、ずっと生地を集め続けてたんでね。
山本:今日は撮影用に5種類持ってきましたけど、当日は50種類並びます。しかも、全部違う絵柄なんで楽しみにしてもらえれば。

このCOMUSUBIもめちゃいいですね!なんか色みも今の時代にはない発色ですし。
塩見:給食用のナプキンとか裁縫用などで出回ってたものなんですよ。
山本:アパレルとは違う世界で作られてた生地なので、そもそもファッション向けのものじゃないんです。それがいいなと思うし、COMUSUBIとの相性はさらにいいなと感じてます。
安藤:あと、色々あるけど何のキャラクターなんですかねー。よく分からないなと……、思うようにしてます(笑)
山本:ちゃんと見たことがないなー、スポーツやってる人とか子どもがいるなー。っていうスタンスです。
なるほど、そういうことですね。大人の事情的な(笑)。他にもグラデュエータージャケットの塩見さんカスタムモデルがあるんですよね?
安藤:これは完全な1点モノです。
塩見:<THEモンゴリアンチョップス>を代表するアイテムなので、気合が入りました。僕がコレクションしてる中でも、ええワッペンをふんだんに使って仕上げてます。もっとシンプルにしたかったけど、アレもコレもっていう感じになってしまって。ワッペンが少ない方が着やすいのはわかってるんですが…、ついつい。


山本:それも塩見さんならではだし、デニム生地は経年変化するからええ味が出るんじゃないですかね。あと展示するアイテムで言えば、塩見さんが昔作ってた塩ジャンとかもあります。
安藤:伝説の塩ジャン!
塩見:刺繍してカスタムしたジャケットですね。そんな伝説と呼ばれるほどのものじゃないですけど、この10年をアーカイブするアイテムではあるかも。他にもお店を始めた当時、販売するアイテムがまだまだ少なかったので、量販店のスリッポンに絵を描いて売ったりしてたんです。めちゃくちゃなことやってましたけど、そのスリッポンも展示します(笑)

まさに10年の歴史ですね。THEモンゴリアンチョップスとしては、どんな展示を?
山本:先ほど安藤もチラッと言いましたが、僕らの活動の原点であるフリーペーパーも展示します。クオリティうんぬんよりも思い出の品って感じですが、みなさんにも見てもらえれば!でも、アーティストのkurryくん、Essential Storeの拓哉さん、DOBERMANの吉田田タカシくん、THE UNIONの耕平さんとか、錚々たる方々が出てるんですよ。
安藤:谷6の一軒家をシェアしてる時に作ってたもので、実は最終号が僕らのイベントの招待状になってたりもしてて。めっちゃ手作り感満載です。塩見さんには、Vol.6のイケてる付録としてしおりを作ってもらいましたね。“塩のしおり”ってネーミングで。
山本:しかも最終号の表紙は、雑誌『カスタマ』の最終号をオマージュしてます(笑)。分かる人には伝わると思うんですが、当時は誰も気づきませんでした…。まぁこんな感じで、塩見さんと僕らのアーカイブが詰まった展示と、おもしろいアイテムがたっぷり揃うイベントになるので、ぜひぜひ遊びに来てもらえればと思います!!

THEモンゴリアンチョップス
安藤 仁彦(左) 山本 健太(右)
大阪が誇るGOING MY WAYなブランドとして熱狂的なファンを抱え、自分たちの概念をそのままブランドにした<BOKU HA TANOSII>や、バス釣り好きが興じてスタートした<TASF>などを展開。スキンヘッドにメガネが基本スタイルで、ふざけたように見えつつも、誰も真似できないものづくりを続ける職人気質の2人。小学生の頃の夢は、バスプロ(安藤)とルアービルダー(山本)。
https://themongolianchoppsss.com/
https://store.bokuhatanosii.jp/
Instagram:@bokuhatanosii/
https://www.tasf.fishing/
@tool_assist_super_fishing

塩見 大地
大学を卒業してスーパーに就職した後、アメリカ村に『十四才』をオープン。日本の古着というジャンルを作った第一人者であり、誰も真似できないセンスと独自の審美眼を持つ。そのセレクトには、東京や各地からも熱狂的なファンが訪れるほど。近鉄バファローズのキャップがトレードマーク。店名の『十四才』は、少年の初期衝動を歌ったTHE HIGH-LOWSの楽曲“十四才”が大好きだったことが理由。