最近、ライブハウス行ってる?音楽好きの想いが詰まった映画『DOCUMENTARY OF GOOD PLACE』の上映イベントに行ってきた。
皆さんは、ライブハウスという場所にどんな思い出を持っていますか。MARZELライターの鈴木はライブハウスと聞くと、高校時代に通い詰めた『寺田町 Fireloop』を思い出します。色々と思春期で思い悩んで、そのモヤモヤを吹き飛ばしてくれる爆音。あまりに下手すぎてカラオケでマイクさえ渡してもらえなかった音痴でしたが、音に身を浸すのは大好きでした。
そんなライブハウスという場所にスポットを当てたドキュメンタリー作品が、映画『DOCUMENTARY OF GOOD PLACE-Live Together,Rock Together-』。コロナ禍の中で行われた、ライブハウスをオンラインでつなぎ、同時ライブ配信を行うライブイベント「GOOD PLACE」をきっかけに制作された作品で、全国5拠点のライブハウスやそこで活動するアーティストたちの、切実で、情熱的で、生々しい声の記録です。
今回お届けするのは、この映画のお披露目会に際して行われたトークイベントのレポート。イベントに登壇したのは、Hi-STANDARDやスピッツ、Cocco、安室奈美恵らのMVを手がけてきたディレクターであり、本作の監督であるUGICHIN(うぎちん)さん。そして映画にも出演している、アメ村のど真ん中で10年間シーンを支え続けるライブハウス『心斎橋 Pangea』オーナーの吉條壽記(きちじょう・としき)さん。同じく映画に出演している、同ハウスを中心に活動するロックバンド<愛はズボーン>のギター&ボーカル金城昌秀(かねしろ・まさひで)さんの3人です。
ハードコアロックがめちゃくちゃに盛り上がった90年代の匂い、今の時代を生きる若手バンドの試行錯誤、そして何よりこの映画自体が映画へのアンチテーゼという意味で超ロックだということ。きっと感じてもらえると思います。
記事の最後には、7月、8月と続くイベントの告知もあり。だからぜひとも最後まで読んでください!
Pangea代表・吉條さんがロックにどっぷりハマるまで。
UGICHIN:時間になってステージに出てくるのも恥ずかしいし、もう話し始めちゃおうか。
吉條・金城:そうしますか。
UGICHIN:今回こういう場を設けてもらったのは、きっちゃん(吉條)と金城くんに俺から聞きたいことがあったからなんだよね。まずはきっちゃんから聞いていきたいんだけど、きっちゃんは『Pangea』のオーナーであると同時に、1996年に結成されたRAZORS EDGEっていうめちゃくちゃハードコアなバンドのドラマーなわけじゃない。
でも普段のきっちゃんの出で立ちとか雰囲気ってすごく物静かな感じだから、「なんでこの人はRAZORSのドラマーになったんだろう」ってけっこうずっと不思議だった。いったいどういう経緯でバンドに入ることになったの?
吉條:流れでいうと、最初高校からドラムを初めて、卒業してからちゃんとバンドをやるようになったんです。スタートはNIRVANAのコピーバンドでした。NIRVANAの中でも好みが分かれると思ってて、自分はよりジャンクでハードなものが好きでした。オルタナティブの中でも不協和音に近いような。他だと、PanteraとかSepulturaみたいな「シャウトすごい!かっこいい!」みたいなのが好きだったんです。
UGICHIN:そういうのを聞き始めたのはドラムを始めた高校時代?
吉條:いえ、高校卒業してからです。高校生の頃は大して音楽に通じてたわけでもなくて、洋楽も聴いてませんでした。でもそういう90年代の音楽を聴くようになってロックにどっぷりハマって。オリジナルも作ってライブハウスにも立つようになって。
UGICHIN:聴いてたのは、王道のロックだった?
吉條:当時はハイスタ(Hi-STANDARD)なんかがライブハウスを軸に盛り上がって、メロコアミクスチャーみたいなものが流行ってたんですが、僕はなんかひねくれたんでメロディックなものよりあんまりメロディらしいメロディがないものばかり聴いてましたね。Garlicboysとか、Super Junky Monkeyとか。
UGICHIN:確かにあの頃、ハイスタがすごく人気を集めたことで、アメリカのコアなインディーズがめちゃくちゃ好きな子たちが「いや、あれはダサいでしょ。ポップすぎるから」って敬遠してたイメージはある(笑)。きっちゃんはどっちかっていうとそっちだったんだ?
吉條:そうですね。メロコアはメロコアで好きやったんですけど、でもそれを一番好きとは言いたくない、みたいな(笑)。AIR JAMに出てるバンドの中でも、WRENCHとかがかっこいいなって思ってましたし。
「シンプルに面白そうだなと思ったから」
吉條さんが“RAZORS EDGEのKRASH”になった理由。
(ここで来場者が増えてきたため、UGICHINさんがマイクをオンに)
UGICHIN:もうだらだら始めちゃってるんですけど、今日はよろしくお願いします。他愛もない話をしていこうかなと思って。全然聞いていただいても、聞かなくてもいいんですが、お付き合いください。
(拍手)
UGICHIN:今は『Pangea』のオーナーである吉條さん、きっちゃんがなぜRAZORS EDGEのドラマー“KRASH”になったのか、というところを聞いていたんですが、そろそろ話を戻しましょうか。
吉條:一言で言うと、体があったからというか。僕はさっきも話したように別のバンドをやっていて、オリジナルメンバーではないんです。で、当時やっていたバンドが入ってるスタジオにRAZORSも入ってたり、一緒にライブすることもあったりという距離感やったんです。
UGICHIN:仲が良かったわけだ。
吉條:そう。で、ある日スタジオで会った時に「ドラム抜けるんやけど、きっちゃんやらへん?」って言われて。その時にハイスタが立ち上げてたレーベルのPIZZA OF DEATHからリリースが決まってるって話も聞いて。
当時関西でPIZZA OF DEATHって言うたら、メジャーデビューみたいなもんやったんで、シンプルに面白そうやなと思って入ったという感じですね。
UGICHIN:学生の頃からPIZZA OF DEATHから出るようなバンドで叩くのが夢だった、とかではないんだ?
吉條:それはそうですね。むしろRAZORSみたいなバンドがPIZZAから出すって言うのがおもろいなって思いました。いわゆるメロコアバンドより、RAZORSの音楽の方が好きだったので、やりがいあるなって感じでしたね。
UGICHIN:今みたいに長く続けようというのは、当時から思ってた?
吉條:いやあ、なかったですねえ。最初は掛け持ちでやってましたし、その中で最終的に残ったのがRAZORSっていうだけです。
金城:ああ、それは、吉條さんらしいですね。
UGICHIN:というのは?
金城:今おっしゃったみたいな流れで誘われたら、普通は「ラッキーって思った」とかって言葉になると思うんですよ。ずっと続けてきた理由も、なんかカッコいい理由を後付けで言いたくもなると思いますし。
でも吉條さんは「面白そうって思った」「たまたまです」って言うんですよね。―――いや、人によったらもっとしっかりせえよって言う人もいるかもなんですけど(笑)。
吉條:お前に意思はないんか、みたいな(笑)。
金城:そうそうそう(笑)。でも吉條さんってそういう人だって思うんです。だってPangeaのオーナーだけでなく、西心斎橋の『Anima』ってライブハウスのオーナーもされてますし、他にもいろんな経歴を持ってるのに、僕らみたいな若い世代に偉ぶったり絶対しない人というか。
今お話を聞いていて、やっぱり吉條さんはそういう目立たない魅力のある人なんだなと、改めて思いました。
吉條:ありがとう。
「大阪に音のいい箱を作りたかった」心斎橋『Pangea』に込められた想い。
UGICHIN:今きっちゃんのライブハウスオーナーとしての話が出たから次の質問にいこうかと思うんだけど、「自分のライブハウスを持ちたい」って憧れを持つ人は多くても、それを実行できない人の方が多いよね。きっちゃんがそこまで思い切れた理由ってなんだったの?
吉條:大阪で音のいい箱を作りたかったんですよね。『Pangea』ができた10年くらい前って、東京には音も含めていい箱が多かったのに、大阪ってどこか偏ってるなって思ってて。個性的な箱は多かったんですけど、なんかこう「ここがこうやったらいいのに!」みたいなところが多かった。
で、『Pangea』ができる結構前から物件探し含めて色々動いてたんです。それが具体的に話が動いたのが、11〜12年くらい前。当時RAZORSのPAをやってくれてた四反田さんに「大阪で音のいい箱を作りたい」って話をしたら、「めっちゃええやん!それやったら紹介したい人がおんねん」って言ってもらって。
そこで紹介してもらったのが、なんばhatchとかの音響管理とかをしてる甲子社って会社の光本さんっていう人だった。その人に会ってからは、とんとん拍子に話が進んでいきましたね。
UGICHIN:結果、このアメ村の物件が見つかった。
吉條:最終的には。もともとは交通の便がいいのに、なぜかちょうどいいサイズ感の箱がなかった梅田でやりたかったんですよ。でもなかなかうまくいかなくて、探す範囲を広げて見つけたのがここやったんです。ただ、実はアメ村って一番出したくない場所やったんですよ。
UGICHIN:え、そうなの?
吉條:当時のイメージで、怖い場所やと思ってたから(笑)。でもここの場所が見つかった時に「うわあ、ここが一番思ってる空間作れそうやん」ってなって、決めました。お世話になった四反田さんには、今も『Pangea』の音を見てもらってます。
UGICHIN:「音のいい箱」になるって思ったわけだ。実際に使ってる金城くんから見て、『Pangea』ってどんなライブハウスなの?
金城:一緒に音作りを試行錯誤してくれるライブハウスだと思います。
UGICHIN:どういうこと?
金城:バンド側が「僕たちがやりたい音はこうなんだ」って伝えると、四反田さんたちから「じゃあこうしたらどう?」みたいな提案をしてくれるんです。ライブハウス側の考えを押し付けるでもなく、かといってバンド側のわがままを聞くだけでもなく、一緒にいろんなトライをしてくれると言うか。
あとは、外音―――お客さんに向けた音に対してめちゃくちゃ向き合ってるライブハウスだとも思いますね。
UGICHIN:例えばどんなところにその姿勢が出てると思う?
金城:あの、外音がめっちゃ出てるんですけど、実はめっちゃ出てないんです。
UGICHIN・吉條:???
金城:(笑)。大きな音に感じるのに、耳が痛くないと言うか。ドーンっていう気持ち良さはちゃんと残しつつ、それに対して「耳痛い」っていうストレスが生まれないように音が作られてるような気がしていて。
吉條:なるほど。そこは音響の人たちの腕と試行錯誤、努力の結晶というか。日々いろいろな調整をしてくれている結果だと思いますね。
UGICHIN:こういうことってわざわざ言うことじゃないのかもしれないけど、ライブハウス側もそうやって色んなことを考えて音を作っていて、バンドの子たちも何も考えずにジャカジャカやってるだけじゃなくて、真剣に音と向き合ってるんですよね。それがわかるだけでも、このライブハウスって場所がまた好きになるんじゃないかな。
金城:だと嬉しいですね。
「この1年半くらいで全部変わっちゃった」
<愛はズボーン>金城さんが見据える“ミュージシャンとしての発信”とは?
UGICHIN:金城くんはホームページデザインやミュージックビデオを作ったり、SNSも活用したプロモーションもしてるよね。次は金城くんが、そういう今のデジタルなプロモーションについてどんな考えを持ってるのかを聞きたくて。
金城:なかなか難しい質問ですね……。正直僕もわからないんですけど、一つ思うのは、この1年半くらいで全部変わっちゃったってことですかね。
UGICHIN:どういうこと?
金城:ちょっと前までは、まだみんながYouTubeとかTwitterとかの威力に気づいてなかったから、そういったものを使って自分で発信していくだけで入れ食い状態だったと思うんです。YouTuber第一世代って言われてるはじめしゃちょーとか、ヒカキンとかってそういう時代の人たちですよね。
でもここ最近、芸人さんやテレビの人たちがYouTubeに入ってきたり、YouTuberの事務所みたいなのが増えてきたりするにつれて、流れが一気に変わったような感じがしてて。
UGICHIN:ちょっとテレビとYouTubeの境目が曖昧になりつつあるよね。
金城:そうなんです。テレビに出るために一生懸命頑張るミュージシャンと一緒で、YouTubeを裏で動かしていく人たちが覇権を握っていって、YouTuberは結局その人たちのさじ加減で動くようになっていくのかなって印象を持ってます。
こうなる前までは間に入る事務所なんてなくて、お客さんと発信者が直接繋がれていたのに、そういう状況が落ち着いて、またマスメディアと同じパワーバランスになっちゃった、というか。
一時期は「YouTubeすげえ!」ってなって夢を見たこともあったんですけど、そういうのって長続きしないんだって思いましたね。だから今はこの先どうなるかみたいなことは考えないようにしてます。
UGICHIN:じゃあ今<愛はズボーン>としては、どんな発信をしているの?
金城:個人的に意識しているのは、あんまり裏を作らんということですね。ハッタリかましちゃうと、その分のツケが返ってくるんで、地に足のついたものしか発信しないようにしようって思ってます。「どうやったらもっと多くの人に広められるか」みたいなんは、あんまり考えないようにしてるというか……。
UGICHIN:なるほど。俺は「こんなふうにやろうと思ってるんです」っていう答えを期待しちゃってたんだけど、そうではなかったんだね。
金城:これめちゃくちゃややこしいこと言ってるのはわかってるんですけど、ハッタリはかまさないようにしてるんですが、考えてることを何でもかんでも口に出しちゃうのは違うんかな、とも思ってるんです。
UGICHIN:それはどうして?
金城:素直に曲や映像を見て欲しいからです。自分が考えてることを語れば語るほど、お客さんには「ああ、あいつはこういう作品をこういう考えで作ってるんやな」っていうフィルターがかかっちゃうと思うんです。それって自分の活動をおとしめることなんかなて最近思うようになって。だからできるだけフィルターなしで作品を見たり聞いたりしてもらうために、あんまり手の内は明かさないようにしてますね。
「全然わからん、全然面白くない、も正解」
UGICHINさんが今作で夢見ていること。
UGICHIN:こういう話をしていると延々としゃべってしまうので、そろそろ締めて映画を見てもらおうと思うんですが、その前に少しどうでもいい話を聞いてください。
僕は25年ほどミュージックビデオの世界でやってきたんですが、映画を作ったのは初めてで。だからツテもコネもなくて、宣伝も自分でするしかありませんでした。どうしたらいいんだろうってたくさん考えていく中で、『カメラを止めるな』を見たんです。
あの映画って、物語として何かを伝えたいってわけではなくて、ああいう新しい手法の映像を「これだって映画なんじゃない?」って投げかけてくるところが面白かったと思っていて。
そこでふと思ったのは、もうすでに世の中にあるツールを使って同じように視聴回数とかフォロワー数を稼いでいくっていうやり方では、今回の映画について発信したくないなってことでした。
例えば映画館じゃなくて、今みたいにライブハウスで映画を上映して、観てもらう。ちょっと今までとは違った手法かもしれないけど、実際に来てくれた人たちに丁寧に伝えていきたいなと。
変な話なんですけど、この映画を観て全然わからん、全然面白くない、って思う人がいても正解だと思ってるんです。みんながみんなよかったです、っていうよりかは、「あ、これを見て感じない人もいるんだ」「でも何かを感じた人もいる」っていうのがリアルだと思ってて。感じなかった人が悪いわけでもないし、そこがスタートかなって。何で俺は感じなかったんだろうか、とか。
そうやって色んな人が観てくれて、色んな感想を持ってくれるっていうのを続けるだけでも十分楽しいし、続けていたらちょっとずつでも伝わっていくんじゃないかなって夢を持っています。
ーーー少し、長くなりましたが、最後に二人から一言ずつもらえるかな?
金城:ライブハウスの裏方で動いてる人たち、アーティストの裏の顔、そして映画を作ってる人たちの姿がそのまま見られるのが、この映画の魅力だと思ってます。だからそこを観て楽しんでもらえたら嬉しいです。
吉條:題材はライブハウスになってるんですけど、おそらく観た人が色んなものに落とし込める内容になってると思うので、そういうのも楽しんでもらえたらと思ってます。
UGICHIN:ありがとう。2時間と長丁場になるし、ライブハウスって場所で上映してるし、喋っちゃいけないとか動いちゃいけないとかは気になさらず、飲み物無くなったら取りに行ってもらって、トイレも好きに行ってもらって、つまらなかったら次の予定に行ってもらってもいいので、気楽に観てもらえたらと思います。それでは、ありがとうございました。
東京ユーロライブでの上映イベント&マルチストリーミングライブの開催が決定!
MARZEL取材班はトークイベントのあと、しっかり映画を観させていただいたのですが、音楽にかける人たちの情熱や苦悩が、生のまま詰め込まれた作品だと感じました。正直なところ、いわゆる映画のようにきっちり筋立てられた“物語”はほぼありません。でもだからこそ、観る人それぞれの胸の内でストーリーが生まれる作品なのだと思います。
そんな『DOCUMENTARY OF GOOD PLACE-Live Together,Rock Together-』ですが、すでに関連イベントが7月と8月に決まっています。
7月23日と24日に東京『ユーロライブ』で開催予定のイベントは、今回心斎橋『Pangea』など映画の舞台となった5つのライブハウスで開催されたのと同じ、映画上映会となります。詳細はこちらの公式ホームページからご覧ください。
8月8日に予定されているイベントは、映画のもとになったマルチストリーミングライブの第二弾「GOOD PLACE VOL.2 ~UNITY~」です。北海道、東京、大阪、愛媛、沖縄の5つのライブハウスから総勢10組のアーティストが一堂に会します。気になる人は公式ホームページから詳細をチェックチェックチェック!
MARZELライターの鈴木も、何年ぶりかにライブハウスの空気を吸って、がぜんライブハウス熱が上昇中。こんなご時世なので、現地に行って飛び跳ねるというわけにはいきませんが、自宅のパソコンの前なら暴れ放題、叫び放題です。ぜひとも「GOOD PLACE VOL.2 ~UNITY~」には参戦したいところ!皆さんも暑い夏をGOOD PLACEで楽しみましょう!
吉條 壽記(Toshiki Kichijo)
『Live House Pangea』『LiveHouseANIMA』オーナー兼店長であり、RAZORS EDGEのドラマーとしての顔も持つ。金城さん曰く、「ドラムの椅子に座ると『こち亀』の本田並に人が変わる」。
金城 昌秀(Masahide Kaneshiro)
『Pangea』を中心に活動するロックバンド<愛はズボーン>のギター&ボーカル。他バンドのものも含めたアーティストのアートワーク全般を担当するマルチプレイヤーの一面も持つ。
Live House Pangea
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