愛らしい動物をモチーフにした作品を多く描いているイラストレーター・おおうちひなこ、目に見えない情景や何かとの繋がりを深く感じさせることが作風の特徴でもあるアーティスト・榮菜未子、アクリル画を中心に綿密な筆致とあたたかな色使いで独自の世界観を描く絵画作家・823hatsumi。

3人のアーティストがそれぞれの視点で描く、この街のどこか、はたまた遠い記憶のどこかにある景色。彼女たちならではの色彩と、美しいにじみ、そしてやわらかな輪郭が重なって描き出された日々のくらしの中にある情景を、ぜひ感じてください。言葉にならない感情や記憶がきっと、あなたの中にもよみがえったり、生まれてきたりすると思います。