アーティスト、建築家、著者など多岐にわたる活動を行っている坂口恭平による神戸での初めての展覧会が開催中です。
坂口恭平は、2004年に写真集『0円ハウス』をリトルモアから出版して以来、『独立国家のつくりかた』など数々の書籍を発表し、独自の視点でユニークな発想を展開してきました。本展覧会では、坂口が鬱の時期に制作したアルバム「everyday」が流れる空間で、彼によって日々の営みとして生み出された作品の数々を展示されています。故郷である熊本の瑞々しい風景や、日常の中の食べ物、アーティスティックな抽象画などが様々な手法によって描かれています。坂口の日常を優しく愛でる世界観が広がります。会場では新作を含む約50点の作品のほか、著書、ポストカードセットなどのグッズも販売中。
坂口恭平展「everyday」
会期： 2024年11月2日（土）〜4日（月・祝）、8日（金）〜11日（月）、15日（金）〜17日（日）
営業時間： 13:00〜18:00
会場： OAG Art Center Kobe（兵庫県神戸市東灘区本山北町6-17-32）
アクセス： 阪急神戸線岡本駅より徒歩約8分、JR摂津本山駅より徒歩約12分
入場料： 無料
企画・運営： OAG Art Center Kobe
OAG Art Center Kobe公式サイト： https://oagartcenter.com
Instagram： @oagartcenter
OAG Art Center Kobe（オーアーゲー アートセンター神戸）について
2023年秋にOPENしたOAG Art Center Kobeは、公益社団法人オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会（以下OAGと称する）が所有する文化施設です。毎月のアートクラスの他、不定期で展覧会、イベントなどを開催します。芸術と社会の健やかな循環を目指し、地域と世界を結んでいきます。OAGは日本を主要とした東アジアの国々をドイツ語圏の国々に日本を紹介することを主要な目的として、1873年（明治6年）在日ドイツ人の集まりを母体として東京で設立されました。
1978年熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、建築家、絵描き、歌い手、踊り手など、さまざまな分野で活動を続ける。2004年に写真集『0円ハウス』を刊行。著書に『独立国家のつくりかた』『徘徊タクシー』『現実宿り』、近刊に『生きのびるための事務』『その日暮らし』がある。美術家として、カナダのバンクーバー州立美術館にて個展を開催後、現在は展覧会を各地で開催する。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催した。
公式サイト： https://www.0yenhouse.com
Instagram：@kyoheisakaguchipastel
X：@zhtsss