CASOアート特区プレゼンツの展示「虚ろな泡に触れるとき」が10月25日からスタート!本展は、花森重行の墨と色彩が織りなす幻惑的な表現と、清原由季の多素材を駆使した刺繍作品が交錯し、日常の奥に潜む微細な感覚や情景がぼんやりと浮かび上がるような時間が流れます。その一方で、ふつふつと荒々しいエネルギーをまとった作品群が空間に緊張感と迫力を与え、虚ろで幻想的な世界を演出。

両者の異なる表現世界が溶け合う、独特の時間と空気を体験できる展示は、観るものにとってきっと特別なものとなるはずです。会期は前期と後期に分かれているので、ぜひ現地でその瞬間を楽しんでください!

清原 由季

刺繍を中心とした繊細な手仕事で自然や神話をモチーフに、生命の根源と風景の間に響く空気を描き出す清原由季。兵庫県在住で1965年生まれ、2011年頃から刺繍の技法を用いた制作を開始。従来の女性的な刺繍表現とは異なり、毛糸や絹、金属、皮革などあらゆる素材を駆使し、油絵のタッチのような荒々しいエネルギーを感じさせる作品を生み出す。サロン・ドートンヌ展公式選出5回を含む国内外での展覧会に参加し、「神々の棲むところ」など個展を多数開催。
 
Instagram:@itokao_art_works

花森 重行

偶然性に満ちた墨のドローイングと対話しつつ、自由な線と鮮やかな色彩、そしてコラージュを重ねることで、幻惑的で多層的な表現を追求している。人の顔から始まり、群像、さらにより抽象度の高い「世界のかたち」を描くことにも挑戦している。2025年にはArt Spot Korinで「世界の襞に触れる」、アートスペース柚YOUで「虚ろとコトバを交わすとき」などの個展を開催。京都大阪を中心に活動。
 
Instagram:@kumahigetaro

INFORMATION

清原由季と花森重行二人展 「虚ろな泡に触れるとき」

日程: 前期 2025年10月25日(土)&10月26日(日)/後期 2025年11月1日(土)〜11月3日(日・祝)
場所: 堀江ベースCASO(大阪市西区北堀江1-17-1 COR 202)
時間: 13:00〜18:00(最終日は17:00まで)
入場: 無料
TEL: 06-6876-8831
主催・企画: CASOアート特区

Instagram: @horiebase_caso
Instagram: @seaside_studio_caso

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