「感情をむき出しにして、ありのままの私で生きていく」。めでたくハタチを迎えたはっぴちゃん。の揺るぎないハッピーマインド。
20歳になって“女性芸人”の大枠に入ってしまうことが怖かった。これからも愛嬌を大切に、飾らない自分で生きていきたいです。

はっぴちゃん。は、2025年9月20日にめでたく20歳を迎えました。はっぴちゃん。にとって20歳になるってどんなことでしたか?
正直怖かったです。中学生から芸人をスタートして、現役高校生芸人、10代の若手芸人という肩書きもあってテレビに呼んでいただいていたことも多かったと思うんです。だけど20代になるとその肩書きが取り払われて、“女性芸人”という大枠に入ってしまう。今後は、どんな風に存在感を示していけばいいんだろうと不安を感じていました、だけど実際に20歳になってみると、10代の頃とは全然違う仕事ができて楽しいし、仕事量や給料面も着実に増えてきている。恐れていたより怖いものではありませんでした。
多くのライバルがいる中で自分をアピールするってきっと大変ですよね。最近声が掛かるようになった仕事ってどんなものがありますか?
お酒の席の盛り上げ芸とか。昨日も忘年会に行ってきました。あと、遠方の泊まりロケが増えましたね。

忘年会や新年会にはっぴちゃん。が来てくださったら、すごく盛り上がりそうですね。20歳の誕生日には、初の単独ライブ『二十歳。』を開催されました。その感想も伺いたいです。
その日を迎えるまでは不安でいっぱいでした。人間できるだけ緊張することってやりたくないじゃないですか。私は人生いつ死んでもいいように生きてるのですが、だからこそ20歳の節目でやらないと一生機会がないかもと思い、最初で最後の単独ライブだと意を決してやることを決めました。
先ほどネタを作るのは苦手と仰っていましたが、どんな風に準備されたんですか?
ストイックに新ネタ6本やる、とかは私には合わないので、自分のできることで楽しんでもらおうと浪曲を披露しました。あとは事務所の先輩や後輩に協力してもらい、新喜劇の台本を書いてみんなに演じてもらいました。
新喜劇、とっても面白そうですね!
想像以上に大変で、本番を迎えるまではアンハッピーでした(笑)。だけどやり終えた後は、自分で書いたもので笑ってもらえることがこんなに楽しいんだという達成感で胸がいっぱいになりました。これまでもネタは書いてきたけれど、自分の台本を先輩や後輩に渡して、それを演じてもらうのは初めての経験でした。皆さんの貴重な時間をいただいて稽古もさせてもらったし。そうそう、単独で一番難しかったのは、新喜劇の出演者12人のスケジュールを合わせることだったかも。12⼈に私が指⽰して演技指導するのが恐れ多くて、「もっとはっきり言ってもらってええで!はっぴが座長やねんから」と流石にフィーバーの良元カルビさん、オーパスツーさんなど⾊んな⽅に協⼒していただき成功させることができました。
単独の締めくくりは、20歳にならないとできない競馬をやりたかったんですが、朝の番組に出ているのもあって、事務所からギャンブルNGと言われてしまって。だから六甲山牧場の羊レースを観に行きました。エンディングでは、大好きな後輩に生ビールをもらったのですが、マズすぎて後輩にぶっかけちゃいました。事務所が20歳のお祝いにくれた鏡開きをオープニングで飲んだらポカリやったのも面白かったです。

とっても面白そう。観に行きたかったです。はっぴちゃん。の20歳の抱負を教えてください。
“抱負”って改めて⾔われると難しいですね。去年の⽬標は、はっぴを着てなくてもはっぴちゃん。って気付いてもらうことで、それは⼀応達成できたんです。ありきたりかもしれないけど、家族旅行とかも行ったことがないので、⾃分のお給料で家族が贅沢できるぐらいお仕事を頑張りたいですね。具体的な仕事でいくと、おはよう朝日の番組のテーマ曲も歌ってみたいし、声が少し特徴的なのでディズニーの声優やナレーションもやってみたいし、ミュージカルにも挑戦したいです。“ハッピー”繋がりで、ハッピーターンのCMにも出てみたいな。⾃分ならきっと何でもできるっていう変な⾃信はありますね。
私はハッピーをお届けしたくてはっぴを着ているので、はっぴちゃん。を⾒てたらハッピーな毎⽇を送れるって⾊んな⼈に思ってほしくて。なので全チャンネルに出演しているような、テレビスターになりたいです!
はっぴちゃん。がハッピーでいるために、普段から心がけていることはありますか?
自分を作らないことかな。はっぴちゃん。は全然ブラックなことも言うし、しんどい時はしんどいってはっきり言うけど、感情をむき出しにしてありのままで生きるようにしています。キャラを作ってるとか言われることもあるけど、これがありのままの私です。
しんみりせずに聞いてほしいんですが、うちの家はパパが途中でいなくなって、ママのガラスのハートがボロボロになっちゃったことがあるんです。そんな時も、私は歌手という夢に向かって努力して、無理にでも笑うようにしてました。そんな時、「あんたが頑張ってるから、負けずに頑張ろうと思えるんだよ」とママが言ってくれて、それが私自身がハッピーに過ごす理由になりました。ハッピーを届けるはっぴちゃん。の原点は、「ママを元気づけたい」という思いなのかもしれません。そんな自分でいるうち、ハッピーを届けることが私の普通になり、アイデンティティになりました。

はっぴちゃん。のハッピーの裏側には、色んな思いがあるのですね。お仕事をするうえで心がけていきたいことはありますか?
やっぱり愛嬌ですね。人に愛されないと使ってもらえないし、私が好きやったら相手も好きになってくれると思うんです。全員に好かれることは難しいけど、1人でも多くの人に愛されるために大事なことは愛嬌なのかなと思います。さんまさんや上沼恵美子さん、ヒロミさん、ありがたいことに色んな方とご一緒してきましたが、皆さんカメラが回っていない場所でもすごく感じがいいんです。長くテレビ業界で活躍している方は、みんなに好かれているからなんだろうなと思います。だから私自身もそんな方たちを見習って、愛嬌を大切に自分らしく頑張っていきたいです。


<はっぴちゃん。のハッピースポット>
太鼓正(大阪市浪速区塩草)
和太鼓の製造・販売・修理などを行う専門店。ロケで行った際、大きな太鼓がとても印象的でした。はっぴちゃん。の太鼓はamazonで2,000円で購入したものですが、アムラーならぬ“ハピラー”現象を起こしたいので、ぜひ正さんで太鼓をゲットしてハッピーな気持ちになってください♡
<INFORMATION>

駆け出し芸人新ネタライブ むっさヤッテマス!!
1月25日(日) 17:30開場 / 18:00開演
心斎橋角座(大阪市中央区東心斎橋1-19-11 B1F)
前売り1,200円 / 当日1,500円
チケットはこちらから
MBSラジオ「サンデーライブ ゴエでSHOW!」
毎週日曜日11:00~放送
※レギュラー出演

はっぴちゃん。
2005年9月20日生まれ、大阪府出身。歌手を目指してさまざまなオーディションを受ける中で、14歳の時に「松竹JAPAN GP CONTEST」で審査員特別賞を受賞し松竹芸能に所属。社員さんから薦められて芸人の道へ。2022年に「ガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ)の「山-1グランプリ」で優勝したことをきっかけに、現役JK芸人として注目を集める。現在は、「サンデーライブ ゴエでSHOW」(MBS-R)、「おはよう朝日」(ABC)、「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)などでリポーターなどを務める。