WEBで読めないから取りに来て!元カジカジ編集部メンバーが拠点となる中崎町を取り上げたフリーブック『NAKAZAKI ACT』は鮮度100%、「今」の中崎町を凝縮した濃厚な一冊。


「いらなくなったら返してほしい」くらい、想いを込めて、大切に作ったマガジン。

中崎町のショップ約50店舗とSTAND MAGにて、限定3000冊を配布。

完成した『NAKAZAKI ACT』をご覧になったまちの方はどんな反応でしたか?

村上:取材の時から、持って歩けるマップとかフリーペーパーを求めてたっていう声を聞いてたんですね。だから、そういうものができるのは嬉しいって。それを聞いて、フリーマガジンっていう媒体はやっぱり中崎町にマッチしたのかなと思いました。刷り上がりを持って行ったときも、すごい喜んでくれたんですよ。「え、これで本当にフリーですか?」みたいな。

たしかに、フリーとは思えないボリュームとクオリティですよね。

名越:栗山さんは「ちゃんと本にしたい」っていうこだわりがあったよね。絶対に角綴じにしたいんです!って。

栗山:薄くは絶対したくなくて、パンフレットみたいな感じじゃなくて、きちんと本というか雑誌の形にしたいと思ってました。埋もれてしまったり、捨てられてしまったりするものにはしたくなかったんです。

1月20日に発行されてから、反響や反応はありましたが?

名越:今日も梅田のNu茶屋町からここに向かって歩いてるときに、取材させてもらった古着屋さんに会ったんですけど、店頭に置いてた分は1日でなくなりましたって。

もうなくなったんですか!?3000部限定なんですよね?

高松:店舗さんからは、なくなったっていうお話はいくつか聞いてますね。

名越:たくさん刷っていつでもあるじゃなくて、早く行かないとなくなるって思ってもらえたら。ゼロ・ウェイストですよね。必要な人が、必要な分だけ持って行く。

和島:そうなんですよ、ゴミになってほしくないし、なんなら、いらなくなったら返しに来てほしい(笑)

それは早く取りに行かないと! 『NAKAZAKI ACT』によって、また中崎町が賑わう予感がしますね。

村上:こういう状況だからこそ、ちょっとでもまちが動くというか、これを手に取って動いてほしいなって気持ちはありますね。 

和島:一見入りにくいかなってお店も、入ったらぜんぜん大丈夫。みなさんやさしい方ばっかりなので。

『NAKAZAKI ACT』の表紙には「ISSUE 01」の文字がありますが、今後の展開はなにか考えておられますか?

和島:この取材をきっかけにいろいろ知ったことも多かったから、中崎町のネタはまだまだあります。

高松:一冊作ってみて、やっぱり中崎町っていい意味でカオスだなと思ったので。もう一回やりたいですね。

名越:ACTには、まちの動いてるところを拾いあげるとか、まちに住む人がアクター=主人公であるとかそういう想いを込めているので、またこのメンバーで中崎町でも、違うまちでも、何かアクションを起こせたらいいなって思いますね。

123
Profile

STAND MAG

クリエイタークルー

中崎町を拠点に編集活動を行う、元カジカジ編集部を中心としたクリエイタークルー。フリーディレクター・エディター・ライターとして活躍しながら、ヘア、納豆、古着、麻婆豆腐など各々の「好き」をさまざまなカタチで発信中。拠点とするアパートメントに併設するはギャラリースペースでは、多様なイベントも展開。

CATEGORY
MONTHLY
RANKING
MONTHLY RANKING

MARZELでは関西の様々な情報や
プレスリリースを受け付けています。
情報のご提供はこちら

TWITTER
FACEBOOK
LINE