日本文学や古典、神話に根ざした言葉と物語に新たな命を吹き込む独自のビジュアルランゲージを持つアーティスト、川村摩那。彼女の作品は、言葉と色彩の間の微妙なバランスを探求し、鑑賞者には文学作品を物理的・視覚的な形で“観る”経験を提供します。初の個展となる今回は、川村がインスピレーションを受けた既存の作品と、自らの言葉で綴ったテキストの一節をもとにした新作を発表。

また、タイトルの「そうして明くる日も明くる日も」は、彼女が本店に併せて書き綴ったテキストから抜粋した一節で、日常生活の一瞬一瞬を捉え、その連続性と不連続性、そしてその中での人間活動や感情の変遷を考察するものになっています。このフレーズは鑑賞者それぞれに異なる解釈を促し、多面的な日常経験に対する新たな視点を提示してくれるはず。視覚と言葉、物語と現実が交錯する舞台となり、鑑賞者が文化や人生について多角的に考え、感じる機会となる「そうして明くる日も明くる日も」は、9月15日(金)からで京都の現代アートギャラリー『haku』で開催されるので、観る・読むを交互に連動させる作品をぜひ体感してみてください!

川村 摩那

1995年生まれ 兵庫県神戸市出身
2014年 早稲田大学文学部 日本語日本文学コース 入学
2018年 早稲田大学文学部 日本語日本文学コース 卒業
2021年 京都芸術大学 修士課程芸術研究科 美術工芸領域 油画専攻 入学
2023年 京都芸術大学 修士課程芸術研究科 美術工芸領域 油画専攻 修了
 
【グループ展】
2022年 「conversation」 haku kyoto(京都)
2022年 「Fiction と Feeling」 西武池袋本店2階アートカプセル+(東京)
2022年 「ARToVIILA MARKET」 FabCafe Tokyo(東京)
2022年 「SHIBUYA STYLE vol.16」 西武渋谷B館8階=美術画廊・オルタナティブスペース(東京)
2023年 「conversation」 haku kyoto(京都)
2023年 「MITSUKOSHI Art Selection」 日本橋三越本店7階 催物会場(東京)
2023年 「KANSAI VOICE vol.2」 nca | nichido contemporary art(東京)
 
【アートフェア】
2022年 「Asian Students and Young Artists Art Festival 2022」 弘益大学現代美術館(ソウル)
2022年 「3331 ART FAIR 2022」 3331 Arts Chiyoda(東京)
2023年 「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023」 京都文化博物館別館(京都)
 
Instagram:@kawamura_drawing

INFORMATION

川村摩那 個展「そうして明くる日も明くる日も」

日程: 2023年9月15日(金)~10月1日(日)
場所: haku kyoto(京都府京都市下京区中之町566)
営業: 金曜日、土曜日、日曜日
時間: 12:00~20:00 ※月曜日、水曜日、木曜日はスタッフ不在ですが、観覧自由
TEL: 075-585-5959

9月16日(土)19時~21時にオープニングレセプションを開催。
飲食の出店はtagiri kyoto

https://www.haku-kyoto.com/
Instagram:@haku_kyoto

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