“交わるセンス”が具現化された、2月15日。『MINGLE FLAIR』に生まれた最高のグルーヴと、オーガナイザーの大上真生さんが見つめるこの場所、この表現のこれからの姿。

“交わるセンス”をコンセプトに、昨年9月に発動した新しいパーティー『MINGLE FLAIR』。ジャンルの境界線を越えていろんな人が集まり、それぞれの自己表現を楽しむ場所として立ち上げられたこのパーティーは、大盛況だったVol.1を経て、去る2月15日にスケールアップしてVol.2が開催されました。オーガナイザーはMFlowこと、大上真生さん。会場のキャパを拡大し、DONGURIZU(どんぐりず)のライブに、ryota(FULLHOUSE)をはじめとする実力派DJたちが顔を揃え、YasminやJUGGLESS BBOYSといった人気もスキルも抜群のBBOY&BGIRLが集まるとあって、MARZEL編集部も潜入してきました。とにかくメンツがヤバイのもそうなんですが、「“交わるセンス”というコンセプトを、より具現化したかった」と大上さんが話していたように、フロアに渦巻いてたグルーヴがすごかったんです。そんなパーティーの模様をじっくりと振り返りつつ、集まったみんなのSNAPもお届けします。そして気になる今後の展開もふまえて、パーティー直後に大上さんにインタビューも行ってきました。これからの『MINGLE FLAIR』の動向、ますます見逃せないと思います!!

ダンス、ファッション、音楽…、みんなのセンスが一気に交わっていく。あの日、『MINGLE FLAIR』で生まれた最高のグルーヴをお届けします!

『MINGLE FLAIR』のVol.2が行われたのは、大阪・本町にあるライフスタイルホテルのMoxy Osaka Honmachi。Vol.1から会場キャパが2倍以上になり、ホテルのエントランスフロアをジャックするというシチュエーションに、期待度はますます高まります。今回のテーマは、世界中からダンサーが集まる多文化的な都市でもある“Manhattan”。本町エリアを選んだのもその理由であり、「大阪のビジネス街というロケーションも含めて、あらゆるジャンルのセンスが共存する様をパーティーで表現したかったから」と、オーガナイザーのMFlowこと大上さん。ホテルならではの吹き抜けの空間が開放的で、そこに作られたフロアは、まさにこの日だけのパーティー仕様。開場前からこの日を待ち侘びたお客さんたちがズラリと並び、のっけからナイスなグルーヴに包まれていきました。

来場者には特典としてサングラスを配布!早速コーディネートして、みんなのセンスがどんどん交わっていきます。もちろんオシャレアイテムとして活用しつつも、中には「サングラスがあったおかげで、踊ることへの恥ずかしさも無くなった!」という声も。意外?な効力も発揮して、フロアではみんなが自由に踊り、カラダを揺らしていました。

DJのSINSK8によるGOODな選曲でフロアの熱量がどんどん高まっていく中、最初のダンスショーケースがスタート!TENKA、MOMOHA、MA-YAによるリズミカルで切れ味の鋭いダンスに、フロアは大盛り上がり。MINGLE FLAIRらしい世界観に、お客さんみんなが引き込まれていきます。

そして、続いて登場したのが、今ノリに乗ってるダンスクルーのJUGGLESS BBOYS。Shoya、Yoo、Togo、DAIKIの面々が魅せる、ディープな雰囲気とスキルを織り交ぜまくったダンスはまさに圧巻。全国的にも活躍する彼らの存在感がとにかく際立ち、フロアのボルテージも1段階上がっていきました。

イベント当日は『sheshe delivery』のドーナツと、『rəüf』のホットドッグとクラムチャウダーという絶品のケータリングもスタンバイ。みんなダンスを見ながら食べたり、美味しさに夢中になってパクついたりと、お腹の方の満足感もバッチリのご様子でした。

一方フロアでは、関西各地のホットなパーティーで活躍するDJのANCHINがプレイ。心地よさとテンションの上がる選曲に、お客さんたちもみんなノリノリに。ダンスショーケースには、大上さんが「昔からのダンス友だちで、今は東京で活躍してる彼女を呼びたかった!」というYasuminと、Amichoke、MAHOのBGIRLが登場。華麗さとスキルフルなダンスが繰り広げられ、その一瞬、一瞬の動きにみんなが目を奪われていました。

フロアのグルーヴもどんどん高まっていく中、DJはFULLHOUSEのryotaにバトンタッチ。関西をはじめ各地のナイトシーンを盛り上げている彼のプレイが、フロアをさらに爆上げしていきます。お客さんみんながそれぞれのスタイルでカラダを揺らし、お酒も進んでとにかくイイ感じな濃密さに。

そんなタイミングで、待ってましたとばかりにBBOYセッションがスタート。大上さんの圧巻のブレイクダンスを皮切りに、JO、Kai、Take、RIN、Hi-hat、canna、sota lateというBBOYたちが次々と「オレを見ろ!」とばかりにダンスを繰り広げていきます。

フロアはどんどんヒートアップしていき、そして、ダブルダッチのクルーがいきなり飛び入り参加したり、他のダンサーたちもセッションに加わったりと、熱狂がノンストップ状態。

『MINGLE FLAIR』が掲げる“交わるセンス”がまさに、目の前で起こってる状況に、お客さんみんなが大盛り上がりでした。その熱狂が冷めやらぬままに登場したのが、この日のトリを務めたDONGURIZU(どんぐりず)。フロアをさらに煽りながら魅せまくるパフォーマンスは、さすがの一言。しかもゼロ距離状態でDONGURIZU(どんぐりず)のライブが行われているから、もうお客さんたちのテンションもガチ上がり。フロア全体が最高のグルーヴに包まれていくのでした。

いろんな人のセンスが交わり、クロスオーバーしながら最高のグルーヴが生まれた『MINGLE FLAIR』のVol.2。フロアは最後までパンパン状態で、大盛り上がりのまま幕を閉じました。ダンスが好きな人だけじゃなく、ダンスに縁のなかった人もこの空間のグルーヴを楽しんでいたし、ファッション、音楽などのいろんな要素が交わった1日に、新たなコミュニティの誕生を強く感じました。次回は、どんなカタチでみんなを楽しませてくれるのか!?これからの『MINGLE FLAIR』に、激しく乞うご期待です!!

みんなのセンスが弾けてる!MINGLE FLAIRな人たちのファッションSNAP!!
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Profile

大上 真生

1998年大阪生まれ。中学生の時にマイケル・ジャクソンのPVを見て、ムーンウォークに憧れてダンスの道に。同時期にダンスを始めた兄の影響とMORTAL COMBATに触発され、以来、ブレイクダンスにのめり込んでいく。高校卒業後はUSJでパフォーマーとしても活動し、2016年に<BEAMS>に入社。MORTAL COMBATの下部組織・ネクストの一員だった時期もあり、現在はチームを卒業したものの、ライフワークとしてブレイクダンスを続けている。そして、2024年9月に“交わるセンス”をコンセプトとした新しいパーティー『MINGLE FLAIR』を立ち上げ、いろんな人が自己表現を楽しめる場所を提供している。

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