DYGL、ALI、BREIMEN、鋭児をはじめ、次世代のアーティストが揃った『OSAKA NIGHT PARADE 〜SPECIAL〜』のライブレポート&来場者スナップをチェック!!

去る6月17日(土)、大阪城音楽堂にて行われた『OSAKA NIGHT PARADE 〜SPECIAL〜』。毎回、注目の若手アーティストが多数出演するこちらのイベントは、才能溢れるニューカマーを発掘したいという願いを込めて2021年にスタートしました。13度目となる今回は、いつものライブハウスを飛び出し初めて野外で開催されることに。気になる出演アーティストは、DYGL、ALI、BREIMEN、鋭児、Doel、Dios、bedcover!!の個性豊かな7組。梅雨真っ只中にも関わらず、当日は雲ひとつない晴天に恵まれ、会場は終始大盛り上がり!太陽が照りつけた日中、日が傾き始める夕暮れ、ほの暗い闇に包まれた夜……、時間の流れと共に移ろいゆく空も相まって、とびきり素敵なイベントになっていました。今回は、『OSAKA NIGHT PARADE 〜SPECIAL〜』のライブレポと来場者スナップをお届け。ぜひご覧ください!

開始早々から大盛り上がり。熱気溢れるライブの様子をご覧ください!

前述の通り、雲ひとつない快晴に恵まれたこの日。午前中から強烈な日差しが降り注ぎ、気温はグングン上昇!まるで夏本番のような天候の中、『OSAKA NIGHT PARADE 〜SPECIAL〜』はスタートしました。

 

RQNY

開場してすぐのオープニングアクトは、東京を拠点に活動する気鋭のアーティスト・RQNY。独自の世界観から放たれる彼のパフォーマンスに、観客たちは大興奮。拳を高く振り上げる人の姿も多く見られました。

 

鋭児

まずは、音楽関係者をはじめ、アーティストからの注目度もピカイチなミクスチャーバンド・鋭児。マイクの前に立つなり、「今日は最高のパーティになる自信があります」とVo. 御厨響一。席に座っていた観客を立たせたのち、拳を突き上げて「乾杯!」とひと言。盛り上げ上手なパフォーマンスに、観客の目はのっけからステージに釘付けです。

途中、「暑いね。俺にお酒ちょうだい!」と煽る場面が。すると、片手に酒を抱えた青年が観客席を飛び出し、響一の元に駆け寄ります。酒を渡すと彼はゴクゴクと一気飲みし、その方と熱いハグを交わしていました。それがガソリンのような役目を果たしたのか、その後のライブパフォーマンスはさらにキレキレに!会場は熱気で溢れました。

 

Doul

次に登場したのは、全編英詞の歌詞とハイブリットなサウンドが特徴のDoul。儚くも力強い声が会場内に響きわたり、先ほどのアクティブなパフォーマンスとは打って変わって、しっとりとした雰囲気が漂いました。音楽関係のもろもろからヘアメイク、スタイリング、映像制作まで、すべて自身でプロデュースしている彼女。そのインディペンデントなスタイルにも注目です。

 

Dios

元・ぼくのりりっくのぼうよみ として活動していたVo. たなかと、世界的ギタリストのIchika Nito、人気コンポーザーのササノマリイによる3人組ロックバンド・Dios。まるで踊っているように軽やかなリズムに、思わず身体を揺らしてしまいます。曲と曲の合間で、「今日暑すぎてやべーよ。でもみんなバチバチに上がってて嬉しい」とたなか。ライブでは初めてという「アンダーグラウンド」も披露され、観客たちは熱心に聴き入っていました。

 

betcover!!

Vo. 柳瀬二郎が率いるロックバンド・betcover!!。彼らがステージに登場すると、座席から多くのファンが立ち上がり、期待に満ちた視線が注がれます。メロウなコードに低音のボーカルがのり、会場は一気にチルなムードに。4、5曲目に差し掛かると、ステージ上に西陽が差し始め、曲と相まってエモーショナルな効果を生んでいました。

「背中をおしてください体があれば あなたがいればつづくかもしれない」。ラストで披露した「卵」の歌詞に耳を傾けながら、“この時間がずっと続けばいいのに”と感じたのは私だけじゃないはず。

 

DYGL

国境に捉われずボーダレスに活動するバンド・DYGLは、弾むようなメロディラインの「Take It Away」で気分を高めてスタート!1曲目を終えた後、「高校時代から使っているギターの調子が悪いみたい。後でたくさん褒めてあげます」とVo&G. Nobuki Akiyama。ちょっとしたアクシデントにも見舞われましたが、調整を重ねながらライブは進み、締めに歌い上げたのは「I Wish I Could Feel」。透明感のあるボーカルと広がりのあるサウンドが夕暮れの会場を包み込み、涼やかな風と共に火照った体を優しく通りすぎていきました。

 

ALI

MARZELでも先日インタビューしたばかりの多国籍バンド・ALIのライブが始まると、ダンサブルなミュージックと激しいパフォーマンスに観客は総立ちに。情熱がほとばしるVo. LEOの声とホーンセクションの突き抜けるような音が空気を震わせ、拳を上げたりタオルを回したりと、会場のボルテージは最高潮!誰もが音楽の力を信じたいと感じられる、圧巻のステージでした。

「音楽バンザイ!また遊んでくれよ」と片手を突き上げ、ステージを後にしたLEO。会場内の拍手は、いつまで経っても鳴り止みませんでした。

 

BREIMEN

昼過ぎから始まったこのイベントも、いよいよフィナーレを迎えます。トリを任されたBREIMENがステージに上がる頃には、辺りもすっかり夕闇に包まれていました。Vo&G. 高木祥太が「みんな疲れちゃった?いけるよね」と呼びかけると、観客は一斉に立ち上がります。「脱げぱんつ」の演奏中にには、高木の「林さんに風を集めて!」の合図と共にサックスのジョージ林のソロパートが始まり、客席から彼に向かって涼やかな風が送られました。その後は「ナイトクルージング」、「yonaki」と、この時間にぴったりな曲が続き、あっという間に最終曲の「MUSICA」へ。

すると「このイベントを主宰してる島さんが、最後に聴きたい歌があるらしくて」と、BREIMENから嬉しいサプライズ。ラストに披露した「チャプター」では、囁くような歌声がオーディエンスの心を揺さぶり、柔らかな余韻を残しつつ『OSAKA NIGHT PARADE 〜SPECIAL〜』は幕を閉じるのでした。

おしゃれな来場者&出店者の皆さんをスナップ!真似したくなる夏フェススタイル、ぜひ参考にしてください!
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Data

OSAKA NIGHT PARADE

2021年に味園ユニバースにてスタート。キョードー大阪が主宰する、若手アーティストを中心とした音楽イベント。回を経るごとに規模を拡大し、今回はライブハウスを飛び出し大阪城音楽堂にて初開催。

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