『モンゴリ道中膝栗毛USA 2022』のPOP UPが9月17日(土)からスタート!前代未聞?の企みを実現させた3人に、買い付けの裏話やアツい想いを聞きました!
アメリカへの買い付けにスポンサーを付けて行くという、前代未聞とも言える発表から約1ヶ月。『モンゴリ道中膝栗毛USA 2022』と題した買い付けツアーを終え、無事帰国した<THEモンゴリアンチョップス>の安藤さんと山本さん、そして今回の買い付けをスポンサードした『ウンコちゃんの家具屋さん』の大町社長に集まっていただき、その全容を聞いてきました!そもそもなぜスポンサーを付けたのか、どうして了承したのかっていう根本の部分から、アメリカでのエピソードや買い付けアイテムのチラ見せまで、『モンゴリ道中膝栗毛USA 2022』を大解剖するインタビュー。TMCの2人が買い付け中に発信してたインスタを見てた人は、多分「おっ!」となるはずです。そんな『モンゴリ道中膝栗毛USA 2022』のPOP UPは、9月17日(土)から9月25日(日)まで!アメリカで買い付けたおもしろアイテムがズラリと並ぶから、CHECK CHECKでお願いします。MARZEL限定のスペシャルな読者プレゼントもあるので、お見逃しなく!!
スポンサードしてもらうことで、僕らとしてもイイ意味で枷を付けることができるし、他の人が見た時に「買い付けやのにスポンサーが付くんや!?」みたいな、新たな引っ掛かりも生まれる。そうなれば、本当にアメリカまで行く意味もあるかなと。
今回、スポンサーを付けてアメリカへ買い付けに行くという前代未聞の行動をとったわけですが、まずはその経緯から教えていただければと!
山本:アメリカにはずっと行きたかったんですが、世の中の状況や隔離期間もあるし、そもそも僕らは古着屋さんでもないから無理して行く必要はなかったんです。でも、これまでの買い付けも含めてアメリカに行くと、やっぱり得るものがある。そんな葛藤の中でようやくいろんなことが緩和され、「行こう!」となったのが3年ぶりとなるこのタイミングでした。
なぜスポンサーを付けようと思ったんですが?
山本:僕らだけの力でも行くことはできますけど、いつも通り自由に買い付けして帰って来るだけなら、いろんな意味で元が取れへんのちゃうかなと。大町社長とは出会って4〜5年で、『ウンコちゃんの家具屋さん』が15周年の時に<BOKU HA TANOSII>でTシャツを作らせてもらいました。プライベートでもお世話になってて、普段から「何かあったら応援するで!」と言っていただいてたので、僕らの中で勝手に紐付けていったんです。アパレルとは異なるジャンルの企業にスポンサードしてもらうことで、僕らとしてもイイ意味で枷を付けることができるし、他の人が見た時に「買い付けやのにスポンサーが付くんや!?」みたいな、新たな引っ掛かりも生まれる。そうなれば、本当にアメリカまで行く意味もあるかなと思って。
それで大町社長にお願いしたと。
山本:実は『ウンコちゃんの家具屋さん』とコラボして<BOKU HA TANOSII>のファニチャーラインを立ち上げるプロジェクトがあって、その打ち合わせの時に「実はちょっと聞いていただきたい話があって…」と切り出しました。
特にジャブを打つわけでもなく、いきなりやったんですね。
山本:打ち合わせをイイ感じに盛り上げたタイミングで伝えました(笑)
その盛り上げ感は重要ですよね。で、いきなり言われたわけですが、大町社長としてはどう感じました?
大町:うちのスタッフを通じて知り合ったんですが、『カジカジ』を読んでたので存在は知ってたんです。しかもヤマケン君が八尾本店のことも知ってくれてて、その頃からモンゴリの服を買わせてもらったり、展示会にもお邪魔させてもらってました。コラボでTシャツやシャワーサンダルも作らせてもらってたので、何か声かけてくれたらやりたいとは思ってたんです。だから、正直めちゃうれしかった。やっと声かけてくれたなと。僕から言うのもやらしいし、変なタニマチみたいになるのもイヤでしたからね(笑)
お互いの想いが結ばれたんですね。
大町:僕自身も若い時はアメリカに留学してたし、アツい想いを持った2人がかっこいいなと。30代半ばで馬力があって、毎日ハンバーガーとか食いながら買い付けに回るっていうのもイイ。そんな2人やからこそ、応援したかったんですよ。「2人が買い付けた商品を並べたらおもろいやろな」って話も以前にしたことがあったので、僕としても夢が叶ったような感覚でしたね。
じゃ、話を聞いて即答したってことですか?
山本:即答でしたね。僕らとしても道筋を作りながらのお願いでしたが、ほんま男気があるなと。「マジですか!?ありがとうございます!」みたいな感じでした。応援してもらえるのがうれしかったですし、大町社長が最後に僕らの背中を押してくれた感じです。
あのスポンサーTシャツも最初から作るつもりだったんですか?
山本:提案する段階で考えてて、OKいただいたらすぐに作るつもりでしたね。
大町:思ってた以上に派手やからビックリしたけど(笑)
山本:やっぱり『ウンコちゃんの家具屋さん』が前面に出ないと意味がないし、そこはやりきらないとアカンなと。
あのTシャツはアメリカでも目立ったでしょうね。
山本:スリフトとかで「君たちは何かの選手か!?」と、けっこう声かけられましたね(笑)
THEモンゴリアンチョップス
安藤 仁彦(右) 山本 健太(左)
大阪が誇るGOING MY WAYなブランドとして熱狂的なファンを抱え、自分たちの概念をそのままブランドにした<BOKU HA TANOSII>や、バス釣り好きが興じてスタートした<TASF>などを展開。今回のスポンサーを付けて買い付けに行くという大胆なチャレンジも、まさに2人ならではの試み。今年の正月から伸ばし続けてる髪の行先も、気になってしょうがない。
https://themongolianchoppsss.com/
大町 圭司
八尾や門真、尼崎で『ウンコちゃんの家具屋さん』を展開する株式会社木楽家本舗の代表。良質でリーズナブルな新品&アウトレット家具やアメリカン雑貨などが大人気で、数多くのテレビにも出演してきた名物社長。トークの切れ味とパフォーマンス力は、まさに芸人さんさながら(今回の撮影ではマイルド気味にしていただきました)。
https://unkochan.com/