TOPICSトピックス

月亭太遊+笑福亭羽光「拡張する落語」京都編。創作落語の名手であり牽引者であるお二人の落語会が京都のホワイトキューブスタジオ『lux studio kyoto』で5月20日(土)に開催されます。

月亭太遊さんと笑福亭羽光師匠は、それぞれ京都と東京を拠点に活動しています。お二人は「創作落語」に情熱を注ぎ、太遊さんは新しい文化や風習を創り出す才能を持ち、シミュラークルな世界を描き出し、羽光師匠はSFの世界を落語に取り入れ、自身の人生も落語にするメタ構造落語を得意とします。
常に明日の落語を見据え、落語界のアバンギャルドとして活躍しているお二人の落語会が催される『lux studio kyoto』は、壁、床、天井全てが真っ白でノイズが一切ない空間です。この白い空間が生み出す緊張感と柔軟性の中で、どのような落語を披露されるのかに注目が集まります。

また、羽光師匠は、普段は東京を拠点に活動しているため、京都で落語を聴けるのは貴重な機会になります。さらに、このお二人の落語会は夏には東京でも開催され、京都と東京を結ぶクロス企画となっています。春は羽光師匠が京都を訪れ、夏は太遊さんが東京へ行く。最終的には、この旅を書き留めた落語旅ルポルタージュZINEが発行されるという企画です。

lux studio kyoto内観

※本会はBGMや出囃子を生の三味線でお届けします。
三味線:小森宏美

笑福亭羽光
しょうふくてい うこう

奇妙でノスタルジックな世界へ導く新作落語家。読書家としても知られ、とりわけSF小説を愛読し、本や映画をモチーフにした創作落語で異彩を放つ。下ネタも華麗に落語にしてしまう。代表作は多層構造のメタ落語「ペラペラ王国」や、自身の実体験を基にした「私小説落語」シリーズ。1998年から4人組お笑いユニット「爆烈Q」として活動し、講談社週刊少年マガジンの第三十五回ギャグ漫画新人賞をきっかけに「のぞむよしお」のペンネームで漫画原作者としての活動を開始。2007年に「爆裂Q」解散。同年に笑福亭鶴光に入門し、34歳で落語の道へ。2021年真打昇進。「ペラペラ王国」にて「第4回 渋谷らくご大賞 創作大賞」、「2020年NHK新人落語大賞」を受賞。
 
https://www.syoufukuteiukou.com/
Twitter:@syoufukuteiukou

月亭太遊
つきてい たいゆう

1984年大分県生まれ。漫才師を経て2010年月亭遊方に入門し落語家の道へ。R-1グランプリ準決勝や平成25年度 NHK新人演芸大賞の決勝に進出後、各地の地域に根差した活動がライフワーク。2014年より京都の銭湯の二階にて居候をしながら毎週新作落語を披露する「ネオラクゴ・フロンティア」を2年間開催。京都の銭湯数珠つなぎ落語会「ちゃいちゃい寄席」を立ち上げ、現在も開催中。1ヵ月間毎日ネタおろし企画「ネオラクゴ・ストラグル」やラップを取り入れた「らぷご」など新たな落語の表現を追求している。2017年に別府市のアートインレジデンス「清島アパート」入居をきっかけにアート方面の活動も展開中。
 
Instagram:@taiyuexpo2025
Twitter:@taiyu1984

小森宏美
こもり ひろみ

「三味線は人生にずっと寄り添ってくれそう」だと思い、三味線目的で落語研究会に入り、今も弾き続けている。プロフィール画像の背景はお世話になった先生にいただいた浴衣。

INFORMATION

月亭太遊+笑福亭羽光「拡張する落語」京都編

会場:lux studio kyoto / 逢坂憲吾写真事務所(京都市中京区壬生相合町13-15 ナカミチアトリエ301)
開催日: 2023年5月20日(土)
時間: 本落語会は2回公演です。各回公演内容は異なります。
第1回: 10:30開場、11:00開演、12:30終演予定
第2回: 13:30開場、14:00開演、15:30終演予定
参加費: 各回2,500円(税込) / 通し券4,000円(税込)
参加方法: 要事前予約(公式ページ内予約フォーム、またはメールにて受付)
主催: 本屋しゃん / 逢坂憲吾写真事務所

本屋しゃん公式サイト:https://honyashan.com/
本屋しゃんInstagram:@honyashan

lux studio kyoto公式サイト:https://osaka-photos.com/lux-studio-kyoto/

MARZELでは関西の様々な情報や
プレスリリースを受け付けています。
情報のご提供はこちら

TWITTER
FACEBOOK
LINE