屋台と聞けば、おでん、ラーメン、お酒…など、風情や哀愁を感じるものを想像しがちですが、現代の屋台はそれだけじゃないんです。そんな現代の屋台をさまざまな角度から考察し、まさに“THE屋台本”と言える良書「日本のまちで屋台が踊る」が、12月13日に発売されます!

「それぞれの屋台にはドラマがある!」という言葉のように、屋台を愛する人たちがなぜ屋台に行き着き、どのようにして屋台をまちで動かしているのか。以前、MARZELにも登場していただいた『カモメ・ラボ』の今村謙人さんをはじめ、5人の屋台実践者へのインタビューと、都市や社会学、哲学など分野を超えた専門家へのインタビューを通して、現代の屋台から暮らし方、働き方、社会への関わり方を考えられる本になっています。

屋台が好きな人、これから屋台を始めたいと思ってる人、なんか新しい一歩を踏み出したいと考えてる人などなど、“屋台からの視点”で物事を見つめることで、新たな考えや想いを巡らせるきっかけにもなる本!現在、予約注文を絶賛受付中なので、ぜひCHECKしてほしいと思います。あなたのまちで踊ってる屋台があれば、迷わずPIT INしてくださいね!


目次

1. 屋台をつくり、動かす人たち ー 屋台実践者インタビュー

屋台実践者1 生きる選択肢としての屋台 今村謙人(カモメ・ラボ)
屋台実践者2 世界に幅と揺らぎあれ──抗い、作り、街に出る モリテツヤ(汽水空港)
屋台実践者3 生活範囲を走る!自転車屋台 鈴木有美(パーラー102)
屋台実践者4 毎夜東京をさまよう屋台 神条昭太郎(TWILLO)
屋台実践者5 医者、街に出る──屋台でウェルビーイングを 孫大輔(家庭医)

2. 屋台のある日常

3. 屋台再考 ー 専門家レクチャー

レクチャー1 失敗したらトンズラすればいい──その日暮らしの屋台学 小川さやか(文化人類学)
レクチャー2 現代屋台の社会学 南後由和(社会学)
レクチャー3 日常の小さなことに寄り添う 鞍田崇(哲学)
レクチャー4 闇市の発生から都市が再生する 石榑督和(建築史・都市史)
レクチャー5 ギブ・ギブ・ギブ!やることなすこと根拠なし 栗原康(政治学)

4. 橋ノ上ノ屋台の一日

5. 屋台のある風景(は増えるか)

阿部航太「街は誰のもの?」+笹尾和宏「PUBLIC HACK」


INFORMATION

日本のまちで屋台が踊る

編者: 中村睦美、今村謙人、又吉重太
デザイン: 阿部航太
発行: 屋台本出版
発売: 2023年12月13日(水)
価格: ¥2,530(税込)

サイズ: 46判(H188mm×W128mm)
ページ: 272
言語: 日本語

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