BOKU HA TANOSII Tシャツで、演じる人も、観る人も、みんな楽しい!THEモンゴリアンチョップスが11月15日(土)から始まる舞台『じゃりン子チエ』の稽古着Tシャツに込めた想い。


TMCから稽古着Tシャツ進呈&出演者の意気込みをインタビュー。

続いては、Tシャツの贈呈式のレポートと、出演者の皆さんのコメントを紹介!稽古初日の本読みにお邪魔して、稽古後にTMCのお2人から皆さんにTシャツが手渡されました。

本読みの様子を見学するTMCのお2人。

稽古初日ということで、さぞかし緊張感に包まれているのでは…と思いきや、意外と和やかな雰囲気。さすがプロの俳優陣、初日とは思えないほどの仕上がりで、この時点で既に「じゃりン子チエやん……!」の期待が高まります。

稽古終了後、出演者が一息ついたタイミングで、TMCのお二人から稽古着Tシャツをプレゼント。主人公・竹本チエ役の澤井梨丘さんをはじめ、竹本テツ役の波岡一喜さん、竹本ヨシ江役の三倉茉奈さんなど、15名の出演者に贈られたTシャツは、なんと「洗い替え用に」と2着ずつ。そのさりげない心遣いに、稽古場が笑顔で満たされました。

主人公・竹本チエ役の澤井梨丘さん。
竹本テツ役の波岡一喜さん。
竹本ヨシ江役の三倉茉奈さん。

Tシャツをさっそく着用した出演者の皆さんと、演出の村角太洋さんも一緒に記念ショット。自然と笑みがこぼれ、舞台を前にした高揚感とチームの一体感が伝わってきます。

ここからは、出演者さんにインタビュー!皆さんに意気込みを語っていただきました。

まずは竹本チエを演じる澤井梨丘さんから。

「自分の名前が入ってるし、チエちゃんらしいシーンがプリントされていて、着れて嬉しいです。宝物です!」

元気いっぱいにTシャツを着こなしてくれた澤井さん。稽古初日を迎えて「本当に待ちに待った稽古。皆さんと本読みができるのがすごく嬉しいし、自分の課題も見つかったので、頑張っていきたいなって思います」とにこやかにコメント。

チエちゃん役が決まった瞬間は「以前、朝ドラで元気な役をやったときに『チエちゃんにもぴったり』って声をかけてもらってて、実際にできることになって心から嬉しかったです」。役が決まってからは、アニメを観て勉強したそうで、「私はあんまりしっかりしてないんですけど、チエちゃんはすごいしっかりしてるので、元気に明るく、自分なりのチエちゃんを演じていきたいです」と意気込みます。

大阪松竹座に出演することについては、「夢だったので嬉しいです」としつつも、「でもさよなら公演でもあるから、嬉しい気持ちと寂しい気持ちが混ざってます」と複雑な気持ちも覗かせます。最後に、「温かくて面白くて、感動シーンもある作品なので、ぜひ観に来てください!」と力を込めました。

続いては、竹本テツ役の波岡一喜さん。

「僕の名前が入ってて、世界に2枚しかない。すごいですよね。僕は本番中、ノー変装で、このTシャツで劇場入りします!見かけたら声かけてください」

波岡さんはテツ役のオファーを受けた際、最初は「ちょっと考えさせてください」と答えたといいます。「厳しいなと思って。テツってビジュアルとか声とか、もうみんなの中にイメージがあるじゃないですか。だから、僕じゃないほうがいいんじゃないかと、一度そうお返事しました」と当時を振り返ります。

しかし、プロデューサーの熱意に押され、役を引き受けることに。「当時、僕がやっていた舞台を観に来てくださって、『モノマネじゃなく、コピーじゃなく、波岡さんにテツという“人間”を演じてほしい』と言われたんです。それなら、ぜひやらせてくださいと答えました」。

それから約1年、自分なりの準備を重ね、迎えた稽古初日。「痩せすぎても説得力がないと思ったので、とりあえず体重を増やして、不安なまま稽古に臨んだんですけど。実際読み合わせをしてみたら、みんなちゃんと『じゃりン子チエ』を研究してきてるなって。僕はまさかのノー研究で(笑)。ここからですね」。

とはいえ、今回は“波岡流”のテツにはしないとのこと。「まずはみんなの知っているテツを踏襲して、その上で僕のテツとすり合わせていく作業が必要かなと思っています。しかもテツは相手に合わせるタイプじゃない。だから演じるときも、ちょっとわがままにやろうかなと。今日の読み合わせでみんなのキャラクターがしっかりしているのがわかって、僕は自分の役だけに集中すればいいんだなと安心しました」。

受けの芝居ではなく、周りに流されないゴーイングマイウェイなテツを演じたいという波岡さんですが、「今日さっそく花井先生役の赤井さんに、俺こうやるから、こうやってなって言われて。ああわかりましたってなりました(笑)」。

大阪出身の波岡さんにとって、テツは特別な存在。「テツのイメージは強烈です。大阪の方はみんな知っていると思いますが、ただただ楽しみに来てくれれば大丈夫です!」。大阪松竹座のさよなら公演という舞台で、波岡さんがどんな“テツ”を見せてくれるのか、期待せずにはいられません。

そして、今回は花井拳骨役を演じる赤井英和さんにもお話を伺いました。

「花井拳骨先生がプリントされた私だけのTシャツ、嬉しいです。2枚いただいたので、1枚は嫁さんに。宝にしていきたいなと思います」

初日を迎えた感想を、「松竹座の最後を飾る舞台として、お客さまの心に残る作品になるように、一生懸命お稽古させてもらいました。みんなの息もぴったりで、これからのお稽古がますます楽しみです」と語る赤井さん。

出身地である西成に縁の深い『じゃりン子チエ』は、自身にとって特別な作品だと言います。「はるき悦巳先生は私の母校の浪速高校の先輩で、ずっと憧れの存在です。以前テツ役で出演させてもらった舞台も、自分の役者人生の中で大切な作品のひとつです。今回は、無敵のテツを上回る花井拳骨先生の役ですから、強いだけやなしに、テツに対する愛情を持って、しっかり演じていきたいと思います」。

舞台に向けては、「稽古も真剣に本番のつもりで臨みますので、期待してお越しいただけたら嬉しいです」と話します。西成の風景や日常の空気感はなじみ深く、「ああいう中で生まれ育ちましたんで、コラー!いうのは日常茶飯事。あの感じをしっかり体に入れて演じたいですね」と笑顔に。赤井さんがどんな花井先生を舞台に描き出すのか、大阪松竹座の幕が上がる日がいっそう待ち遠しくなります。

原作の息をつなぐ人、舞台で命を吹き込む人。2人の視点で語る『じゃりン子チエ』。
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Profile

THEモンゴリアンチョップス

安藤 仁彦(左) 山本 健太(右)
大阪が誇るGOING MY WAYなブランドとして熱狂的なファンを抱え、自分たちの概念をそのままブランドにした<BOKU HA TANOSII>や、バス釣り好きが興じてスタートした<TASF>などを展開。スキンヘッドにメガネが基本スタイルで、ふざけたように見えつつも、誰も真似できないものづくりを続ける職人気質の2人。小学生の頃の夢は、バスプロ(安藤)とルアービルダー(山本)。

https://store.bokuhatanosii.jp/
Instagram:@bokuhatanosii
 
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