奈良の老舗・中川政七商店が、令和6年能登半島地震で被災した北陸の工芸への支援として、企画展「北陸のものづくり展」を全国50店舗とオンラインショップで開催します。

輪島塗や九谷焼をはじめ、北陸はものづくりの宝庫です。令和6年能登半島地震により、北陸の工芸事業者は工房の倒壊や商品の破損など被害を受けており、特に輪島塗や珠洲焼、七尾和ろうそくなど能登半島を産地とする工芸への被害は甚大で、事業再開の目途が立たない作り手が多数です。多くの工芸は分業制。一社の存続が、そして一人ひとりの職人の存在が、工芸の未来を左右する危機的状況といえます。

本展は、北陸の豊かなものづくりを手に取っていただくとともに、商品の購入がそのまま被災地の工芸支援へつながる取り組みです。販売する石川県、新潟県、福井県、富山県の4県で作られた商品最大750種類の売上全額に加え、中川政七商店による義援金を「輪島漆器商工業協同組合」など作り手への直接的な支援につながる窓口へ寄付されます。関西では奈良本店、関東では渋谷店にて大きく展開しています。

中川政七商店
なかがわまさしちしょうてん

1716年(享保元年)に創業し、手績み手織りの麻織物を扱い続ける奈良の老舗。近年は「日本の工芸を元気にする!」 をビジョンに掲げ、工芸をベースにした生活雑貨のSPA( 製造小売り ) 業態を確立し、全国に約60の直営店を展開。コンサルティングや流通サポート事業、産地単位での地域振興にも取り組む。

INFORMATION

北陸のものづくり展

開催期間: 2024年1月31日(水)〜3月5日(火) ※店舗により取扱商品は異なります
開催店舗: 中川政七商店 直営店50店舗(「分店」、「遊 中川」、「日本市」を除く)、オンラインショップ
寄付内容: 企画展での売上全額を、工芸支援につながる窓口へ寄付。詳細は公式サイトへ。

公式サイト: https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/e/ev0594/
Instagram: @nakagawamasa7
X: @nakagawamasa7

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