「純喫茶」や「出汁(だし)文化」といった大阪ならではの食文化の魅力を発信し続ける「食祭テラス」。今回注目したのは、大阪の新たなソウルフードともいわれる「スパイスカレー」です。市販のルウや小麦粉を使わず、何種類ものスパイスを組み合わせて作られる「スパイスカレー」は、大阪で人気が急上昇。なんでも“面白がってやってみる”大阪人気質にマッチしたともいわれています。また、日中の時間帯だけ書店などの一角でランチ営業をする“間借りカレー”や“副業カレー”など、その営業スタイルも独自の発展をしてきました。
今回はそんな自由度の高い大阪スパイスカレーの魅力を伝える出版社インセクツの松村さんを迎え、スパイスカレーの博覧会を開催。カレー店は2日ごとに入れ替わり全14店舗。何度でも通いたくなるラインアップにご注目!さらに、スパイスカレーの世界がさらに広がるお店も登場するほか、ストリート文化の代表“ZINE”のワークショップも行います。
今回のプレゼンターには、スパイスカレーの伝道師が登場
『関西のスパイスカレーのつくりかた』編集者の松村さん。お店のカレーを食べ歩く中、カレーカルチャーを体感し、その楽しさを紹介すべく書籍を出版。スパイスカレーが広く一般的に浸透した今、皆さんにはお店のスパイスカレーを食べるだけでなく、おうちでスパイスカレーを作ったり、もっともっと日常的にスパイスを楽しんでもらえたら。松村さんのそんな熱い想いとともに、今食べてほしい!スパイスカレーのお店が登場します。
全14店のスパイスカレーを堪能できる6日間をお見逃しなく!
カレー店が2日ごとに5店舗ずつ入れ替わり、期間中全14の人気店が登場します(※1店舗のみ重複)。食べ比べも楽しい、全国各地の名店をギュッと楽しめる、マニア垂涎企画をお楽しみいただけます。
◎8月31日(水)・9月1日(木) ※ラストオーダー19時30分
◎9月2日(金)・3日(土) ※ラストオーダー19時30分
◎9月4日(日)・5日(月) ※ラストオーダー19時30分
“スパイスカレーの世界”をもりあげる名店も出店!
目で楽しみ、 鼻でスパイスを感じ、 そして食べて美味しい。 五感で楽しめるのがスパイスカレー。 スパイスカレーにぴったりな味わいのドリンクバーや、 スパイスカレーの世界には欠かせない音楽のお店も登場します。
大阪市北区中津のスパイスカレー店によるドリンクスタンドが連日出店。コクのある甘みのラッシーや、 インド・バラナシ屋台の味をイメージしたチャイをご用意。
2000年にオープンし、音楽好きの間で愛され続けるレコードショップ。今回は、インド、パキスタン、ミャンマー、ベトナムなどなど、東南アジアを中心としたCDやレコードなど約50種類をセレクトしてご紹介。
深まるカレー愛、 加速するローカル愛!ワークショップも開催!
『UMEDA CURRY ZINE作り』
ストリートカルチャーとして始まった“ZINE”。 今では幅広い解釈で個人やグループで作られる、 趣味性の高い冊子がそう呼ばれることも。 今回は、 カレーと梅田をテーマに、 各々が考えるカレーと梅田の写真や文章を使ってまとめ、 参加者みんなで一冊のZINEを作ります。
◎9月3日(土)午後3時~、 4日(日)午前10時30分~ (所要時間:約60分)
◎定員:各回15名さま
◎参加費:3,300円 ※ZINEは製本後、 約1カ月後のお届けとなります。
『石濱匡雄さんのベンガル料理トーク&レクチャー』
インドの弦楽器シタール奏者で、インド在住経験を生かしたレシピ本『ベンガル料理が食べたい』と、自身の体験を綴ったエッセイ『インド音楽とカレーで過ごす日々』をリリースした石濱匡雄さん。刊行記念のベンガル料理トーク&レクチャー会を開催します。
◎9月4日(日)午後4時~(所要時間:約60分)
◎定員:20名さま◎参加費:3,000円(カレーの試食付き)
「阪神のスパイスカレー博覧会」
場所: 阪神梅田本店 1階 食祭テラス
日程: 2022年8月31日(水)~9月5日(月)
阪神のスパイスカレー博覧会2022 公式サイト
食祭テラス Instagram: @hanshin_1ffoodevent