好きなもの、抱いた想いを貫いて、自分らしさをレイヤード♡<Ray BEAMS>バイヤー・梶原千織さんの、“unique”なファッションとスタイルの秘密。


かっこいい女性になりたい。こんなカッコしてるので、年齢で境界線を作ってしまったり、他者を受け入れなくなったら終わりやなって。

梶原さんのパーソナルブック『unique』の発売記念イベント『BE MY Guest at CHIORI’S unique room』が、3月25日(土)から4月2日(日)まで『ビームス ストリート 梅田』で開催されてました。大盛況のうちにイベントは幕を閉じましたが、改めてこだわった部分などを聞かせてもらえれば。

『unique』の中で綴ったファッションのことや、私の中にある世界観をそのまま落とし込んだ空間になったと思ってます。柄物が大好きなので、他部署の方々に協力してもらい、什器のボックスパネルも全面が違う柄に仕上げてもらいました。お気に入りのヴィンテージショップ『MARE』や『MOTHER LIP』、<Ray BEAMS>のアイテムで組んだスタイリングも、自分らしいかなと。メンズスタッフにお願いしてトルソーに着せてもらってたんですが、ちょっと困惑してましたね(笑)

梶原さんワールドが全開!店内に異世界が出現してる感じはありつつも、全く別のポップアップストアって感じでもなく、絶妙にMIXされてる印象でした。改めて、 “ビームスらしい”なと。それに、梶原さん自身もそうだし、スタッフさんやトルソーのレイヤードスタイリングが圧巻でした。

イベントチームのドレスコードは、レイヤードだったんです。みんなが渾身のレイヤードしてました(笑)

左から)今回のイベントのために集まった片平楓果さん、河野南帆さん、梶原千織さん、庄野真由子さん、三原真理さん、冷水寧々さん、山本颯香さん。

レイヤードガールズ、おしゃれ迫力がハンパないです。やっぱり梶原さんと言えば、レイヤードですもんね。

好きなんですよね。基本的にスタイリングでのレイヤードはマスト。アイテムを一枚で着ちゃうと、裸になってる気分なんです(笑)。たまに全部を削ぎ落としてすごくシンプルなスタイリングをする時もあるんですが、そうなると改めてレイヤード好きを実感しちゃいます。だから、常に重ねて重ねてが、私のスタイルですね。

今回のイベントを通じて、梶原さんをはじめ、レイヤードガールズの着こなしを参考にした女性はきっと多かったと思います。ぜひ第2回、第3回とイベントが続けば、ファッションの楽しさやおもしろさがもっと広がっていくかなと。また次回も期待してます!

関西でこんなイベントができる機会もあまりなかったので、またできればと思ってます!

ちなみに梶原さん自身、レイヤードする時というか、スタイリングする時はどこから始めるんですか?

毎日バラバラですね。今日はこれが着たいとか、この髪型にしたいとか、まずは一つを決めてからスタイリングしていきます。今日の場合だと、このブラウスを着たいと思ったので、そこから要素をはめてこんなスタイリングになりました。

でも、ブラウスに<サロモン>のランニングベストを合わせるっていう発想が、やっぱり斬新です。

これね、ポケットも付いてるからめちゃ便利なんですよね(笑)

なるほど、機能性も加味しちゃってると。買い物する時とかも、レイヤードのことを考えるんですか?

まずは一目惚れするかどうかなんですが、そこから購入するまでのステップとして、スタイリングが連想できれば買いますし、そうじゃなければ買わないんです。もの単体の可愛さはもちろんですけど、そこから連想できるかどうかはけっこう重要で、バイイングする際も気をつけてるポイントになりますね。

トータル的な見え方、見られ方にも繋がりますね。そんな話を聞くと、梶原さんの買い物現場を見てみたくなります。一目惚れが最初にあるけど、どうやって選んでるのかなって。

今回のイベントにも協力してもらった『MARE』とかに行くと、フィッティングルームがファッションショー状態(笑)。買ったらすぐに着たくなるタイプなんで、店を出る時は全然違うスタイリングになってる場合もざらですよ。コレを試着して、アレも合うやんって感じでレイヤードしていって…。

なんか、買い物もめちゃくちゃ楽しそうですよね(笑)。実は今日お会いしてから気になってたんですけど、上京されて5年以上経ちますがバリバリの大阪弁ですよね。まぁ、大阪に戻ってきてるからかもしれませんが。

TPOによってたま〜に標準語を喋る時もありますけど、基本的にはずっと大阪弁ですよ。東京でもそのままを貫いて、大阪弁で生きてます(笑)

全然関係ない話になっちゃいましたが、ええっすね。それも梶原さんの人柄の一部だと思いますし。では最後に、梶原さんのこれからの目標を聞かせてください!!

<Ray BEAMS>には、自由な着こなしをしてるスタッフがたくさんいます。みんな個性的で自信をもってファッションを楽しんでるので、その楽しさを<Ray BEAMS>を通じて発信していきたい。そして、ちょっとおもしろいものにも挑戦する遊び心も伝えていきたいと思ってます。私自身としては、変わらずブレずにいることも大切だけど、いろんな変化を受け入れながらかっこいい女性になりたいなと。やっぱり今の仕事がホンマに楽しいので。

心から仕事が楽しいって言えるのって、めちゃ素敵です。

こんなカッコしてるので、年齢で境界線を作ってしまったり、他者を受け入れなくなったら終わり。私が想うおしゃれな人ってすごく柔軟だし、世代を問わず常に興味をもってくれて、受け入れてくれる。そんな柔軟性をずっともちながら、自分の好きなものに包まれていきたいと思ってます!


<梶原さんのお気に入りのお店>

MARE (大阪市中央区南船場)
今回のイベントにも協力してもらった古着屋さんで、大阪に帰ってきた時は必ず行ってます。

ASAGI (大阪市中央区西心斎橋)
ユーロアンティークからデザイナーズの古着まで揃う、大阪の大好きな古着屋さんです。

新喜楽 (大阪市北区角田町)
梅田で勤めてる時から通ってる定食屋さん。何を食べてもおいしいですが、おすすめは鴨鍋定食です!


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Profile

梶原 千織

大阪府寝屋川市出身。大学卒業後、『ビームス 梅田』、『ビームス 池袋』を経て、現在は<Ray BEAMS>のバイヤーとして、バッグやシューズの企画、バイイングを担当。レイヤードやMIXスタイルを得意とし、その着こなしは多くの女性から支持を集めている。ポストカードが大好きで、海外での旅先や美術館などで収集しており、中でも“ハッピーバースデイ”や“クリスマス”をモチーフにしたものには目がないそう。

https://www.beams.co.jp/

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