ヤンキーたちのアツすぎる青春を描いた人気漫画『OUT』が、品川ヒロシ監督によって実写映画化!出演する倉悠貴さん、水上恒司さんに、作品への想いや見どころ&大阪にまつわるエピソードをインタビュー!


(大阪で好きな場所は?) 僕の高校時代は学校っていうより、アメ村で育ったみたいなところがあるんで。(倉) この前やっと初めて通天閣に行ったんですけど、雨ザーザー降りでした。(水上)

では続いて、大阪についてのお話もお聞きしたいのですが、倉さんは大阪のご出身ですが、大阪に帰って来られた時はなにをされてますか?

:最近は仕事で帰って来ることが多いので、ゆっくり過ごすって感じではないですね。でもこうして映画の舞台挨拶とかで大阪に来ると、親が観に来てくれたりして、ちょっと親孝行できてるかなって思ったり思わなかったりします。

大阪で好きな場所とか、思い出の場所ってありますか?

:このすぐ近くですけど、アメリカ村ですかね。高校生のときアメリカ村の古着屋さんでアルバイトしてたんです。僕の高校時代は学校っていうより、そこで育ったみたいなところがあるんで。

水上:学校は行ってなかったの?

:学校も行ってたけど、わりと自由な学校で私服だったし髪型も自由だしっていう感じだったから。

水上:ヤンキーじゃん!

:ヤンキーじゃないって、ちゃんと勉強はしてたから。まあ、そういう感じだったので、青春の場所っていえばアメリカ村ですね。そこのコミュニティの友達とか、今でも付き合いが続いてます。スカウトされたのも、バイトの時に撮られたスナップがきっかけだったので。

今でもアメ村に行かれることってありますか?

:たまーに、ですね。ふらっと三角公園に行ってみたり。僕が高校生の頃は、三角公園に行ったら必ず誰か知り合いがいるって感じだったんです。今はさすがにそんなことはないですけど、でもたまに行くと、懐かしいなって思います。

働いていらっしゃったころと、街の感じは変わりました?

:なんだろう、僕もその頃からすごい服が好きだったんですけど、当時のアメ村はファッションに熱い奴らがたくさんいて、めっちゃ奇抜なファッションの人とかもいたんですよ。でもいま見てると、スケーターの人が多いですよね。

じゃあちょっと、雰囲気は違う感じですか?

:僕がいた頃からは変わってますけど、でもいまはそのスタイルが人気なんですよね。雰囲気は変わっても、僕にとっては変わらず好きな街です。

倉さんにとってアメ村は、今も大切な場所なんですね。水上さんは、NHKの朝ドラの撮影のために大阪に滞在されているんですね?

水上:行ったり来たりですけど、期間でいうと4~5か月ぐらい大阪にいます。

なにか「大阪らしさ」を実感されたエピソードなどありますか?

水上:いや、新大阪とNHKの往復で、どこにも行けてないんですよ。この前やっと初めて通天閣に行ったんですけど、雨ザーザー降りで。その近くにある、サリガニゲームって書いてるゲーム屋さんに入って、マリオのゲームをやってました。

:大阪は、タクシーの運転手さんに話しかけられない?

水上:あー、いた!すごい話しかけてくる人。疲れてるんでちょっと……って言っても、「いまからお帰りですか?ねえ!」みたいにめっちゃ喋りかけられた。

:大阪はみんな話かけてくるよ。

水上:みんなではないでしょ?

:でも多い。

水上:あと、新大阪で背の高いタクシー、ボックスタイプの。あれにまだ一度も乗れてないです。

大阪は東京に比べて、ボックスタイプのタクシー少ないですよね?

水上:でも新大阪で並んでるとけっこういるんですよ。それなのにまだ一回も巡り合えない。

本当にまだ、通天閣以外に大阪どちらも行かれてないんですね。

水上:通天閣も、上まで登ってないんです。

:じゃあビリケンさん拝めてないの?

水上:拝めてない。あ、でも大阪城は行きました!

NHKのすぐ隣ですよね? いつか水上さんが、大阪の街をゆっくり観光できる日が来ることを願います。

:ほんとにね、カレー屋さんも多いしね。

倉さんがおすすめのお店を教えて差し上げたりとかは?

:教えるよ。串カツ屋さんとか。

水上:あ、うん。

:あれ、あんまり興味ないみたいです(笑)


<INFORMATION>

『OUT』

累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画「OUT」が、『ドロップ』(09)で大ヒットを打ち出した品川ヒロシ監督・脚本で待望の実写映画化!伝説の超不良・井口達也が少年院を出所したその後の人生を、新たな仲間たちや家族との絆を通して描く実録青春ムービーだ。保護観察中で、次に喧嘩をしたら一発アウトの井口達也。血で血を洗う激しい抗争に巻き込まれながらも、守るべきものができた達也の進む道は──。
品川監督ならではのユーモアと友情の物語を随所に散りばめ、ハードながらも笑って泣ける青春活劇がここに誕生した。劇場公開は2023年11月17日(金)から!
https://movies.kadokawa.co.jp/out-movie/

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Profile

倉 悠貴

1999年12月19日生まれ。大阪府出身。

学生時代に地元の大阪でスカウトされ、その年のドラマで俳優デビュー。『夏、至るころ』(20)『うみべの女の子』(21)『窓辺にて』(22)など出演作多数。NHK連続テレビ小説「おちょやん」(21)では主人公の弟役を演じ、大きな話題を呼んだ。2023年は、ドラマ「犬と屑」(23)では地上波ドラマ単独初出演を果たし、映画『禁じられた遊び』『こいびとのみつけかた』が公開中。

Profile

水上 恒司

1999年5月12日生まれ。福岡県出身。

2018年、ドラマ「中学聖日記」で俳優デビュー。主な出演作は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(21)、「うちの娘は、彼氏が出来ない!!」(21)、「管理官キング」(22)、「真夏のシンデレラ」(23)、映画『望み』(20)、『そして、バトンは渡された』(21)、『死刑にいたる病』(22)など他多数出演。2022年9月より水上恒司として活動開始。2023年後期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」に村山愛助役で出演。

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