「感情をむき出しにして、ありのままの私で生きていく」。めでたくハタチを迎えたはっぴちゃん。の揺るぎないハッピーマインド。

ピンクのはっぴとねじりハチマキ、そして赤い太鼓がトレードマーク!ひとたび舞台に飛び出せば、「めでたいこ!」とハイテンションで盛り上げる、はっぴちゃん。をご存知ですか? 2022年に放送された「ガキの使いやあらへんで!」の「山-1グランプリ」で見事優勝し、現役JK芸人として衝撃のテレビデビューを果たしました。その後もさまざまなバラエティ番組で活躍し、“ハッピーを届けるはっぴちゃん。”としてお茶の間をにぎわせる存在に。そんなはっぴちゃん。が、昨年9月20日にめでたく20歳を迎えました。「あのはっぴちゃん。がもう20歳!」と時の流れに驚くと同時に、大人の階段を登った彼女は一体どんなことを考えているんだろうと知りたくなり、MARZELにて取材を敢行!いろいろと話を聞いてきました。20歳の誕生日当日には、初の単独ライブ『二十歳。』を開催。毎日全力投球しながら我が道を行く彼女は、とってもキラキラしていました。大人になったはっぴちゃん。の現在地を、ぜひご覧ください!
芸人ではなく歌手を目指して松竹芸能のオーディションへ。はっぴをまとって太鼓を叩き、お茶の間にハッピーを届けていきたい。

今日はよろしくお願いします!まずは、はっぴちゃん。が芸人さんになったきっかけを教えてください。
もともと芸人ではなく歌手を目指していたんです。歌手、タレント、女優、芸人とジャンルを問わず募集する「松竹 JAPAN GP CONTEST」というオーディションに、14歳の時に歌手志望で応募しました。最終選考まで進んだのですが、そこでの課題が3分間何でもやっていいよというもので。シンプルに歌ったり踊ったりする方も多いみたいなのですが、私はできることを全部詰め込んだコントを作って披露したんです。幼い頃からミュージカルやダンス、歌、ギターなどたくさん習い事をしてきて、そんな自分の特技にお笑い的な要素を加えたら面白いかなって。それをキンタロー。さんや安田大サーカスさんを見つけてきた社員さんが気に入ってくださって、審査員特別賞を受賞しました。私自身は歌手として応募したつもりだったのですが、その方に「君面白そうやから芸人になってみない?」って言われて騙されて芸人になりました(笑)。気付いたらはっぴを着てハチマキを巻きて、太鼓を抱えていましたね。
最初から芸人を目指していたわけではなかったんですね。歌手ではなく芸人の道を薦められた時、はっぴちゃん。はどんな心境でしたか?
え、歌手じゃないの?と思いました。だけど、これまで色んな才能を発掘してきた方に「芸人の方が向いてるよ」と言っていただけて。自分の意思は一旦置いて、人より優れている部分を伸ばすのはいいことかなと思い、芸人になる覚悟を決めました。

思ってもいなかった世界に飛び込める勇気がすごいです。芸人になると決めて、まずどんなことをしたんですか?
松竹芸能養成所のお笑い芸人コースに特待生として入りました。その中に「ネタ見せ」の授業があって、講師の方に何でもいいからネタを作ってきてくださいと言われまして。特に作り方を教えてもらえるわけでもないし、どうやって作ったらいいかわからへん、どうしようって困惑するところからスタートしました。そんな時に思い出したのが、「はっぴちゃん。を見てると元気がもらえる。明日からも頑張ろうと思えます」という、歌手を目指していた頃のファンからいただいた言葉でした。そんな記憶から、はっぴをまとってハッピーを届けるはっぴちゃん。が生まれたんです。
はっぴちゃん。は、芸人になってから生まれたキャラクターではなく、昔からずっとはっぴちゃん。だったのですね。
そうなんです。歌手を目指していた頃から、ハッピーをお届けするはっぴちゃん。というコンセプトでやってきました。当時とマインドや考え方も特に変わってなくて。周りにはかわいい子、歌や楽器が上手い子がたくさんいて、その中で自分に注目してもらうにはどうしたらいいか考えた時に、派手な服を着て、自分の内側から湧き出るパワーを表現できたらいいなと考えていました。そんな形で今の芸風にたどり着き、15歳でデビュー。20歳になった今は、芸歴5年目になります。

中学生で芸能の世界に入って、周りは年上ばかりだったと思いますが、萎縮したことはなかったですか?
幼稚園の頃からお兄さんやお姉さんに囲まれながら芸事をしてきたのもあって、逆にそっちの方が落ち着くんです。学校の同級生の中では異質な存在で、「あいつまた変なことしてる」って敬遠されていたけど、お兄さんやお姉さんたちはいつも私を輪の中に入れてくれて、妹みたいにかわいがってくれていました。そんな方たちと一緒にいる方が、私にとっては居心地が良かったんです。
同じ事務所内だと、18歳くらい上の後輩がいたりして面白いですよ。37歳、38歳の後輩を、私がご飯に連れて行くこともあって。もちろん先輩なので私の奢りで。私は“はっぴ姉(ねえ)”って呼ばれていて、お会計の時に「はっぴ姉ごちそうさまです!って頭を下げて言われるから、周りの人に“極道の女”って呼ばれることもあります(笑)
その絵は想像するだけで面白いです。芸歴を重視するこの世界ならではですね。はっぴちゃん。が注目を集めるようになったのは、2022年「ガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ)の「山-1グランプリ」での優勝が大きいのでしょうか?
山崎邦正さんが島田珠代さんと同期で、珠代さんのデビュー当時の姿にしか見えない、これはデジャヴやっていうので「山-1グランプリ」で優勝しました。それを機にテレビ出演が一気に増えて、「うちのガヤがすみません!」(日本テレビ)、「相席食堂」(朝日放送)、「ゴッドタン」(テレビ東京)など、色んな番組に呼んでもらいました。それが芸歴11ヶ月、16歳の高校生の頃ですね。そこから学校の子たちの態度も変わって、結局人が見るのは結果なんやなって思ったし、お仕事も増えて色んな人に会えるようになりました。

テレビの出演が増えて忙しくなって、仕事に対するマインドに変化はありましたか?
基本的にずっと変わりません。失敗してしまった時、まだ頑張れたのにって後悔しないよう、常に全力でやり抜くことを意識していて。そのマインドをデビューしたての頃からずっと持ち続けています。でももっと忙しくなりたくて、睡眠時間がなくても全然平気なのにって思います。


はっぴちゃん。
2005年9月20日生まれ、大阪府出身。歌手を目指してさまざまなオーディションを受ける中で、14歳の時に「松竹JAPAN GP CONTEST」で審査員特別賞を受賞し松竹芸能に所属。社員さんから薦められて芸人の道へ。2022年に「ガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ)の「山-1グランプリ」で優勝したことをきっかけに、現役JK芸人として注目を集める。現在は、「サンデーライブ ゴエでSHOW」(MBS-R)、「おはよう朝日」(ABC)、「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)などでリポーターなどを務める。