「アパレル辞めて、珈琲とたまごかけごはんの店を始めました」『zawa』店主ざわさんのこれまでとこれから。
ざわとzawaの未来とは?「最終的には、のんびり釣りをしていたい」
ざわさんの今後のビジョンについて聞かせてください。
ざわ:具体的にはないです。正直、アパレル企業時代に抱いていたような「この先自分はどうなるんだろう」という漠然とした不安に近いものは今も常にあります。ただ直近のビジョンという話で言えば、色々構想はありますね。
教えてください。
ざわ:例えば実際に店で使っている卵や醤油、器なんかの受注・販売やオンライン販売もアイデアとしてはあります。あるいは、そうした商品をzawaやこうちゃんのフィルターを通してリブランディングするみたいなことができたら、自分の仕事の幅も広がる気がしています。
確かに卵や醤油などは、価格的にも用途的にもちょっとした手土産にちょうど良いですよね。しかもzawaなら自分が一度食べたものをプレゼントできるから、自信を持って贈ることができますし。
ざわ:そうなんです。なかなか難しい事情があったり、僕のフットワークが重かったり、色々と課題があるのでゆっくりですが、少しずつ実現できたらいいなと思っています。
あとはまあ最終的には、のんびり大好きな釣りをしていたいですね(笑)。
まさかの釣り(笑)。
ざわ:めちゃくちゃ好きなんですよ、釣り。釣りも含めた自分の時間がしっかりあって、それなりに楽しくて、切羽詰まった不安がない、そんな毎日が送れるようになれたら十分だなと今は思います。
今は何かと飲食店は難しい時期ですが、zawaに来てざわさんと話したいという人はどうすればいいですか?
ざわ:Instagramを見てください。zawaってオープンしてから営業形態も営業時間もめちゃくちゃ変わっていて、他のウェブサイトだと情報が古い場合があります。今はInstagramから営業日などのリリースをしているので、それを見てもらうのが間違いありません。
今日はありがとうございました。たまごかけごはんも、珈琲もとても美味しかったです。また、必ず来ます!
(writing担当の鈴木は、このあとまた予約を入れました笑)
Profile
ざわ
大阪文化服装学院を卒業後アパレル企業に就職するが、31歳の時に学院時代の友人で経営者の河野伸平さんの言葉をきっかけに珈琲とたまごかけごはんのお店zawaを開業した。「本質は変態」(河野さん談)。
2021.02.04
Interview & Writing
鈴木 直人
Photo
大村 優介