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目まぐるしいスピードで未来を切り拓く、京都発の現役女子高生ロックバンド•丸竹夷が大人の階段を登る時。

3月22日（土）はJKとしての集大成、23日（日）は少し大人に近づいた新しい丸竹夷を見に来てください！

デビューから1年以内にフルアルバムをリリース、12月には初のワンマンライブを成功させるなど、目まぐるしいスピード感で動いているのが印象的です。

姫花：やっぱりJKブランドって最強じゃないですか。その最強のアドバンテージを存分に活かしたいなと。それを形にして残したのが、3月初旬にリリースしたフルアルバムです。丸竹夷の全ての作品が収録されていて、高校生としての私たちが詰め込まれています。この先何年経っても、高校生でアルバムを出したっていう事実は変わらず残っていく。高校生でアルバムを出すのと20代で出すのとじゃ見え方も違ってくると思うから、スピード感はめっちゃ大事にしています。

曲のテイストもこれからどんどん変わっていくかもしれませんね。

姫花：変わっていくと思います。今は高校生じゃないと書けないような等身大の青春ロックを歌っているけど、大人になってもっといろんな物事や感情を知れば、これまでとは違う曲が書けるようになるのかなと。今後は高校生から１歩大人に近づいて、大人と子どもの狭間みたいな時間を過ごすことになります。また世界の見え方も変わってくるやろうし、年齢を重ねて自分たちはどんな風になっていくのか楽しみでもあります。

これから学生という肩書きは無くなりますが、大人になることへの不安はありますか？

姫花：ほんまに大人になれんのかなって思っちゃいます。今の思考回路とかテンションとか、一生このままなんじゃないのかなって。これまではJKのノリとして許されてきたキャピキャピ感が許されなくなるっていう怖さもあります。楽しみだけど不安ですね。

そんな皆さんの高校生ラストとなるワンマンライブが3月22日（土）、23日（日）に京都劇場で開催されます。それぞれ意気込みを教えてください。

姫花：22日（土）は『JK THE END』というタイトルの、JKラストを飾る集大成のライブになります。JKバンドとしてやってきた今までの私たちが見られるのはそこが最後になるかと。ちょっと寂しい気持ちもありますが、楽しんでいただきたいです。

紅留美：丸竹史上1番大きなライブ会場でやらせてもらうので、たくさんの人に想いを届けられるよう頑張ります。2日目は『18 -New Chapter-』というタイトルで、前日とイメージをガラッと変えたライブになる予定です。高校生じゃなくなるのは悲しいですが、制服も一切着なくなるので、今までとは違う新しい丸竹夷が見られると思います。

莉音：初めてライブをした「スタジオ246」や路上ライブ時代から見に来てくれていた人もたくさん足を運んでくださるみたいなので、応援してくださる人への感謝を伝えられるライブにできたらと思います。たくさんの人に見てもらいたいです。

姫花：お客さんに楽しんでもらえるよう、絶対ライブを成功させます！

最後に、今後の目標を教えてください。

姫花：直近だと、今年は大きい夏フェスに出たいです。今までライブハウスや小さいフェスに出演させていただいたことはあるけど、夏フェスってお客さんの数が桁違いなので、そこに出れば私たちのことももっと知ってもらえるかなって。京都在住なので『京都大作戦』は出てみたいですね。

これからどんなバンドになっていくのか楽しみですね。

姫花：丸竹夷は丸竹夷やから、常に唯一無二の存在でありたいなと。めちゃくちゃロック、めちゃくちゃバラード、めちゃくちゃポップ、ジャンルに捉われず私たちなりの音楽を届けていきたいです。
あと、3人で出会ってからはずっと練習をしてるので、みんなでどこかに遊びに行ったことがなくて。3人で遊んでみたいなとは思ってる。

紅留美：美山に行くのが遊びに行くみたいな感覚になっていたから、バンドを抜きにして遊んだらめっちゃ新鮮やろうな。音楽の話をしないってなったら普通の友達みたい。

姫花：12月に莉音と遊びに行ったんやけど、ただの友達みたいな感じで不思議な感覚になった。

莉音：カラオケでコスプレして歌って、めっちゃ楽しかったな。

姫花：バンド仲間じゃなく普通の友達みたいで新鮮でした。1回バンドの話は一切禁止で遊びに行ってみたいですね。ユニバとかディズニーランドに行くのもいいかも。ワンマンライブを成功させて、そのご褒美に3人で遊びに行きます！