大阪・今里の住宅街に突如出現する真っ白なハコが、現代アートギャラリー『JITSUZAISEI』。自らも現代アーティストとして活動するMINAMI MIYAJIMAさんがオーナーを務め、気鋭の若手アーティストの作品発表の場として注目を集めています。(MINAMI MIYAJIMAさんのインタビューはこちら

12月の展示は、振本聖一 個展「2nd:melting paint」。絵の具を凍らせて、展示会場で溶かして絵を描く作品が展示されます。

今回の展示についてMIYAJIMAさんは、「会場の高さを活かして高所から絵の具を溶かします。パネルの下にまたパネルを配置し、垂れた絵の具でも新たに画面を作ります。それぞれどのような画面ができるのか、実験的な試みを是非ご高覧いただきたいです。」とコメント。会期中にはアーティストトークも開催されますので、そちらもぜひチェックを!

展示ステートメント
絵の具を凍らせて、展示会場で溶かして絵を描く 「melting paint」と言う作品を制作しています。
今回で3回目の展示です。
凍らせている物は、僕が飲んだり食べたりした物の容器を使用しており、摂取した体積で描いています。
その場の環境から影響を受け、生まれてくる作品です。
最近は、色と場所について考えています。

振本 聖一
Furimoto Toshikazu

1994年大阪府大阪市生まれ
2018年秋田公立美術大学美術学部美術学科ビジュアルアーツ専攻 卒業
『記録と記憶の中間にある物』をテーマに作品制作をしています。
 
賞歴
2015年
高嶺格プロデュース展「明日の拷問」鬼畜賞 受賞
 
個展
2017年
「小展≪small exhibition≫」 ココラボラトリー(秋田)
2019年
「ちょっとしたわすれもの」 Gallery そら(鳥取)
2020年
「記憶と記録の中地点」 カフェギャラリーきのね(大阪)
2022年
「残したモノの行く末は」gekilin.(大阪)
「実験美術:melting paint」gekilin.(大阪)
「1st:melting paint」TORGALLERY(兵庫)
 
グループ展
2016年
「ありのままごと」秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT(秋田)
2018年
「人生のちょっとした二人」 ココラボラトリー(秋田)
2020年
「月会」 カフェギャラリーきのね(大阪)
2022年
「The Store contemporary art exhibition」NU茶屋町 4F STAND PARK(大阪)
2023年
「マンションみどり 春の新生活応援祭りvol.2」マンションみどり(大阪)
「m.m.m」アトリエ三月(大阪)
 
アートフェア
2022年
「CASOアート特区 x #ARTGOESON presents SESSION 3 “MOVE ON / Yes, art goes on”」
SEASIDE STUDIO CASO(大阪)
「OSAKA LAUGH&ART 2022」大阪市中央公会堂(大阪)
 
Instagram:@furimoto_toshikazu
X(Twitter):@F_toshikazu

INFORMATION

振本聖一 個展「2nd:melting paint」

12月8日(金)~12月28日(木)
営業時間 14:00~22:00 / BAR 19:00~
※火曜日・水曜日 休廊
https://www.jitsuzaisei.com/

アーティストトーク
12月17日(日)17:00~
参加費: 500円(ワンドリンク付き)
聞き手: 田中めい(キュレーター)

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