冠ラジオ『ブロスポ』の初イベントも大盛況!きれいごとは言わず、常に正直に泥臭く。笑いも本音もギリギリを攻める、黒帯のリアル。
3つのラジオの中でも、『ブロスポ』は僕らを知らない人にもささるよう、1番エンタメを意識しています。

黒帯さんはラジオを3つされていますよね。ラジオ関西Podcastの『ブロスポ』、YouTubeラジオの『黒帯会議』、Artistsporkenの『裏黒帯会議』、この3つはどんな風に棲み分けてるんですか?
てらうち:YouTubeとArtistsporkenは日常会話って感じで、笑かさなあかんみたいな意識は全然ないです。こんなことあったとかの振り返りが多いかな。
大西:だから基本は元気じゃないですね。『ブロスポ』が1番よそゆきではあるかもしれない。
てらうち:番組として面白いと思ってもらえるように、どこか笑かすポイントを作らなあかんとは思ってますね。
大西:僕らを初めて知った方には、『ブロスポ』を聴いてほしいと思っています。他の2つはもっと身内のファンに向けたコンテンツなので。
てらうち:Artistsporkenでは今後こんなことやりたいっていう話を結構してて、ほんまの会議みたいになってますね。大西さんが1人でやる企画ライブを考えたり、僕がやってる「漫烈」っていうアイドルユニットの構想を練ったり、新しいアイデアを出してブラッシュアップする場になっています。
大西:Artistsporkenは課金制やから、聴いてる人が少ないのもええよな。
てらうち:普段のネタ合わせではわざわざ喋らないことをそこで喋れますし。その場で思ってること言えるって感じ。『ブロスポ』はバラエティ番組みたいな感覚かな。
大西:番組がスタートする時、神吉さんには「自分たちのいいように使い分けてほしい」って言われたんです。僕らと仲良しの牛ぺぺのおねえちゃんの話をする時もきちんとコンビ名を付けるとか。僕らを知らん人のことも意識してくださいって言われました。

収録する時に気を付けてることってありますか?
大西:2週間に1回のペースで2本録りしてるんですけど、どっちか1本は面白くしないとは思っています。もちろん全部面白いのが1番ええけど。2本ともあんまりやったらうーんって思いますね。
てらうち:最初にも出た「やって!」のコーナーは、始めてよかったなと思いますね。やっぱり喋ることが増えるから。
大西:あと2本目の収録でネタがない時、過去のエピソードを絞り出すみたいなのはよくやってます。面白くならんかったら自分の家族のことをネタにしたりとか。
てらうち:基本会話ベースでどう転ぶかわからんから、僕はよく寝てから行きます。ちょっと早よ行くとか。
これまでの配信で印象に残ってる回はありますか?
てらうち:第何回かはわからんけど、大西さんの実家の話をしてる回ですかね。僕にとったらもう当たり前なんですけど、改めて聞くとすごい話がいっぱい出てきますね。
大西:笑い飯の西田さんがたまにご飯連れてってくれるんですけど、僕の話ではあんまり笑わないんですよ。でも僕がお母さんと喧嘩した話とかはすごい笑ってくれます。
てらうち:大西さんの実家関連の話はラジオを始めるまで結構忘れてて。東大阪の結構濃い家庭環境やったんやなって思いますね。
大西:『例えば炎のあ、エレガンス』の中で、例えば炎に対して神吉さんが各ラジオのおすすめ回を教えるタイミングがあって。そこで僕が万博行った時の話(#64「チンクロ率110%」)を聴けって言ったみたいなんです。エピソードトークもそうやし、てらうちの聞き手としての相槌も勉強になると。僕はなんとも思ってなかったし、どちらかと言うとエピソードトークは苦手なんですけど、それをいいと思う人もおるんやっていうので興味深かったです。
てらうち:エピソードトークをする場ってあんまりないから、それができるのはラジオならではなんかもな。


黒帯
(左)大西進、(右)てらうち。共に東大阪市出身、高校の柔道部で出会い結成した同級生コンビ。松竹芸能の養成所を経て活動するも2014年に退所し、翌2015年にオーディションライブに合格して吉本興業に所属。大阪NSC32期と同期扱い。2024年に初となる全国ツアーを実施、さらに冠ラジオ『黒帯のブロンドスポーツ脚研究会(ラジオ関西Podcast)』がスタート。今年9月に開催した初のラジオイベント「黒帯のブロンドスポーツ脚研究会初イベント~オトナのべんきょう部屋~」は大盛況。最近は、てらうちがプロデューサー兼リーダーを担う芸人アイドルプロジェクト「漫烈」なども注目を集める。