桜・船・水辺、五感で春を満喫! 今年はエンタメ要素も加わってさらに楽しくなった川開き、「水都大阪の魅力発見!水の回廊 春爛漫クルーズ」イベントを体験。

最近なんだかそわそわするなぁと思ったら、やっぱり春が来ていましたね! 旅と音楽を愛する子煩悩ライターの藤原シホです。今回は、桜も見頃な3月27日「八軒家浜」で開催された、『水都大阪川開き』セレモニーに参加してきました。

トークありパフォーマンスあり
水辺の春爛漫ステージ@八軒家浜

今年はスペシャルゲストの登壇もある!との前情報もあってか、会場には朝早くから本気の報道やメディアの方々が集結されていて、「春やから〜」と、真っ赤な花柄のジャージで浮かれている私なんかの場違い感は否めません……。が、そのぶんぐっと身近な感じで、この歴史ある『水の回廊』の「川開き」の様子を、できるだけハッピーに伝えねばっ! なんて、頼まれてもいない使命感に燃えて人知れず鼻息を荒くしていると、本日の司会をお務めになるタレントでDJの赤松悠実さんが、春風のような清らかさでひらりとご登場。気がつけば、目の前の八軒家浜船着場周辺には、春の訪れと川開きを祝うべく、個性豊かな船がたくさん集まっていました。

左から:主催者代表 大阪水上安全協会会長・清家將之さん、特別ゲストの西野亮廣さん、北浜東振興町会会長・橋本隆弘さん。

ひときわ優雅なクルーズ船「ひまわり」から降り立ったのは、スペシャルゲストの西野亮廣さん!

「恥ずかしい恥ずかしい」と照れながらも歓声にこたえる西野さん。

恒例の「金の鍵の投げ入れ」で2021年の川開きを宣言。遠目からでもハッキリ「鍵」とわかる巨大なゴールドの鍵を川に投げ入れて、水辺の安全を祈願するというのが、オープニングセレモニーのメインアクト。長く続くこのイベントも、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になったため2年ぶりの開催に。主催者を代表して登壇された大阪水上安全協会会長・清家將之さんの「にぎわいを取り戻して楽しんでもらえたら」という言葉どおり、今年は感染防止対策を徹底しながらも、新たな試みや催しが盛り盛りトッピングされていて、会場はちょっとしたお祭りムードに包まれていましたが、西野さんの登場でさらに盛り上がったことは言うまでもありません。

扉を開く「鍵」を、川開きにかけて。ゴールドの大きな鍵を川へと投げ入れる恒例行事。
セレモニーのあと、鍵はきちんと回収されていますのでご心配なく。

自称硬派なライター藤原も推しのアイドルがそこにいるかのように大きく手を振り、私の隣でステージを見つめていた『MARZEL』プロモーション担当 モリシタが「男前やなぁ……」としみじみ。

『MARZEL』ではすっかり顔な赤松悠実さん。この日は進行役として活躍。
突っ込まずにはいられない大きな鍵の存在感にも西野さんは負けていません。

水都に踊る御舟印、時空を超えるスタンプラリーなども。

大阪の古地図や浮世絵とともに水辺を巡りながら御舟印(スタンプ)を集めるラリーイベントも同時開催されていて、27日のオープングセレモニーには、御舟印帳古地図を監修された作家の本渡章さんと、御舟印をデザインした書道家の真澪さんのお二人もお目見え。ステージ上ではトークのほか、ライブ“書道”パフォーマンスもあり、イベントに華を添えていらっしゃいました。

書道家の真澪さんによるパフォーマンス! フェアリーな白いドレスに豪奢な帯のコーデも新鮮です。
対岸の桜もきれいに見える水辺の春爛漫ステージ。写真左の中央が作家の本渡章さん、右が書道家の真澪さん。
御船印帳を手に入れてニヤリ。
川の駅「はちけんや」の印は、インフィニティな文様。

熊野古道の起点にあたるという大川の南岸。古くから大阪の水陸交通の要だったこの場所が、「八軒家」と呼ばれるようになったのは江戸時代のこと。歴史にふれて過去と未来に想いを馳せる。時空を超えた脳内散歩が楽しめる粋な演出に、最近古典芸能にハマっている藤原はうっとり。先述の川開きセレモニーでは、北浜東振興町会会長・橋本隆弘さんがこのあたりの興味深いお話をされていましたが、今回は割愛。詳しい歴史や由来が知りたい人は、八軒家浜ホームページをぜひチェックなさってください 。

待ってました! 西野亮廣さんスペシャルトークショー。

気温の上昇とともに会場の雰囲気もぐんぐん温まってきたお昼前。灯ろう前特設ステージでは、赤松悠実さんをMCに、スペシャルゲストの西野亮廣さんを迎えてのトークライブがスタート。陽射しと風が心地いいオープンエアーなステージ&客席は、まさに春爛漫!  楽しげなお二人の話し声に誘われて、どんどん人が集まってきますが、ご安心ください、ソーシャルディスタンスはきちんと保たれています。

話題の映画の話から、絵を描き始めるに至った甘酸っぱくも生々しい思春期のエピソード、すべて順風満帆に進んでいるようで絵本作家としては「なかなか売れなかった」という時期の逸話など、人間味あふれる西野さんのお話にぐいぐい引き込まれてゆきます。終盤は「もし、西野さんがこの川開きイベントをプロデュースするとしたら?」というようなMC赤松さんの質問に対し、目からうろこな発想だけど、首がもげるほど相槌を打ちたくなるええ話をたっぷり聞かせてもらって得した気分。あの場所にいっしょにいた人、ほんまラッキーでしたね。

春爛漫ステージでのイベントを楽しむ後ろ姿をいい感じに撮っていただきましたので、名刺がわりにのせておきます。
右は、西野さんのトークを真面目に聞き入りすぎて本気でメモを取っている素の私。
赤松悠実さんと西野亮廣さん。お二人ともありがとうございました! 実はトークショーの後、お忙しい西野さんの時間を少しだけいただくことができたので、『MARZEL』だけの特別インタビューを決行。そのレポートはまた後日お届けしますので、乞うご期待です。

水の回廊を空から眺める!
水辺のジャンピングバルーン@中之島公園

スペシャルトークショーのあとにも様々なイベントで盛り上がる八軒家浜から、ほんのちょっぴり足を伸ばし、中之島会場へ移動。

目当は、このイベントのためにつくられた巨大バルーンに乗って、空から水の回廊の風景を楽しむこと! こんなに体を張って取材をするなんて、何十年ぶりでしょうか……。とはいえ、大きな風船で空高く舞い上がるだなんて、子どもの頃なら一度か二度は願ったはずのドリーム企画。そんな大きな夢がなんの前触れもなくサクッと叶うだなんて、人生何があるかわかりません。

こちらのジャンピングバルーン体験は、整理券を入手すればなんと無料!という太っ腹企画。
屈強なスタッフの皆さまのサポートを受けて、いざ空へ!
みるみる浮き上がります。ここまでくると童心にかえってはしゃぐしかありません。
中之島公会堂よりも高い目線で街を見渡す夢のひととき。お天気にも恵まれて最高の気分でした。

桜の季節は過ぎましたが、水辺で遊べるシーズンはまだまだこれからが本番。見慣れたはずの街並みも川から見ると、新たな発見や趣深いものがありますし、船に乗るというだけで日常生活の延長でありながら旅情気分も味わえます。遠くへ出かけることが悩ましい時期だからこそ、水都大阪「水の回廊」の魅力を実感してみてくださいね♪

以上、現場からライター藤原がお届けしました。

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