
ロームシアター京都10周年記念事業「レパートリーの創造 ホープス」として、西田悠哉/劇団不労社による新作公演『暗黒の喜劇』が上演される。2025年度のワーク・イン・プログレスを経てブラッシュアップされた本作は、豊岡、京都、横浜の国内3都市で上演。京都公演は2026年10月9日(金)から12日(月・祝)まで、ロームシアター京都 ノースホールで開催される。
着想のベースにあるのは、分断の深まる現代に広がる“陰謀論的思考”。架空の町「ゴォクマチ」を舞台に、生き別れの双子、地元スポーツ団の栄光と衰退、町長選挙を巡る対立が交錯していく。因習、権力、所有、執着といった劇団不労社の〈集団暴力シリーズ〉のエッセンスを引き継ぎながら、異なる物語=パラレルワールドを生きる人びとの幸福を探る、皮肉で切実な喜劇になりそうだ。
作・演出を手がける西田悠哉は、恐怖と笑い、ハイカルチャーとローカルチャーを掛け合わせながら、現代社会に潜む歪な人間模様を描いてきた劇作家・演出家。英語字幕付きでの上演も予定されており、京都から広がる新作演劇の現在地を感じられる公演になりそう。

PROFILE
作・演出
西田悠哉 Yuya Nishida

1993年東京都生まれ富山県育ち。劇団不労社代表。劇作家・演出家。アートコミュニティスペースKAIKA芸術監督。ハイカルチャーとローカルチャー、恐怖と笑いをハイブリッドに掛け合わせながら、現代社会に潜む歪な人間模様を滑稽かつグロテスクに描く作劇を特徴とする。京都大学大学院修了。創作と並行して、イギリスの劇作家ハロルド・ピンターの劇作術についての研究を行う。2021年より無隣館4期を経て青年団所属。2024年より“関西舞台芸術シーンの再興/再考”を軸とした運動体「西陽〈ニシビ〉」を始動させ、プロジェクトメンバーとして活動する。
主な受賞歴として、「関西演劇祭2021」ベスト演出賞、「若手演出家コンクール2022」優秀賞、「演劇人コンクール2024」最優秀演出家賞・観客賞など。セゾン文化財団2025-26年度セゾン・フェローⅠ。
劇団不労社
2015年に代表の西田悠哉が大阪大学を母体に旗揚げ。2022年より KAIKA アソシエイトカンパニー。近年はムラ社会的な閉鎖コミュニティを舞台とした「集団暴力シリーズ」に取り組むほか、実験的枠組として「FLOW series」を展開。2023年度「ロームシアター京都×京都芸術センター U35 創造支援プログラム“KIPPU”」にて上演した『MUMBLE ―モグモグ・モゴモゴ―』の成果より、「第2回 関西えんげき大賞」優秀作品賞・観客投票ベストワン賞、「第1回 日本みどりのゆび舞台芸術賞」HOPE賞など受賞。
公式サイト: https://www.furosya.com/
Instagram: @gekidan_furosya
X: @GekidanFurosya
レパートリーの創造 ホープス
西田悠哉/劇団不労社新作公演『暗黒の喜劇』
開催期間: 2026年10月9日(金)〜10月12日(月・祝)
会場: ロームシアター京都 ノースホール(京都市左京区岡崎最勝寺町13)
入場料: 一般3,800円、ユース(29歳以下)2,500円、18歳以下1,000円、夜公演早割3,500円、KYOTO EXPERIMENT提携割3,500円
チケットは7月18日(土)一般発売開始
公演・チケット詳細: https://rohmtheatrekyoto.jp/event/148427/
ロームシアター京都
公式サイト: https://rohmtheatrekyoto.jp
Instagram: @rohmtheatrekyoto
X: @RT_Kyoto