笑いと涙の人情喜劇でおなじみの松竹新喜劇が、今年一気に若返ったのをご存知ですか？2023年5月に藤山扇治郎さん、渋谷天笑さん、曽我廼家一蝶さん、曽我廼家いろはさん、曽我廼家桃太郎さんの5名を中心とした新体制がスタート。主に30代のフレッシュな若手が、松竹新喜劇を盛り上げます。

そして2024年1月、いよいよ新体制になって初の京都・南座公演が開幕！今回はAプロ・Bプロの二部制で上演されます。

Aプロは、松竹新喜劇が受け継いできた歴史ある演目『小判掘出し譚（ものがたり）』を、村角太洋演出の令和バージョンにブラッシュアップ。名作喜劇が現代にどう蘇るのかが見どころです。

そしてBプロは、わかぎゑふ作・演出の『蕾（つぼみ）』。1997年に上演されたオリジナル作品『お見合』を、松竹新喜劇のために書き換えた新作です。

松竹新喜劇の新リーダーたちとタッグを組み、新春公演に華を添えるのは、女優・タレントの久本雅美さん。取材会では「私どう考えてもこの子らのお母さん的な感じなんですけど」と笑わせつつ、「天外さんから、僕らは喜劇をやってるんやから、リアルはええけどシビアはあかんでと、喜劇の根本を教えてもらいました」と前代表の渋谷天外さんの思い出に触れる一面もありました。

2024年の初笑いは、若手5名が中心となり、新しくなった松竹新喜劇から。新春1月2日（火）からの公演を楽しんで、一年を晴れやかにスタートしてください！

近々、若手メンバーの曽我廼家桃太郎さんの単独インタビューも公開予定。意外すぎる前職（元サラリーマン）から公演への意気込み、喜劇役者としての矜持など、あれこれお話を伺っていますので、そちらもお楽しみに！