独自のアプローチで創作の深化を続けている奇才の美術家・三澤亮介。彼が唱える「メディアパラドックス」という技法は、パブリックドメインとなったデジタルメディアを基に、自らのルール内で変成させ、アナログな手法で絵画として昇華させるもの。

古典作品をマッシュアップし、徹底的に解体・再構築することで新たな形を生み出す彼のプロセスは、写真と絵画の境界線を探るものであり、視覚的に新たな現実を作り出しています。写真の客観性と絵画の主観性を融合させ、デジタルとアナログ、現実と仮想の境界を超えた二頂対立の表現を模索し、近年では「不在の所在」をテーマに、AIとの対話・共作を通じて表現を追求。

本展の「Vessel Symphonica」では、新旧の作品を織り交ぜながら、彼がどのように自らの枠を超え、新たな表現を追求しているのか、その過程を存分に体感できる展示になっているから、ぜひ現地に足を運んでみてください!!

三澤 亮介
美術家

1992年生まれ。福井県出身。立教大学映像身体学科卒業。メディアパラドックスという独自の手法を提唱している。「固定概念のアップデート」をコンセプトに、アナログとデジタル、写真と絵画を制作の中で横断する。
 
https://www.ryosuke-misawa.com/
Instagram: @ryosuke_misawa_53

INFORMATION

三澤亮介 「Vessel Symphonica」

日程: 2024年6月14日(金)〜6月30日(日)
場所: haku kyoto(京都市下京区中之町566)
営業: 金曜・土曜・日曜
時間: 14:00〜20:00
TEL: 075-585-5959
※月曜・水曜・木曜はスタッフ不在ですが自由に観覧可能

https://www.haku-kyoto.com/
Instagram: @haku_kyoto

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