
彫刻家・デザイナーとして国際的に活躍した五十嵐威暢。PARCOを象徴するネオンサインをはじめ、サントリー、明治乳業、カルピスなどのロゴを手がけ、彼が生み出してきた立体的なアルファベット作品は世界的にも大きな注目を集めました。


今回の展覧会「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」は、北海道出身の五十嵐氏と札幌PARCOとのゆかりを背景に、2025年11月に札幌PARCO50周年を記念して開催された展覧会を再構成した巡回展。1994年に彫刻家へと転身する以前の、デザイナーとしての五十嵐氏のアルファベット作品に焦点を当てます。


AからZまでのアルファベットを題材にした彫刻・グラフィックデザインの作品や、心斎橋PARCO開業時に旧渋谷PARCOから移設された「A」(B2F)と「O」(13F)のネオンサイン、そして今回の開催にあわせて誕生した五十嵐ロゴの積木ベンチなど、心斎橋PARCO全体を舞台に五十嵐氏の創造性あふれる作品が一堂に展示されます。直筆の図版といった貴重な作品や資料も公開されるので、まさに特別な機会となるのです。





また、展覧会オリジナルビジュアルを使用した記念アイテムも多数登場し、五十嵐氏の貴重なオリジナル作品の額装販売も!!時代を超えても圧倒的な存在感と美しさを放つ五十嵐氏の作品を、ぜひ会場でゆっくりと観覧してください。

A–Z Homage to Takenobu Igarashi
日程: 2026年5月22日(金)〜6月14日(日)
場所: PARCO HALL(大阪市中央区心斎橋筋1-8-2 心斎橋PARCO 14F)
時間: 10:00〜20:00(入場は19:30まで。最終日は18:00閉場)
入場: ¥500(税込) ※未就学児無料
主催: パルコ
共催: 五十嵐威暢美術館かぜのび
協力: 金沢工業大学 五十嵐威暢アーカイブ/竹尾アーカイヴス
https://art.parco.jp/shinsaibashi/detail/?id=1915
Instagram: @parco_art
Instagram: @parco_shinsaibashi_official
北海道生まれ。デザイナー、彫刻家。多摩美術大学デザイン科卒業後、渡米。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。代表作にニューヨーク近代美術館のカレンダー、渋谷PARCO PART3やカルピス、明治乳業、サントリーのロゴの他、日本各地の地場産業の技術を駆使したプロダクトデザインがある。1980年代にはさまざまな素材を使いアルファベット彫刻を手がけた。グラフィック・プロダクトデザイナーとして活動後、1994年以降は本拠をロサンゼルスへ移し、彫刻制作に専念。石、木、金属、テラコッタ、ステンドグラスなど、さまざまな素材でパブリックアート作品を数多く制作した。2004年に帰国。故郷でデザイン会議を開催し、多摩美術大学では学長をつとめた。金沢工業大学内には「五十嵐威暢アーカイブ」が設立され、北海道新十津川町の「五十嵐威暢美術館かぜのび」では、自身の彫刻作品とアトリエを公開している。2025年2月12日、死去。80歳。
https://takenobuigarashi.jp/