“交わるセンス”をコンセプトに発動した、新たなパーティー『MINGLE FLAIR』に密着!オーガナイザーの大上真生さんに聞いた、ジャンルの境界線を越えた場所づくりとは。
去る9月29日に中之島の『& island Kitahama』で開催された新しいパーティー、『MINGLE FLAIR』。“交わるセンス”をコンセプトに、ダンスやファッション、音楽、アート…など、ジャンルの境界線を越えていろんな人が集まり、それぞれの自己表現を楽しむ場所として立ち上げられたパーティーです。オーガナイズしたのは、MFlow名義でダンサーとしても様々なシーンで活躍する一方、『ビームス 梅田』のスタッフでもある大上真生さん。実は以前にMARZELに登場していただいたこともあり、そんな彼が新たなパーティーをスタートさせたということで密着してきました。当日の模様や集まったおしゃれさんたちのSNAPに加えて、大上さんに『MINGLE FLAIR』を立ち上げた経緯やダンスへの想い、これからのことなどを聞いたインタビューの3部構成でお届けするので、ぜひ読んでみてください!ただのダンスイベントではない、人と人との繋がり、広がり、刺激を生み出すパーティーとしてこれからどんどん成長していきそうだから、要CHECKです。2025年2月中旬に第2回目の開催も決定しているので、乞うご期待を!
いろんな人のセンスが交わってパーティーの楽しさが加速した、『MINGLE FLAIR』の模様をプレイバック!
ダンスやファッション、音楽、アート…など、いろんな人のセンスが交わる場所を生み出すために立ち上げられたパーティー『MINGLE FLAIR』。記念すべき第1回目は、個性的なダンサーが集まるだけではなく、ライフスタイルにそれぞれの個性が輝いているアメリカの“Venice Beach”をテーマにスタート。ショーアップされたブルーのライト、タイトルロゴが施されたフロア、DJブース、ストーリーを感じる写真の数々によって、素敵なパーティー空間に仕上がっていました。
来場者には特典としてオリジナルバンダナが配布され、頭や首に巻いたり、腰につけたりと、みんながそれぞれのセンスで早速コーディネート。“交わるセンス”というコンセプトのタイトルの通り、いろんな個性で会場が彩られていきます。
そして、いよいよパーティーがスタート。SINSK8、MusashiによるDJタイムでは、音楽に合わせてダンサーたちが入れ替わり立ち替わりでダンスを披露。バトルではなく、フリースタイルで自由に踊り合う雰囲気に、フロアの盛り上がりもグルーヴ感もどんどん高まっていきます。
会場の『& island Kitahama』は、土佐堀川沿いのグッドロケーション。心地よい風が吹くテラス席からフロアを眺めたり、ゆっくりチルしたりと、思いのままに楽しめるのもナイスなところ。テーマでもある“Venice Beach”的な気持ちよさを、みんなも感じられたんじゃないでしょうか。
フロアの熱量も上がっていく中、SHOWCASEが始まる前には、MFlowさんが「ずっとやりたかったこと!」と言っていた、キューピッドシャッフルの曲に合わせてみんなとダンスを楽しむ演出も。フロアに集まり、MFlowさんのステップを真似るようにして一斉に踊る光景は、とにかく楽しそうで、たくさんの笑顔があふれていました!
いよいよ、SPECIAL SHOWCASEの時間に。「このSHOWCASEは、いつもの仲間とチームを組んでダンスを披露するんじゃなくて、一緒に踊ってみたいと思うダンサー同士を組み合わせているんです」とMFlowさん。異なるセンスの交わりによる新たなグルーヴに、フロアの期待度もますます高まります。
トップバッターのKOTA×Suck×Harutoのウィットに富んだ緻密かつ躍動感のあるダンスが繰り広げられると、続いてはAbo×sojuのコンビが登場。軽快かつ息の合ったリズミカルなダンスに会場も大盛り上がりでした。
SHOWCASEの合間には、パーティーステップのレクチャータイムもあり、簡単なステップをみんなで踏みながら、ダンスとの距離をどんどん近づけていったMFlowさん。途中で笑いが起きたりもして、空間もなんだかほっこりした感じに。
そんなハートフルな雰囲気が流れる中、SHOWCASEが再開。TENKA×Maruという実力派の女性ダンサー2人が魅せるダンスは、華麗さと力強さがミックスされたハイクオリティなパフォーマンスで、フロアのみんなを一気に引き込んでいきます。
そして、SHOWCASEのラストを飾るのは、MFlow×TK×VIによるユニット。バトルではないものの、それぞれの多彩なスキルを見せつけ合い、一つのショーとして完成させるパフォーマンスは本当に楽しかったです。ダンスの魅力をみんなが受け取れたと思います。
最後はTogaceeによるDJタイムが始まり、再びダンサーたちが踊り合うのかと思いきや、SHOWCASEに触発された来場者たちがダンスを楽しむ一幕も。これこそ、MFlowさんが求めていた景色の一部なのかな、とも思いました!
ダンスやファッション、音楽、アート…など、いろんな人のセンスが交わる場所となった『MINGLE FLAIR』。第1回は大盛況で幕を閉じましたが、実は第2回の開催も2月中旬に決定しているとのこと!ひとまずは、続報をお楽しみにしていてください。『MINGLE FLAIR』は、いろんなセンスが交わるだけではなく、いろんな才能が解き放たれる場所でもあると思うので、皆さんも要CHECKでお願いします!!
大上 真生
1998年大阪生まれ。中学生の時にマイケル・ジャクソンのPVを見て、ムーンウォークに憧れてダンスの道に。同時期にダンスを始めた兄の影響とMORTAL COMBATに触発され、以来、ブレイクダンスにのめり込んでいく。高校卒業後はUSJでパフォーマーとしても活動し、2016年に<BEAMS>に入社。MORTAL COMBATの下部組織・ネクストの一員だった時期もあり、現在はチームを卒業したものの、ライフワークとしてブレイクダンスを続けている。そして、2024年9月に“交わるセンス”をコンセプトとした新しいパーティー『MINGLE FLAIR』を立ち上げ、いろんな人が自己表現を楽しめる場所を提供している。