
右:《むなかた》1167×727mm、キャンバスにアクリル、2025年(撮影:福嶋幸平)
金田涼子の個展が、京都 蔦屋書店と銀座 蔦屋書店で2025年9月12日(金)~10月6日(月)の期間に同時開催されます。金田涼子は、自然そのものや、神・自然現象といった人知を超えた存在を、キャラクターを用いて表現しています。日本画の表現と、マンガやアニメから影響を受けたキャラクター表現を掛け合わせた独自の作品世界は、国内にとどまらず海外からも人気を集めています。京都 蔦屋書店と銀座 蔦屋書店で同時開催となる本展では、日本各地を巡り、その土地に伝わる物語や文化をテーマにした新作を中心に展示されます。
京都 蔦屋書店「灯のまにまに」
京都 蔦屋書店のメインビジュアル《おのころ》は、兵庫県南あわじ市・沼島に伝わる「国生み神話」からインスピレーションを受けた作品です。沼島は、イザナギ・イザナミの神話に登場する「おのころ島」であるという説があり、本作は金田が実際に沼島を訪れ、見聞きしたことをもとに描かれています。展示タイトル「灯のまにまに」とは、旅の途中に現れる風景や記憶を灯火に見立て、その小さな明かりに導かれながら、身を委ねていく姿を表しています。キャンバス作品を中心に、旅の記録ドローイングを合わせて17点展示。
会期:2025年9月12日(金)~2025年10月6日(月)
時間:11:00~20:00 ※最終日のみ18:00閉場
会場:京都 蔦屋書店 5F エキシビジョンスペース(京都髙島屋S.C.[T8]5・6階)
入場:無料
主催:京都 蔦屋書店
協力:HRD ART株式会社
特集ページ:https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/49083-1408150808.html
銀座 蔦屋書店「島々のあとさき」
銀座 蔦屋書店での個展では、海の神として信仰されている宗像三女神の神話をはじめ、日本各地の風土や言い伝えに触れながら、それぞれの土地に息づく物語を描き留めた作品を中心に展示されます。「島々のあとさき」という展示タイトルには、金田が旅の中で出会った島々や、そこに宿る物語、風土、人の営みなどが、過去・現在・未来と交わりながら浮かび上がってくるような感覚が込められています。キャンバス作品と陶芸作品を8点展示。
会期:2025年9月12日(金)~2025年10月6日(月)
時間:10:30~21:00 ※最終日のみ18:00閉場
会場:銀座 蔦屋書店 アートスクエア(GINZA SIX 6F)
入場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
協力:HRD ART株式会社
特集ページ:https://store.tsite.jp/ginza/event/art/49412-1100520826.html
販売について
展示作品は、会場にて9月12日(金)11:00より販売を開始します。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

京都 蔦屋書店
公式サイト:https://store.tsite.jp/kyoto/
Instagram:@kyoto_tsutayabooks
X:@KYOTO_TSUTAYA
銀座 蔦屋書店
公式サイト:https://store.tsite.jp/ginza/
Instagram:@ginza_tsutayabooks
X:@GINZA_TSUTAYA
1991年 茨城県生まれ、2014年 横浜美術大学卒業。神や自然現象など人知を超えた存在を大小様々なキャラクターたちを描くことにより表現している。近年では日本の土着的な文化や日常的な気配などをテーマとした作品を多く制作。HRD ART株式会社がプロデュースとマネジメントおよびライセンス業務を担当している。2024年1月には高級機械式時計メーカー「FRANCK MULLER(フランクミュラー)」とのコラボレーションウォッチを発表した。2025年6月には中国最大級のエンターテイメント企業・ワンダ映画グループ(万達影視集団)のイベントにて、同グループでIPを手掛けるワンダグループ(万達集団)影時光のアートトイブランド「栖境Nestque」とのコラボレーションを発表し、上海のイベントに登壇した。
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