漫画家、映像監督として幅広いジャンルで作品を生み出し続ける作家・大友克洋氏が、自身の企画とプロデュースで贈る全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」(講談社)が、絶賛刊行中です。この全集の第1期において、1988年に公開された劇場版アニメーション映画『AKIRA』に関連するセル画展が、東京で開催され(8月31日に終了)、全日チケットが完売し、「チケットを手に入れられなかった」「もう一度見たい」といった声が寄せられ、大きな注目を集めました。
そんな声に応えて、大阪での巡回展が決定。場所は心斎橋PARCO 14Fの「SPACE14」で、2023年10月6日(金)から開催されます。会場では大阪限定グッズの販売や、東京会場で話題となった入場特典(全集印刷時のゲラ刷り)を配布される予定(なくなり次第終了)。入場については事前予約となり、予約方法の詳細は、セル原画展特設サイトPARCO ARTサイトにて後日発表されます。
ファンにとって絶対に見逃せない機会です。ぜひ予定に入れておいてください!

セル画展内容

マンガを描いた作家自らが監督を担当した、劇場版アニメーション映画『AKIRA』(1988年)。
刊行中の「大友克洋全集」第1期に、「絵コンテ集」も含め複数巻上梓した劇場版関連書籍の中から、「原画・レイアウト集」にも収録した、大友監督私蔵のセル画や貴重な直筆レイアウト約650点超を、大友氏自身のチョイスにより惜しまず、できる限り展示、初公開。マンガ、映画に続き、今回も作者・大友克洋氏自らが企画構成し、劇場版の新たな楽しみ方をプロデュースするセル画展となります。
セル画展示は「NEO TOKYO」「NIGHT-MARE」「CATASTROPHE」と大きくシーンを分けて、映画の設計をも垣間見ることができる内容です。また、来場者も撮影可能なフォトスポットでは、名シーンの一つである「ナイト・ベア」のシーンを再現。もちろん全集を手にとって見ることができるコーナーもあります。
東京展でも話題を呼んだ会場BGMは、芸能山城組『Symphonic Suite AKIRA』のリミックス・バージョン。久保田麻琴氏、小西康陽氏が参加したリミックスも必聴です。

販売予定グッズ情報

大友克洋全集も販売されます。

大友克洋全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」について

漫画家、イラストレーター、映像監督、シナリオライターなどのジャンルに囚われない顔を持つ作家・大友克洋氏が、日本から世界中に衝撃をもたらした『AKIRA』を始め、まったく新しい表現を自らプロデュースするまったく新しい個人全集です。その作品の集積は、一人の作家のパーソナルな仕事集というだけでなく、1970年代から現代までの漫画、アニメ、映像までをも含む、現代文化の冒険を愉しめる作品集となっています。

公式サイト:https://otomo-complete.com

基本情報

・判型:B5判変型サイズ
・第1期全巻購入特典:「大友克洋オリジナルデザイン 全集特製Tシャツ」(第1期全11巻封入の応募券を集めて応募)
・各巻ごとに異なる初版限定「大友克洋デザインステッカー」封入
・タイトルにより巻末に大友克洋氏自身の解説入り
・装丁デザインは、大友克洋自身が担当

大友 克洋
漫画家/映画監督

宮城県登米市出身。1954年生まれ。1973年、「漫画アクション」(双葉社)にて『銃声』で漫画家デビュー。
漫画の代表作として、『気分はもう戦争』(原作:矢作俊彦)、『童夢』、『AKIRA』など。アニメーションは、『幻魔大戦』(1983年 監督:りんたろう)のキャラクターデザインを担当した事をきっかけに、1988年には、『AKIRA』映画化にあたり自ら監督。実写映画では、1991年『ワールド・アパートメント・ホラー』、2007年『蟲師』(原作:漆原友紀)など。
デザイナーとして、2015年、東北震災で被災した仙台空港には復興をテーマに、2020年、東京工業大学大岡山キャンパスには五大エレメントをモチーフにしたレリーフを、それぞれデザイン監修として担当した。2013年には紫綬褒章を、2014年にはフランス芸術文化勲章オフィシエを授与され、同年アニー賞ウィンザーマッケイ賞を受賞。2015年、フランスのアングレーム国際マンガ祭でグランプリを受賞。

INFORMATION

大友克洋全集 AKIRAセル画展

会期: 2023年10月6日(金)~10月24日(火)
営業時間: 10:00~20:00 ※入場は閉場時間の30分前まで ※最終日は18:00閉場
会場: 心斎橋PARCO 14F SPACE14(大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3)
入場料: 1,500円(税込)
入場特典: 全集印刷時のゲラ刷り1枚(なくなり次第終了予定)

※未就学児は保護者同伴に限り入場可(入場無料)
※入場は事前予約となります。
※予約方法の詳細は、後日セル原画展特設サイト・PARCO ARTサイトにて告知致します。

主催: 講談社
協力: パルコ
企画・制作: パルコ・講談社

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