【私的録-MY PRIVATE SIDE】 お茶しながら愚痴ったり、MBTI診断で盛り上がったり。『週間マガリ』小西亮さんと歩く、天神橋筋商店街。

気になるあの人の、まだ知らない一面に迫る【私的録–MY PRIVATE SIDE】。今回登場するのは、天神橋筋商店街近くのカフェバー『週間マガリ』のオーナー・小西亮さんです。店長によってテーマが変わる「日替わり店長」スタイルで、数多くの人と出会ってきた小西さん。前回の取材では、自らを“コミュ障”と称しながらも、広く浅く人と関わっていくその独特な距離感が印象的でした。あれから3年、今回はそんな小西さんの「店の外の時間」に密着。マガリを開けるまでのルーティーンに同行しつつ、ご自宅や喫茶店でこの3年間を振り返ってもらいました。グランドサロン十三や味園ユニバースでの大規模イベントなど、ここ最近のマガリ事情についてもインタビュー。これまでとはちょっと違った小西さんの表情が、きっと見られるはず!
ご自宅で2匹のかわいいインコと戯れて、天神橋筋商店街の喫茶店へ。

待ち合わせをしてまず伺ったのは、『週間マガリ』からもほど近い小西さんのご自宅。アメ村で買ったという個性的なソファが鎮座するリビングは、さまざまな平成レトロ雑貨が並ぶお店とは打って変わって、ごく普通の雰囲気。「雑貨も本も全部店なんです。ここには面白いものがほんまに何もなくて、これくらいしか…」と見せてくれたのが、2羽のインコでした。

奥の和室から連れられて来たインコは、きれいな色をしたマメルリハという種類。「2~3年くらい前から飼ってます。緑のほうがマル、青いほうがマロ。小型なんですけど、凶暴なインコで有名らしくて。しかも2羽仲悪いから、一緒にするとケンカするんです」
小西さんが動物を飼っているのが少し意外でしたが、「仕事以外に話す相手がいないんで。インコに聞いてもらってます」とのこと。プライベートではお店のお客さんと飲みに行ったこともないという、小西さんらしい一面が垣間見えました。

思う存分インコと戯れた後、ご自宅を出て向かったのは天神橋筋商店街。いつも開店時間まで、喫茶店で事務仕事やSNSの発信などの作業をするとのことで、おすすめの喫茶店に向かいます。

マガリが開業したのは2013年。当時に比べると、このあたりもかなり変わったといいます。「最近は落ち着きましたけど、一時はバンバン変わってましたね。立ち飲み屋さんが増えました、ワインスタンドとか。立ち飲み界隈の人たちのネットワークがすごいから、空き物件が出たらすぐ立ち飲み屋さんができるんです」
自身もときどき、「自分を戒めるために」立ち飲みに行くこともあるそう。「自分の店にいると調子乗っちゃうんで。でもイケてるワインスタンドとかに行くと、自分もただのイケてない奴の一人やっていうのを自覚できるんです。あと、一軍の店に来ることで、自分も一軍になろうとする人たちの哀愁を共に感じて自戒したり。最近は、例えば北浜のヨコボリさんみたいな良いお店の雰囲気だけをなぞったような、ジェネリック系多過ぎ問題が気になりますね……」

そんなことを話ながら、商店街をぶらぶら。「行きつけの店って、ほんまはセブンイレブンとロイヤルホストなんですけど」と言いつつも、コーヒーが美味しいというおすすめのお店に案内してもらいました。

小西 亮
『週間マガリ』オーナー。大阪府豊中市出身。甲南大学卒業。2013年に24歳で、一日店長が日ごとに店を「間借り」するカフェバー『週間マガリ』を立ち上げる。“ヘンな出会いがきっとある”のコンセプトどおり、日々さまざまな変な出会いを提供。日常営業から味園ユニバース、グランドサロン十三などでの大規模イベントまでを横断しながら、大阪のカルチャーシーンに独特の距離感で関わり続けている。