
『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025』が、2025年4月12日(土)〜5月11日(日)の期間に開催されます。
テーマ「HUMANITY」
私たちは個人として、世界の一員として、どう生きるのか。
人間性には、素質や経験などそのすべてがあらわれる。変化し発展し続ける現代社会において、私たち人間はどう在るべきだろうか。
KYOTOGRAPHIE 2025のテーマ「HUMANITY」は、私たちの愛の力や共感力、危機を乗り越える力にまなざしを向けながら、日本と西洋という2つの異なる文化的視点を通じて人間の営みの複雑さを浮かび上がらせる。
関係性を大事にし、調和と相互依存を重んじる日本において、人間性とは、他者との関係性によって成り立ち、人間を自然界から切り離せないものとして捉えられる。一方、西洋では伝統的に個性や自由を尊重し、世界における人間の中心性を強調し、共通の善と普遍的な道徳原理を讃えている。
2025年のプログラムで展示する作品は、自らの経験が作品の中心になっていて、私たちの周囲を照らし出し感情を深く揺さぶる。それは一人ひとりの在り方をあらわにし、私たちが他者と出会い、思いやり、調和することができることを語っている。
写真の力を通じ、人間性とは何かをともに探し求めることが、他者への理解の一助となり、この混沌とした世界において自らがすべきことを共有するきっかけとなることを願う。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 共同創設者/共同ディレクター
ルシール・レイボーズ&仲西祐介
MAIN PROGRAM
参加アーティスト|会場
JR|京都駅ビル北側通路壁面 / 京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)
Martin Parr(マーティン・パー)|TIME’S
Graciela Iturbide(グラシエラ・イトゥルビデ)|京都市美術館 別館
Eamonn Doyle(イーモン・ドイル)|東本願寺 大玄関
Pushpamala N(プシュパマラ・N)|京都文化博物館 別館
Mao Ishikawa(石川真生)|誉田屋源兵衛 竹院の間
Eric Poitevin(エリック・ポワトヴァン)|両足院
Hsing-Yu Liu(劉 星佑 リュウ・セイユウ)|ギャラリー素形
Laetitia Ky(レティシア・キイ)|ASPHODEL / 出町桝形商店街 DELTA
Adam Rouhana(アダム・ルハナ)|八竹庵(旧川崎家住宅)
Lee Shulman & Omar Victor Diop(リー・シュルマン& オマー・ヴィクター・ディオプ)|嶋臺(しまだい)ギャラリー 東館
Tamaki Yoshida(𠮷田多麻希)|TIME’S
Keijiro Kai(甲斐啓二郎)|くろちく万歳ビル
Hiromi Tsuchida and others(土田ヒロミほか)|八竹庵(旧川崎家住宅)
チケット
パスポートチケット
全会場をスムーズにご覧いただける便利なパスポートチケット。会期中有効、各有料会場に1回入場可能。
一般 会期中6,000円(オンライン5,800円)/前売5,500円
学生 会期中3,000円(前売同額)
エクスプレスパスポート
列に並ばずすぐ入場できて、何度でも鑑賞できるドネーション・チケット。会期中有効。
一般 会期中15,000円(前売同額)
『KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭』とは?
世界屈指の文化芸術都市・京都 を舞台に開催される、日本では数少ない国際的な写真祭です。国内外の気鋭の写真家による作品展示を中心として、子どもから大人、アマチュアからプロ写真家までを対象とするさまざまなイベントや教育プログラムも開催し、写真を通して建築や歴史など関連分野にも造詣を深めていただけるよう取り組んでいます。
KYOTOGRAPHIE 2025 京都国際写真祭
会期:2025年4月12日(土)〜5月11日(日)
主催:一般社団法人KYOTOGRAPHIE
ウェブサイト:https://www.kyotographie.jp
Instagram:@kyotographie
X:@kyotographie_
KYOTOGRAPHIEネットワーク
KG+
KG+は、これから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的とした公募型アートフェスティバルです。京都から新たな才能を世界に送り出すことを目指し、意欲ある参加者を広く募集して展覧会を開催いたします。市内各所で展開される多様な表現が地域と訪れる人々をつなげ、新たな発見や交流がうまれることを期待します。
ウェブサイト:https://kgplus.kyotographie.jp
DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space
2020年秋に京都・出町桝形商店街に誕生したKYOTOGRAPHIE初となる常設スペース。賀茂川と高野川が合流する地点「鴨川デルタ」にちなんで名付けられ、東洋と西洋、伝統と革新、メジャーとアンダーグラウンド、ローカルとグローバルなど、2つの異なるものが合わさることで新しいものが生まれる潮流を発信していくプロジェクトスペースです。
ウェブサイト:https://delta.kyotographie.jp
KYOTOPHONIE
KYOTOPHONIEは、『KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭』の精神に基づき、新たに立ち上げた国際的なボーダレスミュージックフェスティバルです。ワールドミュージック・現代音楽・クラシック・電子音楽・ストリートミュージック……様々なジャンルを超え、国境も超えた素晴らしい音楽のライブ演奏を京都の特別な空間で体験する、そんな音楽祭を目指しています。
ウェブサイト:https://kyotophonie.jp