アートグループ『透明回線』のペインターでもある中尾瞬氏の個展「AS」がチグニッタスペースで2月10日(土)より開催されます。現代を生きる“人として”の部分にフォーカスした「AS」をタイトルに、2022年から書き続けているグラフィティーシリーズに加え、新作「ウィンドウシリーズ」も発表されます。

グラフィティシリーズについて

アルゴリズムの進歩により、スマートフォンを開けば、ネットが全てをレコメンドしてくれる現在。個人の意思や主張、行動はそれと反比例してるのではないか。誰もが自由に発言できるSNSは、匿名性も相まって、一つ一つの言葉に『覚悟』がないようだ。社会的不満やナワバリ争いなど主張の一つとして描かれてきたグラフィティーアート。違法行為として描かれることもあるが、そこにはそれ以上の主張と『覚悟』を感じる作品が数多くあり消されることなく残ってきたものも多い。グラフィティシリーズは、そんな文化をモチーフとして描いている。

中尾 舜
SHUN NAKAO

1992年兵庫県朝来市生まれ、大阪市在住。大阪芸術大学デザイン学科卒業後イラストレーターとして活動。2019年コロナ禍を経験し本格的にアーティスト活動を開始。並行して、2012年に同大学同期で結成されたアートグループ『透明回線』のペインターとしても活動している。幼少の頃から、80年代のファッションや音楽、漫画、アニメ文化などに大きく影響を受け、生活していて自分が感じる違和感や環境、文化をビジュアル化することをテーマに作品を制作。

公式サイト:https://www.shunnakao.com
Instagram:@shun_nnnn
X:@shun_galaxy

INFORMATION

中尾 舜 個展「AS」

会場:チグニッタスペース(大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル1F奥)
期間:2024年2月10日(土)〜18 (日)※会期中無休
時間:13:00〜19:00
入場料:無料・予約不要
ギャラリートーク:2024年2月10日(土)15:00〜

chignitta公式サイト:https://www.chignitta.com
Instagram:@chignitta
X:@chignitta

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