大阪・十三を拠点に、世界各地で壁画を制作するアーティスト・BAKIBAKIさん。MARZELでもこれまでに二度取材し、その歩みや創作への思いを追ってきました。

そんなBAKIBAKIさんが、2025年大阪・関西万博・西ゲートに制作した壁画《希望の系譜》を、会期終了後も未来へ受け継ぐため、クラウドファンディングをスタート！

BAKIBAKIさんは1970年大阪万博跡地で育ち、自然の中に屹立する《太陽の塔》に強い影響を受けてきたアーティスト。55年後の万博にアーティストとして参加し制作した本作は、BAKIBAKIさんの集大成ともいえるものです。

しかし、万博終了後には壁画が解体される予定となっており、保存のための新たな移設先が必要とされていました。今回のプロジェクトは「アートを解体物として終わらせない」という思いから立ち上げられ、作品を解体・運搬し、十三の移設場所へ再設置する計画です。

移設先は、国内外のアーティストの壁画が街を彩る十三。
BAKIBAKIさんが5年間にわたり手掛けてきた「淀壁」のひとつとして、地域の新しいランドマークを目指します。