世の中の不条理に吠える、こじらせボーイの伝説の始まり。次世代のラジオスターと名高い<三遊間>の“ほそ犬”マインド。


ネタはもちろん平場でも、僕らがおれば安心できると思ってもらえる存在になっていきたい。将来的には、どんな形でもいいので有名になりたいです。

去年はいろんな変化があったと思うのですが、今年はどんな1年にしていきたいですか?

さくらい:確かに、去年は激動の1年でしたね。5月にラジオが始まってからライブに呼ばれることがめっちゃ増えて、びっくりしました。

稲継:これまでの僕らは、ライブの中で飛び道具的な役割やったと思うんですね。やけど今年からは、おったら周りが安心できるような動きをしていきたいです。ネタはもちろん平場でも。三遊間がおってくれたらありがたいと思われたいです。

東京進出を発表されてますが、今はツートライブさんなどがその役割を担っている感じですか?

稲継:ツートライブさんみたいな感じが理想ですね。お2人はほんまにめっちゃすごいので。僕らはまだ全然ですけど、そんな風に評価されるようになれたらなと思います。ライブ全体が盛り上がるような動きができる1年にしたいです。
僕はライブ中、普通のことを言ってもウケへんから、変なことをせなあかんと思ってやってきたんです。でも最近、ちゃんとした人がおらへん時は、自分がちゃんとしたことを言えるようにならなあかんなと思うようになって。ライブを成立させることも意識しないといけない芸歴になってきたなと感じています。

さくらい:俺も同じようなことを考えてて、でもそれなら見せ方を変えていかなとも思うんです。僕が稲継の良さを生かすような動きもしていかなあかんのかなって。芸歴を重ねて、変化のフェーズに入って来てるのかもしれないですね。
あと、僕は今まで自分を高く見積もることは恥ずかしい、悪なことやと思ってたんです。自分を過大評価しすぎると、変なところでミスっちゃうっていうので。でも最近、過小評価しすぎるのも同じくらい悪なんちゃうかと思ってきて。自分を低く見積りすぎると、「どうせできへんから」って動けなくもなるじゃないですか。だから、自分たちのポジションをもう少し正確に測れるようになった方がいいんかなって。自分を過小評価してる人の方がかわいいし、周りからの反感も買わない。でもその分、チャレンジする気持ちもあんまり生まれてこなくなりますよね。だから自分を大事にしすぎず、ちょっと背伸びして恥をかくことを覚えてもいいんかなって。これは個人的な目標でもあります。

大阪のよしもと漫才劇場で、これからどんな存在になっていきたいですか?

稲継:安心感があるのに刺激的。それのちょうどいいバランスを追求したいです。

さくらい:なかなか難しそうやな。

稲継:スパイスでもあるけどダシでもある。そういう人間になりたいです。

……。

さくらい:大丈夫です。「私汲み取れなくてすみません」みたいな顔してはったけど。僕もわかってないので大丈夫ですよ。

稲継:スパイスでもありダシでもあるような芸人。おったら安心するけど、安心するメンバーの中におったら変なことしてくるような。さっきの話と被りますけど、ネタでも平場でもそういう動きをしていきたいです。

夏フェスのメインMCをしたいとかっていう想いはあるんですか?

さくらい:どうなんでしょうね。僕は根本的にそんなのをやる人間じゃないって思う節もあるので、正直ちょっと恥ずかしいというか。どうなんやろうなぁ。人気者のフリをして、「今俺らがきてんで!」って調子に乗ってみるのもいいけど、それは嫌やしなぁとか。

稲継:恥ずかしいとか言いながらもやれてるのが1番いいですけどね。恥ずかしいし俺らなんかちゃうやろって言いながらも、やってみたらやれてるとかが理想かもです。

さくらい:後輩憧れの先輩になれたらいいですけどね。

コンビとして見据えている将来像はありますか?

稲継:どんな角度でもいいので、有名になりたいですね。それがラジオでもテレビでも、漫才で評価されるのでもいいんですが、有名にならないと結局話にならへんと思うので。有名になれば、やりたいことも全部叶えられますからね。

さくらい:それは僕も思います。有名にならんことには何も始まらないので。お笑いというジャンルであれば、それが何でもいいかもしれないです。どんなきっかけでもいいからチャンスを掴んで、有名になりたいですね。


<三遊間のおすすめスポット>

札幌スープカレーJACK 森ノ宮店(大阪市中央区森ノ宮)
森ノ宮の劇場終わりや寄席の合間によく行きます。焼肉を食った時のバーンってくる旨さじゃなくて、一口ずつコンスタントにヒットを打ってくるから、何度でも行きたくなるんです。チキンレッグのカレーにブロッコリーをトッピングするのがお気に入りです。 (稲継)

スターバックスコーヒー 京都四条葛野大路店(京都市右京区山ノ内)
実家が京都にあって、帰った時はここでネタを作っています。2階建てやから長くおっても目立たないし、スタバ特有の入りにくい雰囲気もないので相当お世話になっています。スタバのスタッフさんって美男美女の集まりなイメージがあるんですけど、1人髪をくくったでっかいおっちゃんがおって、その人が若い子たちの中で馴染めてるのか不安ですね。非常に交通の便が悪いので、いつ行っても混んでないのがポイントです。(さくらい)


<INFORMATION>

三遊間単独ライブ「三遊間の深いところ3」

3月21日(土) 20:45 開場 / 21:00 開演
場所: よしもと漫才劇場(大阪市中央区難波千日前12-7 Yes・Nambaビル 5F)
料金: 会場・立見チケット完売、配信チケット1,500円

三遊間単独ライブ「三遊間の深いところ3」

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Profile

三遊間

共にNSC大阪校41期。1995年生まれ、兵庫県出身の稲継諒(左)と、1996年生まれ、滋賀県出身のさくらい(右)からなるコンビ。ユニットを組んで出場した2019年の『M-1グランプリ』で3回戦まで進出し、正式にコンビを結成。稲継は、昨年開催された大阪・よしもと漫才劇場に所属する翔メンバーの人気投票企画「第2回 翔総選挙」で1位に輝く。さくらいは、昨年放送されたラジオ特番「多弁師さくらい」(ABCラジオ)にて単独でパーソナリティーを務めた経験も。5年連続M-1準々決勝に進出。

稲継諒: Instagram / X
さくらい: Instagram / X

Data

三遊間のほそ犬スピリッツ

吉本興業のお笑いコンビ 三遊間のPodcast番組。弱気を嘲り強きにへつらうブサイク侍さくらいと、不可思議カントリーボーイ稲継のこじらせアラサーコンビが、小さなことにこだわり大きな声で鳴き叫ぶ「ほそ犬スピリッツ」でラジオ界のエースを狙う!毎週木曜20時頃配信。

X:⁠⁠@3ukPodcast⁠⁠
YouTube:⁠⁠@3ukPodcast

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