
ロフトワーク京都/FabCafe Kyotoから南へ徒歩2分。プロジェクトスタジオ「なはれ」で、リサーチプロジェクト「TALK NONSENSE 編み図アーカイブ・プロジェクト」が2025年8月23日(土)から9月7日(日)まで開催されます。戦時中のアメリカ・イギリス・カナダで市民向けに発行され“編み図”を現代に翻案し、手を動かしてものづくりを楽しむユニークなイベントです。
期間中は、初心者でも参加できるワークショップや、戦時中の編み図を印刷して持ち帰れる展示、プロジェクト成果のトークイベントなど、さまざまなプログラムが用意されています。効率だけを追わず、手間をかけることで見えてくる価値や、素材・デザインの新しい関係性を体験できるのがこのプロジェクトの魅力です。
京都で過去と現在をつなぐ手仕事の意味を体験できる貴重なイベント。戦時中の編み図に秘められた物語を、自分の手で編んでみませんか?
3つの体験プログラム
1. ワークショップ:1910年代に編まれていた「Cap Scarf」をつくろう
戦時中に兵士のためにデザインされた帽子とマフラーが一体になった「Cap Scarf」を編む1910年代にイギリスで編まれていた帽子とマフラーの奇妙なハイブリット「Cap Scarf」の作り方をレクチャーします。元のデザインは、戦時下の兵士たちのために設計されたもの。シンプルな編み方でできており、初心者の方でも安心してご参加いただけます。編み終わらなくても、道具ごとお持ち帰りOK。
日時:8月23日(土) 11:00〜13:00 / 15:00〜17:00、8月24日(日) 11:00〜13:00
参加費:9,900円(毛糸・編み棒・オリジナルバインダー込み)
定員:各回7名
ワークショップ申し込み:Peatixページ

2. 展示:編み図のコピー室
戦時中の編み図を自由に印刷・持ち帰ることができる「編み図のコピー室」。印刷した編み図を綴るオリジナルバインダーやトートバッグも購入できます。
開館日時:8月25日(月)〜9月7日(日) 13:00〜19:00 (9月1日休館)
利用方法:PCから好きな編み図を選んで印刷
料金:無料

3. トークイベント:成果発表会
プロジェクトのリサーチ成果や新たな発見を振り返る特別イベント。戦時中の編み図に込められた物語を現代に照らし、素材やデザインの新しい関係性を探るトークが予定されています。
日時:9月7日(日) 14:00〜16:00
14:00-14:40 TALK NONSENSE「Knits & Review」解説
15:00-15:40 トークセッション「着飾る欲望から、つくる欲望へ」
15:40-16:00 交流会
トークイベント申し込み:https://loftwork.com/jp/20250907_event_regist
TALK NONSENSE 編み図アーカイブ・プロジェクト
期間:2025年8月23日(土)〜9月7日(日)13:00〜19:00
会場:なはれ(京都市下京区本塩竈町534) ※FabCafe Kyotoから徒歩2分