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イケてるコンビニエンスストアやヴィンテージの家具屋さんでお買い物して、おしゃれなコーヒーショップでチルアウト。

次に向かったのは、“小さな百貨店”をテーマに全国各地のおいしいものを厳選したローカルコンビニエンスストア『TRACT the local』。もともとキッチンカーで全国を巡っていたナツミさんと、野菜を中心としたさまざまな食料品を販売するPLOWさんが営むお店です。1Fはカフェを併設した物販スペースになっており、2Fにはカレーショップが入居しています。

店内で焙煎したおいしいコーヒーを片手に話を伺いました。

「『TRACT』さんでもインスタから連絡をいただいてペイントさせてもらいました。どうやって私を見つけてくれたんですか？」と理子さん。

「もともと理子ちゃんのインスタを見て気になっていて、描いてくれる人を探している時に声を掛けたんです。描いてもらう前は『何屋かわからない』って言われることが多かったけど、理子ちゃんにペイントしてもらってから入店してくれる人の数が増えました。お願いしてほんとに良かったです」とPLOWさん。

「お手洗いとかも殺風景だからもっとカッコ良くしたいねって話してて。また近々お願いします」とナツミさん。

自分のお仕事に対する嬉しいお褒めの言葉に、「ぜひまたやらせてください！」と理子さんも瞳をキラキラ。「こうやってリアルな感想をいただけると、もっと頑張りたいなって思いますね」。

せっかくなので店内でショッピング。自家焙煎のコーヒー豆やクラフトビール、PLOWさんが仕入れた新鮮な野菜、オリジナルグッズなどが並びます。最近話題の神戸の豆腐メーカー＜YACCO＞の商品の取り扱いも。

PLOWさんが扱う野菜は、普段スーパーでは出合えない珍しい品種のものもたくさん。「これってどんな味なんかな」「どうやって料理したらいいんやろ？」という疑問にも優しく答えてくれ、今回は豊かな旨味を感じられるカツオ菜（左）と東大阪の特産品・オカワカメ（右）をゲットしました。「めっちゃ嬉しい〜。食べるのが楽しみです！」と声を弾ませます。

次に訪れたのは、世界各国から仕入れたヴィンテージやアンティークの家具を販売する『WANT ANTIQUE EAST STORE』。大阪府内に展開する3店舗の中でも、松原にあるこちらは広々とした敷地を活かし、内装業者向けの建材や店舗什器、大型家具をメインにラインナップしています。

少し前に南堀江の店舗で照明を購入したという2人。「こういうの家にあったらめっちゃ良さそう」と想像を膨らませながら夢中で店内を回ります。

内装などを手掛ける仕事柄、「現代にはなかなかないデザインの家具や什器が多いので、アイデアの参考に見に来ることもあります」と昴さん。

気になる2人の住居について尋ねると、「家はちょっとずつ完成させていくスタイル。カッコいい家具とかを見るとつい『俺が作るわ』とか言っちゃうんですけど、実際はなかなか作る時間が取れてなくて。いつか何かになればと思って、使えそうな木材を家に溜めていってます。でもやっぱりヴィンテージやアンティークの家具って独特の存在感があって、来るとほしくなりますね」。

「眺めているだけでテンション上がるよな。古い看板とかも置いてるので私も勉強になります」と理子さん。

「最近お気に入りのすてきなカフェです」と向かったのは、近鉄瓢箪山駅のすぐ近くにたたずむ『Field Trips』。軒先に描かれた「石堂鍼灸院」の文字が目印です。

イギリス人のリアムさんと東大阪出身の奥さん・陽子さんが営むこちらでは、エスプレッソで作るコーヒー、クラフトビール、ナチュラルワイン、サンドウィッチを提供しています。店内には音楽好きのリアムさんがセレクトするレコードが流れ、肩肘張らずに過ごせる居心地の良さについ長居してしまいます。

「僕ら2人ともお酒が好きなんですけど、車で移動することが多いのでよくやるんです」とアイスコーヒーとクラフトビールを注文し、どちらがお酒を飲むかを賭けてじゃんけんタイム。見事理子さんが勝利しビールを飲めることに。

リアムさんは大会などにも出場するトレイルランナーで、「日本にはトレランをする若い人が少ないので、その素晴らしさを伝えたい」と毎週土曜にお客さんを集めて近くの生駒山を走っているそう。「トレラン終わりにお店に立ち寄ってコーヒーやビールを楽しむ人も多いんですよ」と陽子さん。取材時期はツツジが見頃とのことで、「どうやって行くのが近道かな？」と地図を見ながら教えてもらいます。

「トレランはやったことないけど、みんなで走るなら楽しそう！やってみたいな」と興味津々の2人。初心者も大歓迎とのことなので、新たな趣味として挑戦してみるのも良さそうです。